【感想・ネタバレ】第四の男のレビュー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2011年11月21日

「ミリア&ユリ」シリーズ

<あらすじ>
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事件①:櫻藍女子学院ミステリー研究部に所属するお嬢様・星山玲奈が
    何者かに拉致されそうになったけど無事逃げ出した。
事件②:玲奈を拉致しようとした犯人から警察宛に
    櫻藍女子学院の生徒(誰かはわからず)を誘拐したと脅迫状が3通届く。
...続きを読む件③:16年前、魚咬島の別荘で玲奈の母が密室内で何者かに殺害される。
    現場には犯人のものと思われる血痕が残されており
    当時島に来ていた大学生3人組が怪しいとされるも、犯人は未だ不明。
~~~

ミリア・ユリ・仁美・石崎は玲奈の勧めで共に魚咬島の別荘へ行く。
一方、事件②の脅迫状に貼付された切手から3通とも唾液が検出され
1通目と2通目は別人で未登録者の唾液で、3通目は何と石崎の唾液だった。
そして刑事・斉藤が別荘で合流し、事件①②の真相が明らかとなる。

すべては事件③の真相を解き明かしたい玲奈の一人芝居だった。
事件①は、玲奈が警察に脅迫状を送りつけるための布石で
事件②の脅迫状の切手で警察がDNA鑑定するよう仕向けるためだった。
脅迫状1・2通目の切手には、玲奈が事件③の犯人だと思っていた3人の
大学生の内の2人の唾液を用した。が、結果警察の反応がよく判んなかったので
3通目の切手に石崎の唾液を使って、ちゃんとDNA鑑定してるか確認したのだった。

結局、事件①は玲奈の狂言で、事件②で誘拐は行われておらず
事件③で残された血痕と大学生3人組の内2人のDNAは一致せず
しかも3人組の残り1人も血液型の相違で容疑者から外れてしまった。

果たして事件③の密室殺人の真相は?
そして血痕の持ち主【第四の男】は誰なのか?


<感想>
斉藤VS石崎が抜群の安定感。派手さがなく『長く短い呪文』テイスト。
ラノベ的だけどちゃんとした純ミステリーで面白かった。

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Posted by ブクログ 2012年01月31日

ネタもここまで引っ張れば笑うしかないという感じで。

だからDNAと自虐ネタはもういいって。

と思ってはいるけどこのまま突き進むんだろうな。
ここまでくれば、それもそれで一興。

女子高生誘拐事件と誘拐された女子高生の母親に降りかかった過去の事件とは?

という感じですね。

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Posted by ブクログ 2012年01月28日

ミリア&ユリ・シリーズ。ボケとツッコミの会話中心で軽く読めるがトリックはなかなか本格的。次作も楽しみ。

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Posted by ブクログ 2011年11月14日

DNAネタをこねくりまわすの好きですね…。
現在の誘拐事件と16年前の殺害事件、この二つの事件が絡みつつ話は展開していくのですが、いつもの石崎+ユリ・ミリアチームは事件の当事者ではない。このため、伝聞の中でひたすら推理している状況のせいか、シーンの転換が少なく、なんだか物足りない読後感。
何が足りな...続きを読むいんだろう。ユリとミリアの暴れっぷり? 孤島のシーン? 石崎の推理パート? うむむ…微妙…。

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