【感想・ネタバレ】ハウスワイフ2.0のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2014年03月22日

会社にとって理想的な従業員でいたら女性は子供は持てない。あーやっぱりアメリカでさえそうなんだなあ、と逆に安心した。会社に使われるのではなく自分の人生を生きる人達を実例で、かつ歯に衣着せぬ表現で紹介分析してる執筆姿勢に共感しました。

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Posted by ブクログ 2014年03月02日

不況が長引くアメリカにおいて、20-30代高学歴女性の間で主婦回帰の流れが起きているという事実を、ハーバード大卒の女性ジャーナリストが詳細にレポートしたもの。これは、彼女たちの前向きな選択によるものであるが、一方で、職場に残って会社に物申す女性を減らすことにもつながるので、長期的にみて女性の社会進出...続きを読むにはマイナスに働くであろうこと、また、基本的に夫の収入のみに頼ることになるので、何らかの事情で夫がいなくなってしまった時の経済的自立に不安が残るという問題点がある。

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Posted by ブクログ 2015年02月12日

ハウスワイフ2.0に対する著者の態度があまり 一貫しておらず、何が言いたいのか分かりづらい感じがした。でも全体的には面白かった。私はフリーランスで家で働いているけど、やっぱり専業主婦は旦那の稼ぎがいいから専業主婦でいられるんだと言うひがみはあります。この本では、ハウスワイフ2.0に、そういう経済的に...続きを読む恵まれた立場にあることを忘れないようにと述べているところに共感できた。それからなんでも家で手作りするのはいいけど、旦那の稼ぎに頼っている以上、離婚や旦那の健康の問題などで収入がなくなったときにリスクがあることを忘れないようにと言う警告もとても真当だと思います。

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Posted by ブクログ 2014年12月01日

これはなかなかに衝撃的かも。へー、アメリカでねえ! という驚きもありつつ、不景気だしね…職探しが難しいと専業主婦になりたがるよな、そりゃ。しかしこれ、日本では著者は推進派みたいに宣伝されているけど、読んでみると「女性も仕事しといた方がいい。いつ離婚するか分かんないし、将来子どもが『手作りのご飯や洋服...続きを読むをありがとう』なんて絶対言ってくれないよ」っていう主張でしたが。

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Posted by ブクログ 2014年04月18日

 「ハウスワイフ2.0」エミリー・マッチャー著 森嶋マリ訳(文藝春秋刊)を読んだ。本のタイトルと「会社に使われない新しい生き方」に興味をもった。この本の表紙を見る限りキャリアを捨てて専業主婦の道を選ぶ人が増えているのだろうかとも思える。実際はそういった話よりも、専業主婦でありつづける人にもキャリアと...続きを読む家庭の両立に奮闘する主婦にも、現代社会とどのように向き合って生きていくかを考えさせてくれる内容になっている。

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Posted by ブクログ 2014年04月18日

アメリカで高学歴の若い女性の主婦回帰現象が起きている示唆をした本。ただ、その実、本当に主婦回帰しているのは富裕層ではなく中流階級以下だった、ということが最後に述べられている。(前段が長い…)
原因としては、食の安全問題と不景気による仕事の無さや閉塞感が大きく、逃げ場として昔ながらの全て手作りするホー...続きを読むムメイカーが実は女性の一番素敵な生き方だ、と自らを肯定している感じ。ただし、インターネットの普及により、主婦も昔に比べて人とのつながりが感じられるようになっているため、それでも生きやすくなっている。
いわゆる高学歴層の主婦や一部のカリスマ主婦は、ブログを通して自分を売り込み、サイドビジネスで成功している。しかし、それを見てフォローしている主婦の多くは中流階級以下であり、そもそも仕事につけないという根本問題も抱えていたりする。
日本でも同じ事が起きるのかを考えたが、近い流れはあるとは思う。高学歴層の主婦志望は若者の中でも高いし、食の安全問題はアメリカ程ではないが関心事である。ただし、日本はやや好景気なので、仕事につけないとという所はそこまで強い課題ではない。むしろアメリカよりも女性の社会進出に対して制度も含めて理解が得られていない状況が前提だ。
ただ、労働人口は減り主婦活用はせざるを得なくなる。ただし既存のスキルがない主婦ができる仕事は限られるし、より自動化も進む。接客のような一部のコミュニケーションが必要な仕事だけが残り、そこに主婦活用が進む。
また仕事の形は多様化しつつあるので、在宅などでのマイクロジョブへの希望が高まり、専業主婦で小さく家で稼ぐといったモデルがより生まれていく。そしてC to Cでの仕事も生まれる気がする。
こうやって考えると、アメリカに比べて日本はまだ女性の社会進出が進んでいない分、主婦回帰の現象は緩やかになる気がする。
ただし、根底にある価値観の変化は起こるのではないかと感じる。

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Posted by ブクログ 2016年05月07日

母親世代の企業戦士を反面教師とし、組織を離脱して自ら作り味わう豊かな、オーガニックで安心な生活を選ぶ、新しい主婦像。ブログ、手作り講習や販売が新たな金脈。意識すべきは、男性の参加、経済的自立、恵まれていることの自覚、社会全体の利益を考えること。

4つの処方箋が秀逸。日本にもその流れはあるんだろうけ...続きを読むど、しっかり稼げるようになった後で、なのか、稼げないから、の違いは大きいからなぁ。

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Posted by ブクログ 2014年08月18日

アメリカでは高学歴の20~30代の母親が会社を辞めて専業主婦を選ぶ傾向が増えている。アメリカは不況で働く場が無くて、低賃金で働くくらいなら、生活のすべてを手作りして、子供を家庭学習させ、つつましく暮らす。カリスマ主婦ブロガーはスポンサーが付き高収入を得ているが、ほんの一握りに過ぎない。手作り作品をネ...続きを読むット販売することが流行っているが、安定的な収入を得るのは困難。
読後の感想は、女性が多用な生き方を選べる社会であってほしい、そして、経済的に自立していることが重用だと思った。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年05月01日

途中から読むのがあほくさくなった。
企業で働くのが嫌になったので家庭に収まろうとしている、高学歴の女性たちの傾向を賞賛している本。

別にどう生きようと自由で煽るほどのもんでなし、と思う。

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