【感想・ネタバレ】虚ろな感覚のレビュー

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Posted by ブクログ

この短編作品ほど、覆面作家・北川歩実を体現した作品は無いのではないか?

タイトル「虚ろな感覚」。

彼(あるいは彼女)の作品は人の感覚そのものを虚ろに変える。

長編のどんでん返しに次ぐどんでん返しの果てに顕れる不確定な感覚。

短編でも劣る事なく、我々を陥れる。


我らの感覚を虚ろに変える氏への入門書。


あなたはそこにいますか・・・・・・

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2010年06月15日

Posted by ブクログ

救われない小説。人間の内面的な感情を包み隠さず描く―、むしろ誇張して描く、作者さんらしい作品のひとつ。

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2010年05月13日

Posted by ブクログ

風の誘い コミュニケーション感覚
週刊小説 2000年8月25日

幻の男 現実感覚
週刊小説 2001年12月14日

蜜の味 肉体感覚
週刊小説 2001年3月23日

侵入者 日常感覚
週刊小説

僕はモモイロインコ 自己感覚
週刊小説 2001年7月27日

告白シミュレーション 時間感覚
月刊J-novel 2002年7月

完璧な塑像 美的感覚
月刊J-novel 2002年10月

解説 佐々木敦
北川歩実は「人間」及び「ミステリ」の”虚ろ”さと戯れる

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2023年03月02日

Posted by ブクログ

自分の読解力では何が何だか分からないお話もありました。
「幻の男」がどんでん返しの連続でクラクラして…好きでした。

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2012年08月01日

Posted by ブクログ

ミステリ短編集
基本的に登場人物の誰かが病的でどんでん返しがあって
どちらかというと後味が悪めのストーリーが多いという感覚。
タイトルにもある通り、登場人物の”感覚”と読者の”感覚”どちらもが
虚実が混じったような状態に置かれるストーリーである。

読んで行くうちにラストが想像されるような話では奇妙な怖さも感じる
世にも奇妙な物語的かもしれない

面白いのだが、あまり好きなタイプのミステリーではない
好き嫌い分かれるかもしれない

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2009年12月10日

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