【感想・ネタバレ】人生を変える 話し方の授業のレビュー

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Posted by ブクログ

口べたなサラリーマンが話し方教室に通い始めた事がきっかけで、会話に自信が持てるようになり人間的に成長していくという小説の内容的にはベタだと思う。

本の趣旨は小説ではなく話し方についてなので、小説の内容については目くじらを立てる必要はない。(とはいうものの、小説としても十分に読み応えのある内容だったけど)

今回、小説風にしたのは正解だったと思う。
会話について新たに気づかされた事、勉強になった事が多かった。小説にした事でそれらを印象に残りやすくする効果があったんじゃないだろうか。単なるハウトゥーではなく、楽しみながら学ぶという点において役に立つ本だろう。

会話する事に自信が持てなくなりそうな時に読み返してみたい一冊だと思う。

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2011年11月04日

Posted by ブクログ

人前で話すことに強いコンプレックスを持つ主人公が、一つずつ課題を克服し、夢を実現していく様を、臨場感豊かに綴っている。
主人公の目線で、まるで話し方教室に参加しているかのように学び、話すこと、伝えることについて深い気づきを与えてくれる良書。
本の編集技術も素晴らしい。

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2012年08月14日

Posted by ブクログ

話が苦手な中年男性が、『話し方教室』をキッカケに話す時のコツや伝え方などを会得し、ついには人生まで変えてしまうというストーリー。これを通して、実際にどういう練習をしたら良いか(話上手は才能ではなく技術!)や、話をまとめるポイントを学ぶことが出来た。
わたし自身も話し下手を自負しているので、発声練習とスピーチの型(結論→理由→事例→もう一度結論)を自分のものにして、魅力ある話し手になりたいと思う!

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2012年01月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

人前で話すことが苦手、漠然と私もそう感じていた。

だけど、話し言葉教室まで行くほどでもない、
敷居が高いと思って、なあなあと話すことが苦手なまま
今まで来ていた。

この本は、主人公の西川と本田さえが
仕事に切磋琢磨しながら、将来の希望のため、
話し方教室に通いながら自分の夢を切り開いていく物語である。

私もそうだが、話すときにあがってしまって
話した後何を話したのかわからなくなってしまうことが多い。

あがってしまうことは自分に意識が向いていること。
本当は「上手に話すことよりその先にある相手に何かを伝えるという目的を意識する」ことが大切だ。と作者は書いている。

一つ一つの単元がわかりやすく、小説タッチでかいてあるため
読みやすい。

読んでいくにしたがって、意識するポイントが
明確に自分自身に入っていったと感じる。

なんとなく手に取って読んでみたけど、
自分の話し方のスキルが確実に上がった気がした一冊でした。

オススメです。

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2011年12月06日

Posted by ブクログ

小説となっていて、とても読みやすかった。
話し方は訓練次第でうまくなること、そのための実践方法も章毎に説明があり、結構簡単にできることばかりなので読んでいてやる気を引き出してくれます。
自分もそうですが、人前で話すことに自信がなく、苦手意識を持っています。
「あがらないことを考えるよりも、どうしたら目の前の人のに自分のことをわかってくれるかを考える」は話し方の基本になることが改めてわかりました。

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2011年11月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

話し方のビジネス書は多々あるけど 話し方のノウハウを小説として出版されたのは 初めてではないかな。
話下手な主人公が 朝礼での3分間スピーチを任され 話し方教室に通い 性格までもが変化していく様が判る。
判り易いテキストになっていて小説としても テキストとしても使えるのが面白い。
ただ・・話し方に通ったことのない人だと 声の出し方が良くわからないので Youtubeなど使用して具体的は発声が聞けるといいかなと。(CD付だと高いからね)
我が地元在住の作者自身 話し方は技術と言う。
技術を身につければ それは特技へと変化する。
新人らしい初々しい一冊。
続編を期待したい。

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2011年10月19日

Posted by ブクログ

当たり前のことだけど、意外と気がついていないことがおおかったです。
大声で、
結論理由事例まとめの順序で。

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2014年07月11日

Posted by ブクログ

今日ご紹介させていただくのは北平純子さんの書かれた「人生を変える話し方の授業」という一冊。
スーリー仕立てになったこの一冊は、
上司・部下との対話や面談、人前でのスピーチなどでどのように話せば良いかが、
物語を読み進めて行くうちに徐々にわかってくるというないようになっています。

ゴルフ場につとめる西川は人前での話すのが大の苦手。
身体は大きいのに声が小さく話し下手な彼は、
いつも「自身のない人」という風に周囲から見られていた。
その西川が来月から係長に昇格することになり、
週に一度部下の前でスピーチをすることになった。
部長からは「どうせ期待していないから」という言葉を投げられ、
どうしたら良いか途方に暮れる西川は、
たまたま見つけた「話し方教室」の広告を目にして通うことにした。

最初は講習内容に半信半疑だったが、
発声方法や話の組み立て方を学びながら、
講師や仲間の励ましもあって徐々に自信をつけていく。
職場でも自信を持った話し方が少しずつ出来始めた頃、
ロッカー室でお金が無くなるという事件が発生。
施設管理を行っている真面目で優しい古参社員が疑われ始める。

閉塞感が漂う職場では誰一人として前向きな発言をする者がなく、
何の証拠もないまま古参社員が疑われて行くが、、、

ストーリー自体は特に際立って面白いというわけではありませんが、
主人公が話し方を学んで行くプロセスは、
一般的なノウハウ物を読むよりも数段分かりやすくて参考になります。

特に「誰のために話すのか」ということや、
「何を相手に伝えたいのか」ということなど、
ついつい忘れがちな大切なことが、
具体的な事例とともに分かりやすくて書かれています。

私は人と話すのが好きな方ですが、
大切なことをきちんと伝えるということとは別なんだなと気づきました。
漫然と話をしているだけではダメなんですよね。

人前で話すことが最近多くなってきましたので、
この本を参考にして「伝わる話し方」を勉強しようと思います。

話すことが苦手な方はもとより、
話すことに自信がある方にこそ読んでいただきたい一冊です。

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2012年11月08日

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