【感想・ネタバレ】近しい相手ほど許せないのはなぜかのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

心の中に溜まり続けていた許せないという感情が私を苦しめていることを感じていたので、ちょうど良いタイトルだと思い読んでみたら、とても参考になりました。
何か怒りの感情が湧いたとき、相手の立場に立ってみること、自分は自分、相手は相手という考えがあるということ、一度冷静になる自分が必要だと感じたし、近しい相手にこそ愛を持って許したいと思えました。
父性本能と母性本能についての深掘りした内容とその宗教的な歴史も面白く拝見させて貰えました。
ただ、アンケート結果から許せない人が多いのは女性だと考えるのはやや安易だったり、歴史の深掘りが多すぎて、本当に許せない相手に対しての感情を読んで解決できるとは言い切れない気がしました。
日々のちょっとした許せないという感情には、この本は参考になる気がします。

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2019年11月21日

Posted by ブクログ

「許し」をテーマにした本です。許せない人の立場に立って考える、どうしても許せない人のことは考えないようにする。週刊少年ジャンプの敵を許して見方にするという王道パターンを思い出しました。いろいろな許し方があることが分かり参考になりました。誤字脱字はありませんでした。

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2013年06月13日

Posted by ブクログ

榎本博明さん、最近いっぱい本出してるなあ。けっこうこのひとの本は好きです。
本書のテーマは「許すこと」について。タイトルにぼんやりと共感したので読んでみました。
「許されること」で罪悪感を覚える日本文化、ということがとても示唆的でした。普段から感じていることをまさにそのまんま言い当ててくれてた。
らに、父性文化の欧米、母性文化の日本、ということもなるほど、と思いました。
本当に、この本に書かれているように、「許すこと」でお互いががんばれるような、そんな関係がどこかしらでもう少しだけ生まれることを願います。

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2012年12月12日

Posted by ブクログ

■心理学

A.心理的距離が縮まると、遠慮がなくなるため、お互いにわがまま出やすくなる。
そのため関係が深まれば深まるほど衝突することが多くなる。
関係の浅い相手なら気にならことも気になり、許せることも許せなくなる。

B.許せない思いを抱きやすい人は、他人の行動をコントロールできるといった幻想に惑わされているといって良い。
他人と自分をもっと切り離して見る必要があるだろう。

C.許すことは心の健康につながる

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2012年11月23日

Posted by ブクログ

自分の場合許せない相手と言うのは案外少なく、そのようなタイプの人はなるべく距離を置くなど関わらないようにするのでこの本に書かれている内容はあまり自分には役に立たないかも。
内容は脳科学とか神経系とかその辺まで突っ込んで欲しいなという希望がある。
ちょっと物足りなかったかな。

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2023年08月07日

Posted by ブクログ

西洋の裁く文化に対して、日本の許す文化。
そこを取り巻く諸問題という感じの展開かな。
こんな問題があって、こういうことが原因で、こういう下地があって、行為考え方と行動で変化することができる。

河合隼雄さんの本を読んでる気分だった。

ただ、何で近しい相手ほど許せないんだっけ?甘えだったかな。

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2017年05月13日

Posted by ブクログ

文字通り、近い人を許すための説いた指南書。

日本人特有の「許す」感情を大事にしましょう、というのはよくわかるのだけど、実際に身近に許せない人がいる環境では若干弱いと感じた。

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2015年10月04日

Posted by ブクログ

もう一年近く、「許す」ことを試みながらできない人たちがいる。
なんとかその一助に、と思って読んでみたけれど、うーん、わかる。言っていることはわかるんだけど・・・・・・と、この一冊でぱっと晴れることはできず。

でも、最後の『海辺のカフカ」の引用は感動した。著者の手柄じゃないっちゃあないんだが。

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2013年12月08日

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