感情タグBEST3
Posted by ブクログ
全3巻を久々に再読。黒田硫黄の連作短編集。天狗党の後に読んだから、初めて読んだときの印象は、「なんだこの地味な漫画は」だった。今は面白く感じるのだが、何故面白く感じるのか自分でもよくわからず、何だか「騙されている感」がある。
Posted by ブクログ
大泉洋が主役を演じた「茄子 アンダルシアの夏」ってアニメの原作だから買った。小気味いい短篇エピソードが連続していて、いままで知らなかった黒田硫黄ワールドの扉を開いてくれた本。
Posted by ブクログ
初黒田硫黄マンガがこの作品だった。
茄子一話目は面白さとお洒落さにトラウマになっとります。
オッサンカッコ良過ぎ!
こんな年の取り方してぇなぁw
Posted by ブクログ
とりあえず、茄子が出てくる漫画。
「おまえ自分以外はばかだと思ってるだろう」
「おまえもそうなんだろ」
「うん」
このセリフを読んで、思わずヒヤリとしてしまった。
ってか、そう思ってない奴なんているのかー?って。
この本は、もう3、4年前に出会っていたら、確実に自分のどこかの深いところを形成していたに違いない。
Posted by ブクログ
淡々としていて薄味の様だがやたら濃い、一話完結型ヒューマンドラマ。
「私さあ、レンアイとかケッコンとかコドモうむとか、なんかそーゆうこと全部しないで生きていこうと思う。決めた」
「そうなんだ。でもわかるよな気もする」
「ほんとー?」
「人並みのことってできないといけないのかなあ」
「ねーえ」
こういう風にほのぼの幸せそうに言われると、なんかもう何が何だかよく分かんなくなった。
本来ならこういうロードムービー的なのはとにかく大嫌いなんだけど、この漫画は生まれて初めてってくらいインパクトがあった。
Posted by ブクログ
人生楽しんだもん勝ちってか
山で独り自足自給で暮らすおっさん 家出のアベック キャリアウーマン 中学生と高校生 ロードレーサーなど
皆それぞれに色々考えてるけれど
どこかのほほんとしていて自分の人生に卑屈になっていないところがよし
会話の節々がいちいちかっこよかったりすることろもgood
Posted by ブクログ
茄子は非常に好きな作品ですね。いくつかのストーリーというか登場人物が並行していて、時には交錯したりもするんですけど、そのどのストーリーも面白い。作中にこういう台詞があるんです。唐突だから全然意味が掴めないかと思うんですけど。A「おまえ、自分以外はばかだと思ってるだろう」B「おまえもそうなんだろ」A「うん。板橋も北田もそうだろう。いいんじゃないか、卑屈じゃなくて」B「そうだなぁ」っていう。あー、そうだなぁって思う。僕も含めて、僕の周りもこうだと思います。非常に高い確率で、自分以外はばかだと思ってる。それはなんだろう、蔑んでいるとかでもないんだけど。うん。いや、それだけ。ていうか、ここを読んだだけだと誤解されるな、これは。あの作品中のあの場面でこの一連の台詞っていうのが大きいんだよね。。脱線したな。。最初に非常に好きな作品と書きましたが、はっきり言って一番好きな作品と言っていいと思います。うん。(06/5/6)
Posted by ブクログ
切り口が茄子。茄子である必要があったのかなかったのかは不明。一話読み切りの漫画。日本から外国まで。過去から未来まで。とにかく茄子。その中の一話がピックアップされて映画にもなったよ。
Posted by ブクログ
(全3巻):茄子をとりまく話が集まった一話完結オムニバス形式の作品(ところどころ連続、交錯)。テーマも話の内容も表現の仕方もとにかく渋い。そして、まったり。
Posted by ブクログ
茄子をテーマにした短編集。何気ない日常の中で描き出されるストーリーは意外にもリアリティに溢れたものとなっている。好き嫌いの分かれる作品ではあるが、1度読んでみて欲しい。
Posted by ブクログ
アンダルシアの夏って自転車の映画を知って、それの原作がこの本なことを知って読んでみました。確かこの作品は2年前のマンガナイトで紹介されてたんだけど読んでなくて、こういう形で再会することになるとは思わなかったです。茄子も好きだし、いいマンガでした。あぁ~茄子の入った夏カレーが食べたくなってきた!
Posted by ブクログ
「茄子 アンダルシアの夏」というアニメ作品の元になった本。
茄子がとにかく出てくる。笑
アニメのようなわかりやすい熱さは、ない。
でもアニメ化するだいぶ前に読んでて、わりと好きだったのでどんな話になるかと思ったけど、ぜんぜんちがったね 笑
どっちも好きだけどさ。
Posted by ブクログ
茄子を小道具にした色んな短編、全3巻。
高間氏みたいな世捨て人的生活に憧れるけど
それは危ういような気も…
2巻までしかもってないのでいつかそろえる。
Posted by ブクログ
毎回どこかに茄子が絡む、連作短編集。
一番のお気に入りは、ロケに来た映画の撮影スタッフに炊き出しをする地元民の前後編『39人』。
美食バトルでもうんちく語りでもない、ただカレーと水餃子を作るだけの話が、こんなにも格好いいとは!
2度目の炊き出しを頼まれたとき、状況から瞬時に「水餃子にします」と決断した高橋さん(女子高生)が、まるで歴戦の司令官のように頼もしく見えます。
ありもので作れる最上の料理を、臨機応変に、おいしく、手際よく作る。
料理好きの作者だから描ける「料理をする人のかっこよさ」に、料理ができない自分は強烈に惹かれました。
Posted by ブクログ
「茄子」が連作テーマになってる作品集。 田舎暮らしをしている何やらいわくありげな男が主人公の「3人」「2人」「4人」の一連のシリーズものもいいけど、どう「茄子」で落とすのかを楽しみに読んだ自転車レースもの「アンダルシアの夏」がイチオシ。観衆の歓声とレースの興奮がひしひしと伝わってくる。迫力満点の物語に興奮した。茄子の使われ方にも。なるほどー。 お借りしてコミックスだけど、やっぱり手元に置きたい。買おうかな。
Posted by ブクログ
黒田硫黄を人に紹介するとき、上手な言葉を見つけられません。読んでもらうのが一番。似た漫画は他に存在しないし。大きな出来事はさほど起こらず、淡々と。でもそれが深い。まさに‘センス・オブ・ワンダー‘です。黒田硫黄初心者にはこの「茄子」がちょうどいいと思います。中の一編は「アンダルシアの夏」というアニメになりました。それもとても面白いですよ。
Posted by ブクログ
茄子をモチーフにした短編集。
シンプル イズ ベスト って感じで茄子を作る人や、茄子を食べる人がいっぱい出てきます。いろいろ気に入っているお話は多いけど、表紙のおじさん「高間」さんの出てくるお話が好き!