【感想・ネタバレ】聖アントニオの舌のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

時は中世イタリア。当時パドヴァに暮らした修道士アントニオは、人智を超えた不思議な力で数多くの奇蹟を起こし、人々を病苦・死から救い出したという。彼の死後七百年以上経った今も、その聖性は人々の心に脈々と生き続け、その証として崇められているのは、彼の干からびた舌であった…。表題作の地パドヴァ、魔女伝説が残るトリオラ、鞭打ち苦行の儀式が行われるチェリアーナ、魔都と呼ばれるトリノ等、直木賞作家の著者が、イタリア中世の奇蹟と神秘の地を訪ね歩き、彼らの魂と深層を探りあてた、知的好奇心溢れるエッセイ。(裏表紙)

都市に歴史あり、と感じた一冊。
万が一、イタリアに行くことがあれば、ほかのガイドブックと一緒に持っていきたいと思いました。

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2018年05月31日

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