【感想・ネタバレ】ふたつの嘘 沖縄密約[1972-2010]のレビュー

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Posted by ブクログ

「山崎洋子を超えた」というキャッチコピー通り、超えています。何より小説的な胡散くささがない。二人の女性からの視点という切り込み方も見事。

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2011年05月12日

Posted by ブクログ

西山事件を、西山氏の妻と、情報公開訴訟の弁護士の視点から描いた力作。2人の女性の思いの強さとともに、筆者の執念も感じられる。ドラマ「運命の人」や、その原作小説に興味がある人は、ぜひ本書も手にとってほしい。西山事件とはなんだったのか、その本質を考えさせられる。

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2012年02月02日

Posted by ブクログ

国が国民に対して「嘘」をつく。
沖縄密約に関して、密約はないと言っていた国は、
結果的には大嘘をついていた。

不都合なものを隠す体質というのは、
今回の原発騒動でも明らかだった。

国は国民を守るためにある。
この一冊は、その本質に迫っていた気がする。
非常に興味深く読めた。

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2011年06月14日

Posted by ブクログ

昔の新聞とかで当時この事件がどう扱われてたのかをしりたくなった。
私は、意外と司法に興味があるのかもしれない。

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2011年06月10日

Posted by ブクログ

 特に何かしらの拘りがあるわけではないのだが、なぜか、「沖縄密約事件」関連の本読んでいる。 山崎豊子「運命の人」、澤地久枝「密約」。 ただし、本作は上記二作とはやや趣が異なり、事件の中心人物の一人、西山記者の細君にスポットを当てて描かれている。また、第2部は、国による情報公開という切り口から、事件に取り組む弁護士の動きを描いている。 何というか、どうにも後味の悪い事件なのだが、国による外交情報の秘匿ということだけではなく、マスコミ報道のあり方(西山記者の「取材」の方法論ということと、西山記者のスクープ記事の情報源が明かされた後のマスコミの論調という意味とで)という観点からも、興味深い作品。

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2011年08月19日

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