【感想・ネタバレ】日本哲学のチカラのレビュー

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Posted by ブクログ

前半から中盤までは、神道、仏教伝来、儒教、キリスト教徒の関わりといった日本の歴史における古来思想と外来思想の融合の歴史が紹介される。ひとつひとつの事項に割かれるページは短く、教科書を読んでいる感じで少々退屈でもあった。

本書の肝は終盤、現代の思想についてのくだりだろう。戦後の民主主義をあたりまえのものとして育ち、高度成長も知らない世代にとって、社会がどうあるべきかよりも、個人の生活をどうするかという個人の物語の探索が思想における重要ポイントであった。しかし、失われた20年や震災を経て、いままた日本人は、日本社会はどうあるべきかを考え始めている。この流れを語る個所は本書の中でも生き生きとしており、読者としても同時代に生きるものとして共感をもって読むことができた。

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2014年10月23日

Posted by ブクログ

チカラは感じられなかった。サラッと読めるが。和の弁証法という道具は面白そうだったが、活かしきれていない感あり。

・キリスト教的寛容は相手への不干渉。仏教的寛容は生命の平等性に根ざした共生。
・安藤昌益
・自分との戦い、ライバルは自分、は日本的
・ポストモダンは小さな物語の追求
・お互い様

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2014年12月05日

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