【感想・ネタバレ】短歌の作り方、教えてくださいのレビュー

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Posted by ブクログ

往復書簡の形をとっているので、まどろっこしいというか、探り合い、気の使い合いなどにひやひやしながら読むことになって読み進めるのに時間がかかったけれど、一青窈がだんだんに俵万智を信頼し始めて素直に推敲を加え出したらどんどん良い歌が出来た。さすが一青窈も自分の個性や軸を掴みつづけていて、既にアーティストである貫禄があった。短歌についても推敲のプロセスを追体験して、俵万智の言わんとしていることが回を重ねるごとに理解できるようになって勉強になった。

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2023年08月11日

Posted by ブクログ

一青窈さんの初案が練り上げられていく感じが良かった。一青さんの短歌に盛り込みたいポイントをうまく盛り込めない感じが、自分の作曲とかの感じと似てた。

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2023年06月23日

Posted by ブクログ

短歌作品へのアドバイスと推敲・改作結果の繰り返しで、短歌の作り方の大事なところを自然と学べた気がした。
解釈より具体的シーンを描くこと、表したいポイントを絞ること、視点を明確にすること、まずは定型を重視すること、など。

あと、言いにくいことをやんわり言い・受け止める勉強にもなった。

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2021年12月08日

Posted by ブクログ

歌手と歌人、違うフィールドで「言葉」を扱うふたりが相互のやり取りを繰り返しながら短歌の添削指導により「歌」に親しんでいく。
五七五七七のリズムを飲み込めずに四苦八苦する一青さんが自分なりに飲み込んでいく様と共に、歌手という普通の人の生活からは見えない視点で切り開く世界と日常の断片。
なるほど、虚実を交えながらこうして「歌」は生まれるのねというドキュメントとしてとても興味深く読みました。

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2017年11月26日

Posted by ブクログ

習い初めの一青窈さんと、最近短歌を作り始めた自分の、初心者が行き詰まる壁が本当に同じでとても勉強になった。
痒い所に手が届く一青さんの質問のおかげで、「〜しており」「〜りぬ」などの仮名遣いもちゃんと勉強しようと思えた。
何も分からない、あまり興味のない人が見るとつまらないかもしれないが、最近はじめてみた人や昔短歌に手を出した経験がある人はとても面白いと思う。

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2023年01月08日

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