【感想・ネタバレ】仕事で「一皮むける」~関経連「一皮むけた経験」に学ぶ~のレビュー

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Posted by ブクログ

経営幹部へのインタビューから得られた「一皮むけた」エピソードが紹介されている本。 どのエピソードも、言えば「状況を前向きに受け止め、結果を出すなかで視野を広げることができる」という、まあ読む前から分かっていること。ただそれが取材した情報を冷静に分析するという形で書かれているため、素直に受け止めることができた。 「一皮むける」につながる苦境というのはある意味自分の弱さとの勝負というところがある。客観的な事例を知ることは、自分の状況を客観的に捉えるために役立つ。 明日からがんばろうという気になりました。

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2020年03月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

何回読んでも金井先生の本は元気がでる。
今回は、昨年異動してよりミドルな年齢になったこともあり、

「適応は適応能力を阻害する」(p146)
「四十すぎたらジェネラティビティ(世代性)」が必要(p194)

などの言葉が響いた。
今まさに、節目だなぁ。

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2013年02月22日

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昔の上司に薦められた。
キャリア・ミストに入ったときに読む本。
キャリアは「履歴」や「経歴」ではない。
仕事を通して自己成長していく。

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2013年02月12日

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宝くじに当たるためには宝くじを買うことから。当たり前だが普段の自己啓発では忘れてはいけない教訓。「夢なんか実現しないという人もいるが,実は夢しか実現しない」。節目で逃げない。「自分を探そう,探し続けよう,いくつになっても学習だよ」エドガーシャイン(MITキャリア研究の第一人者)。自分を貫くテーマを発見する(キャリアドメイン)。語るべき物語,物語を語る事で持論めいたものが生まれる。ウェルチの四つのE[Energy/Energize/Edge(尖って切れる)/Execution(とことんやり抜く)]

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2012年10月13日

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[ 内容 ]
現実に企業に勤めているビジネスマンにとって、キャリアは重要なものだ。
それは単にビジネスを遂行するうえで重要なばかりでなく、人間としてどう生きるかという問題に肉薄するものだからである。
「キャリアとは何か、どう形成されていくのか」については本論で触れていきたいが、キャリアを考える際の最新で、かつ重要なキーワードが「一皮むけた経験」になる。
本書は、「豊かなキャリア形成へのメッセージ~経営幹部へのインタビュー調査を踏まえて~」という(社)関西経済連合会が実施したプロジェクトでのインタビューが元になっている。

[ 目次 ]
「一皮むける経験」が最大のキャリア・チャンス
「入社初期段階の配属・異動」で一皮むける
「初めての管理職」で一皮むける
「新規事業・新市場のゼロからの立ち上げ」で一皮むける
「海外勤務」で一皮むける
「悲惨な部門・業務の改善と再構築」で一皮むける
「ラインからスタッフ部門・業務への配属」で一皮むける
「プロジェクトチームへの参画」で一皮むける
「降格・左遷を含む困難な環境」に直面して一皮むける
「昇進・昇格による権限の拡大」で一皮むける
「ほかのひとからの影響」で一皮むける
「その他の配属・異動、あるいは業務」で一皮むける
「節目」に一皮むけ、キャリア発達を続けるために
「一皮むけた経験」からリーダーシップ開発へ

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

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2011年04月09日

Posted by ブクログ

・人に揉まれることが一皮剥けるために必要。
・人をがっかりさせるような決断をしなくてはいけないときもある。しかし考え抜いた結果の決断ならば、その決断に後悔はしないこと。
・どんな現状であろうと受け入れ、自分ができること及びやるべきことをやり抜くこと。

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2011年03月15日

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最後の1章だけでいいかな。
人生の転機とは、そこにまさに立っているときに「転機」だと認識できるかどうか。
これが全てだということ。

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2021年12月28日

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国内企業の経営幹部の仕事を通して「一皮むけた経験」を44のケースを挙げながら、働く大人の発達課題とその取り組みへのヒントが盛り込まれている。
どのケースも節目となる経験、例えば異動、新規事業開発、海外勤務、降格、昇進から、そこでの辛い状況、修羅場を以下4つのパターンの行動(組合せ含む)で乗り越えてきたと説明している。

①学習などによって自己の新たな強みをつける。
②性格など自己変革を行う。
③助言を求めるなどによって新しい状況への対応をはかる。
④部下を増員したり、他に任せたりすることなどで自己の能力不足を補う。

節目で現実を直視した上でこのような行動を取っていたとの共通項が示されているが、本書を読んで特に銘記したいと感じたのは「節目の局面から逃げない」ということ。辛く、困難な状況においても、逃げずに自分の使命や責任を自覚して行動した人だけが「一皮むける」経験を獲得する。局面を自分のステップアップに繋げるも、捨てるも己次第なのだと改めて感じた。

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2020年07月25日

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インプットとしては読みにくいが、ディクショナリーとしてはとても豊富で整理されている。キャリアを単なる職歴としてだけではなく経験として捉えられる。

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2019年03月13日

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自身のキャリアを考える上では「働くひとのためのキャリア・デザイン」が示唆に富んでいたが、他者の成長を考える上ではこちらがとても参考になりますね。

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2018年12月21日

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経営幹部の一皮むけた経験を集めたもの。
「プロジェクトで一皮むける」が自分としてはイメージしやすかった。
・事が成ったとき、みんなが「自分がやった」と自慢するのは、みんなが達成感を得られた証であり、幸せな物語である。
・「適応は適応力を阻害する」現状にしっくりきすぎると、過剰適応の状態となり、緊張がなくなり発達が止まる。
・ヒラメパラドクス
若手に仕事を任せるほど、顧客のほうではなく、上司の方を向いて仕事をしてしまうという現象。
・What構築能力 vs How能力
Whatは課題発見提起能力、How能力は課題解決を考える能力。リーダーにはWhat構築能力が求められる。
・戦略的自立性と戦術的自立性
テーマを選びたい人もいれば、テーマへのアプローチ方法を選びたいと考える人もいる。どこに自立性を持たせるべきか、組織運営上ミスマッチが起こっていないか。
・シャインの3つの問い(自分を失ったとき)
*自分は何が得意か
*自分は何がしたいのか
*何をしている自分に意義をかんじるか
・プライオリティ
自分自身の価値を高めることを1番のプライオリティにする。逃げ道を作らないことが価値を高めることにつながる。
・なんでも上司に相談しない
相手から「社内に影響力のない人間だ」と判断される
・疑わしきは節目だと思え
節目は自分を成長させるチャンス。
現実を直視する、局面から逃げない。
対処するには、性格の自己変革や新たな強みを身につける、助言を求めること。

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2014年07月02日

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自分の一皮むけた経験のインタビュー集。何か吸収する類ではなく感じるもの。さらっと読んで感じるところがあれば丸という本かな。

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2012年09月17日

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海外経験、不採算事業からの撤退、プロジェクト参画、いろいろなところで学んで一皮向けるチャンスはある。読書経験だけでは駄目。現場での経験が大切。自分が対峙することになった現実を直視し、難局の打破や克服、収拾に立ち向かう。
どれほど困難で、どれほど辛くても自分の責任や使命を自覚し、あるいは自分に課題を課し、何をここでなすべきかを考え、選び取り行動する。
「自分を探そう、探し続けよう、いくつになっても学習だよ」
デリーに行くフライトで読む。

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2009年10月07日

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