【感想・ネタバレ】SONYとマッキンゼーとDeNAとシリコンバレーで学んだグローバル・リーダーの流儀のレビュー

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Posted by ブクログ

入門書じゃないか退屈だと読み進めていたのですが、半ば以降、文化的な違いを指数で裏付けながら論を進める辺りからグッと引き込まれ、既知の事項ながら随分と理解度が深まった。
論旨明快で平易な文章ながらエッセンスまとまりよく、良い本に出会えました。

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2014年06月13日

Posted by ブクログ

日本のベンチャー企業がシリコンバレーの企業を買収し、米国市場、ならびに世界での成功を目指す過程が物語形式と客観的な解説の組み合わせで進行します。章ごとに、日本と欧米企業の労働観や組織観の違いから発生する具体的な軋轢を紹介し、両者の違いを分かりやすく解説した上で、それを乗り越えていく過程を示しています

著者の考えとして、欧米企業のやり方を過度に礼賛するわけでもなく、我々日本人の特性を活かしながら海外企業とうまくやっていく方法を考えることを提案している点は好感が持てます。著者によるとソニーの創業者盛田氏が著者の理想とするグローバル・リーダーのようです。

近年、海外企業を買収して、海外事業を発展させようとするケースは多いと思います。その際に本書に出てくるような日本の本社と現地子会社の間での軋轢のような話は往々にして見られる現象だと思います。日本から現地に赴任して海外子会社のオペレーションを担当する駐在員、あるいは海外企業と頻繁に仕事する機会のある人にも良い書籍かもしれません。

ちなみに、グローバルと言ってもシリコンバレーの話だけですし、タイトルにあるマッキンゼーとDeNAはほぼ関係ありません。これはマーケティング上の都合でしょう^^;

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2014年01月05日

Posted by ブクログ

日本、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、フィンランド、アメリカ(シリコンバレー)。

これだけバラエティーに富んだ文化の中で暮らして働いたことがある著者は、
東京とシリコンバレーは、企業文化の面で最も距離が遠い、と言います。
あえてその2つを対比させる物語を読むうちに、
自分がこれまで経験して来た職場の特徴を改めて考え直していました。

「レンガ型組織」と「石垣型組織」の対比は、
ずっと覚えておこうと思います。

事業、組織、働き方というのは、固有の文脈や背景の中で起きるものです。
抽象的なことばだけでは、実感をもって読者に迫れません。
この本は、物語形式になっていて、文脈に自然に入り込むことができました。

「日本のやり方も、シリコンバレーのやり方もない。
 この会社のやり方を作るのだ」

登場人物の言葉にとても共感して、★5つとしました。

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2013年12月08日

Posted by ブクログ

上司から進められて。グローバルリーダーが直面する壁、必要なスキルがストーリー仕立てでわかりやすく説明。情報も多過ぎず丁度良い

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2021年05月01日

Posted by ブクログ

上海駐在中の自分には良くわかる。腑に落ちる。しかし、ことばというツールを駆使して、信頼関係を構築することは、本当に難しい。

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2015年12月21日

Posted by ブクログ

アメリカ人との労働観の違いが分かりやすく書かれていた。
また、各国との文化の違い(仕事優先か家族優先など)がチャートなどで示されており、日本がどこらへんに位置しているのか見るのも面白かった。

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2015年04月07日

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