【感想・ネタバレ】三蔵法師の大唐見聞録 (3)のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

五台山への旅、終了。

円測とウッチ(基)、玄奘が『西遊記』になぞらえて、ともに五台山への向かう。

途中、道教と仏教の対立、後の則天武后の野望なども描かれ、宗教とは、人を通して深められるものであることを描き出すことにつながっている。人があるから、宗教がある。こういう当たり前のことに戻っていくことがいかに難しいかというのも、含めて描かれていて、これまでの作品のテーマをしっかりと踏襲していることをうかがわせる。ぶれない作家である。

ちなみに、玄奘が孫悟空の役柄なのは、前作『玄奘西域記』と同じ。今回の「三蔵法師」役はウッチだった。絶対、「三蔵法師」な存在になれない「玄奘」さん。とてもおもしろいキャラクターなので、また、見てみたい気もする。

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2012年09月07日

Posted by ブクログ

諏訪さんの連載物にしては短かったかな?

物語的には面白かったんだけど、ちょこちょこ「?」なところがあって、なんだかすっきりしない感じ。

特に最後の方が駆け足だったのは残念かなぁ。

続編の「長安編」を切に希望!

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2012年08月07日

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