【感想・ネタバレ】チンパンジー ことばのない彼らが語ることのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

[ 内容 ]
道具を使い、社会的駆け引きをすることから「賢い」と思われているチンパンジー。
しかし、例えば動物園で飼育される場合とは異なり、野生では、賢さ以外のさまざまな姿も見られるようだ。
コドモのけんかから小競り合いを始めるメス親もいれば、そんな母親を見て気が大きくなったのか、よせばいいのに、さらに攻撃をしかけるコドモもいる。
とても他人事には見えない…。
チンパンジーと同じ目の高さで綴られた野生の記録。

[ 目次 ]
第1章 半獣神の末裔
第2章 日々の暮らし
第3章 相互行為
第4章 社会
第5章 文化
第6章 闇
第7章 他者としてのチンパンジー

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

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2011年04月06日

Posted by ブクログ

チンパンジーやその他の霊長類について考える時、人間と対比して考えるというのは、当然なことのように思える。
しかし、作者は単なる比較をするのではなく、チンパンジーをある種の他者と考え、自然科学においては当然とされるような観察者と被観察者いう関係そのものを捉え直しながら研究をしているのだと感じた。
チンパンジーへの自然な敬意が感じられる一冊。

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2020年05月14日

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