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永野先生の本は素晴らしい。
高校時代に読んでいたら、もっと人生が変わっていたかもしれない。この考え方を基に、数学の苦手意識を、少しずつ克服していきたい。
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ようやく終了しましたが、なかなか難しかった。。
最後のほうに各章で使っていた単位を見ていましたら、数Ⅱや数Ⅲなどが出てきていたので、まずは数Ⅰを確実にしてから次に進んで行きたいと実感しました!
Posted by ブクログ
タイトル通り数学の勉強のコツを教えてくれる本
問題を解く10のアプローチを学ぶことができ、実際の問題を通じてどうそのアプローチが使えるか実感できる。
数学の勉強法を知らずにただただ、公式を暗記して問題を解いていたり、ただの暗記科目に成り下がっていた人におすすめの一冊
数学にふれてこなかった人は問題が難しいので、『大人のための中学勉強法』から進めるのもおすすめ
Posted by ブクログ
タイトルに似合わず?かなり良かった。
プログラミングにおける、CSの入門書みたいな立ち位置。細かい解法ではなく(一部解法も載っているけど)、問題の捉え方について簡単な言葉でまとめてくれている。
最後の総合問題に東大の入試問題を選ぶ感じも、東大みたいな良問こそ基礎的な思考の積み重ねなんだよということが分かる。
これをそのまま覚えるというより、このレベルで抽象化してまとめておくと使いやすいなって感覚を掴んで、自分でまとめていくと良さそう。
- なんで?となるタイミングで安易に先に進まないようにしないと思った。回答中の公式とか証明できるんだっけみたいなことを流しがち。せっかくの復習の機会なのに。
- 証明を通して、過去の綺麗な論理の積み上げ方を追体験って考え方好きだなあ。自分にとっては思考のジャンプに感じるポイントが、自分には見えていない観点だったりすると。
- 上と近い話だけどひらめきではなく、意図的にアプローチをすると。なぜこの一歩目を踏み出すと解答に近づきそうだと言えるのか。
- 引き算は相対化と、必要条件でやることをしぼるってのはたしかにね。
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ああ、これいい。こういう授業を高校生の時に受けたかった。
「数学勉強したいな」と思わせてくれる本。数学の問題を解く時は、座右の書として手元においておきたい。
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この手の本はいかに「わかった気」にさせるかが肝。著者は現役の先生だけあってサービス満点。ロジックと閃きの美しさを愛でることができる。同じ問題が出ても解けやしないだろうが、対称式・合同式・漸化式・平方完成なんかの基本概念をおさらいできただけで充分。
Posted by ブクログ
・図形問題で補助線を引っ張る時、だいたいは、平行線か垂線。
①次数を下げる。
②周期性を発見する。
合同式を使えば、無限の数でも簡単に扱える。
③対照性を見つける。
④逆を考える。
少なくとも・・という場合はすべて・・から考える。背理法もここ。
⑤和よりも積を考える。
⑥相対化する。(つまり引き算をする)
循環小数を分数にする時は差を考えればよい。階差数列もそう。
⑦帰納的に思考実験する。
⑧視覚化する。
⑨同値変形を意識する。
必要十分条件を常に意識する。
⑩ゴールからスタートする。
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10のアプローチを使いこなせるようになるには一読しただけでは無理っぽいです…
でもわからないなりに考え方っていうのを知れて良かったと思いました。
Posted by ブクログ
解法や公式の暗記ではなく、証明を覚えればいいという理屈はわかる。しかし、試験上は時間がないので解法を丸暗記した方がよい、という実情がある。実際、数学を用いる資格試験でも公式の成り立ちから入っていたのでは遅い。
数学が苦手な人でもわかるの触れ込みだが、実際、この本は高校2年ぐらいまでの基礎学力がある人向け。途中からよくわからない記号がでてきて理解が遠くなった。
数学力というのはやはり個人差があるように思う。著者が数学は好きで教えるのは好きだが、おそらく他のことで苦手があるように。
Posted by ブクログ
○数学専門の学習塾経営者・講師である永野氏の著作。
○学生時代に数学が苦手・できなかった人向けの、数学学習本。
○数学的思考や論理的思考をベースに、数学のおもしろさ、重要性、学習法について、分かりやすく解説。
○数学が苦手であった私としては、取っつきやすく、新しい発見もできたため、とても実用的かつ有意義であった。
○一方で、基本的な数学の前提(平方根とか・・)を忘れている部分もあり、具体的な問題を解く作業では、理解に苦しむ部分もあった。
○もう少し、基本的な事項について、注釈などでフォローされていると読みやすい。また、練習問題などがあると良いかと思う。
Posted by ブクログ
巷に溢れる「基礎から数学」系とは趣が異なります。より根本的な、数学問題を解く上での思考方法すなわち10のアプローチを照会してます。この本が優れているところはテクニック論ではなく本質論に触れている点。解法が重要なのではなくプロセスが重視で、偉人の解法を追体験できることにこそ数学の醍醐味があると説いてます。
この10のアプローチ、実は仕事が出来る人のアプローチ方法とそのまんま同じだったりします。数学が得意な人は得てしてロジカルで抽象論に強いので何だか納得。
コンセプトや内容は★4なのですが、読者層は不得意を自負する人かと思いますが、そういう方々が10のアプローチを応用するにはこの本では辛いかなと(丹念に読むと理解できるのですが、説明になぜなにが沸きまくってしまった・・・)。別冊で練習問題があると良かったなと思いました。