【感想・ネタバレ】ガンディー 魂の言葉のレビュー

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Posted by ブクログ

大量に物があふれ、スピードが恩恵をもたらすように、急きたてられる世界に、今、生きている。ここから脱して、本当に自分の心の求めるものは、と、疑問を持ったとき、歩みが止まる。ガンディーの言葉は、立ち止まった、進めなくなっ迷い道から、ほっと、重荷を下ろして、素直な心で歩けばいいと、一緒に立ち上がってくれる。「立ち上がったことは、一生忘れることのない、かけがえのない記憶となる」と。

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2014年05月24日

Posted by ブクログ

1冊の本に記された170の言葉。
監修者によって選ばれた言葉。

昨日響いた言葉
今日響いて来る言葉
明日響くであろう言葉

生きている証なのだと思う。

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2012年02月12日

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ネタバレ

チェック項目30箇所。立ち上がったことは一生涯忘れられない記憶となる。亡き人の思いを受け継ぐ。人を信じる。人間性とは海のようなもの。数的の汚れで海全体が汚れることはない。裕福な人こそ粗食。飽食は弱者の糧を奪う罪。子どもは社会を映す鏡。復讐は世界を盲目にする。元々ガンディーは男尊女卑だった。妻から非暴力を学ぶ。少数意見こそ正しさがある。すべての改革派少数派が多数派に反対したことから。資産は社会からの預かり物。快適な暮らしには一定のレベルを超えると足かせになる。心豊かな生活・・・金銭欲、物欲から離れ品位のある暮らしができて初めて他者を思いやる人生を過ごすことができる。人間性を無視した愛情のない機械はあってはならない。不労所得は「泥棒」。良きことはゆっくり進む。自給自足から非暴力社会が始まる。 村に巨大産業はいらない。村には村のやり方がある。健康な身体には魂の力が宿る。身体は楽器。正しく管理・正しく使えば思い通りの音を奏でることができる。生きるために食べる。味わいとは空腹のみによって生じる。飽食→粗食。飲酒に適量はない。口呼吸→鼻呼吸へ。医者に任せる前に生活習慣や食生活を改める。過ちの告白は強くする。多数決を信じない。最大多数の幸福は誤り。51%の幸せで49%を犠牲にする。幸せとは誰かの幸せのために生き、その人の幸せな姿をこの目で見ること。愛は求めず与えるもの。愛とは許すこと。歴史は愛を記さない。喧嘩で殺人はニュースになるけれど仲直りはニュースにならない。あるべき姿を記すことはない。夫婦は対等。物差しは一つ。
愛が試されるのは一方が誠実を欠いたとき。友情が試されるのは一方が友情を踏みにじろうとしたとき。人まかせでは未来は築けない。不満からしか改革は起きない。人生はメッセージ。

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2011年12月04日

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「運命はわたしたちがつくるものである。いまからでも遅くない。いまをどう生きるかで、未来が決まる。」
ガンディーには、いまの日本が見えていたのでしょうか?
およそ60年前に「非暴力・不服従」のスローガンでインド独立を果たした偉人として知られるガンディーですが、じつは近代文明に対するするどい批判者としての側面も持ち合わせていました。利益第一のグローバル経済や、人間をかえりみない科学に異議をとなえる透徹した姿勢は、3.11を経験し、それに伴う原発被害に不安な日々を送っているわたしたちの心を、強く揺さぶります。
困難のまっただ中にある人を勇気づけ、前に進む力をくれる「言葉の人」、ガンディー。不安な心にまっすぐ届き、わたしたちの未来をあかるく照らす言葉がたくさん詰まった名言集です。

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2011年09月12日

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没後60年経つというのに、こんなにも現代にぴったりと来る言葉をたくさん残しているとは。本当に驚き。
世の中を深く、広く、見通す力を持っていた人だったんだなぁ。

一部の人間が富を搾取するようなグローバル経済は長く続かない。
農村に回帰せよ。地産地消せよ。
暴力に対して暴力で復讐すれば、それは新たな憎しみを生む。
暴力より、愛を与えよ。

結局人間の弱く卑しい部分というのは、古来より何も変わらないのだろう。
だからガンジーはその先の世界がどうなるか、見通すことができたのではないか。
しかし、人間の強く愛に満ちた部分というのも、変わらずにあるものなのだろう。

ガンジーについて、もっと知りたくなった。

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2015年12月17日

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奥付けは2011年9月11日初版、東日本大震災から半年後。巨大地震、大津波、原発事故を経験して、現代文明が如何に脆弱かを説く為に抽出した170ものガンディーの言葉。探していた、誤りを犯す自由が無いならば、自由は持つに値しない、が見つからないのは我慢するとして、彼があたかも欲望、所有、財産、機械、文明、議会等を嫌悪した人物であるように見せていて、編集が恣意的。それとも本当にそういう人だったの?自給自足による村社会の徹底こそが非暴力を実現できるって、インド人は大概餓死じゃないの?発せられた文脈で読みたい。

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2014年12月27日

Posted by ブクログ

 この本は、とあるメルマガで紹介していたので購入。

 こういう、偉人の名言集のようなものは、安易にすがってもいけないと思いつつ、疲れたときには力になる。

①運命はわたしたちがつくるものである。いまからでも遅くない。いまをどう生きるかで、未来が決まる。(p14)

②努力することは人間のつとめである。たとえ最善を尽くしてもがいているときに、災いにおしながされそうになっても、決してくじけてはいけない。もう一度自分の足でたち、努力のリセットをかけよう。自分から負けに屈してしまわない限り、それは負けではないのだから、もがくことはみっともないことではないのだ。(p128)

③理想に近づこうと努力すればするほど、理想は遠ざかっていくものだ。しかし、理想の実現よりも、はるかに価値のあることは、熱い思いをもって前に進み続けることである。ときにつまずき、ときに倒れることもあるだろう。それでもわたしたちは再び立ち上がる。現実から逃げることさえしなければ、それで十分である。(p163)

 最近、「超訳」といって、極端に訳す場合も多いので、ガンジーの著作を一つ、読んでみたい。

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2011年10月08日

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