【感想・ネタバレ】ひとり暮らしののぞみさんのレビュー

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Posted by ブクログ

蜂飼さんのいさぎよい言葉が胸に染みる。
一人暮らしののぞみさんのところへ、ある日突然一匹の大きい鳥と一匹の小さい鳥がやってくる。一人と二匹の楽しい生活は長くは続かない。鳥は渡って行かなければならないのだ。一匹がいなくなり、また一匹がいなくなる。また一人になっても前向きに過ごすのぞみさんの姿を愛おしく思う。
三も二ももともとは全て一の組み合わせなのだというところに、とても惹き付けられた。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

挿し絵が、大きめの小鳥も小さめの小鳥ものぞみさんも足だけ見えたり、全体を見せないのが良い。
独特の空気感のある文章が、美しくて好きだった。

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2014年12月26日

Posted by ブクログ

友人との別れを関係からの引き算ではなくて、元々あった一として存在させることが素敵だと思った。一と一との友人関係、というのは寂しく聞こえるかもしれないが、依存の無いその向こうに太さがある。ぶれなくてどっかりとした太さ、それはそれぞれを尊重した強さ。すべては信頼から始まる。のぞみさんも大きい小鳥も小さい小鳥も、いい友達だと思った。元気でいれば、それでいい。

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2011年03月03日

Posted by ブクログ

絵本のようで詩のようで文学のようで。
みんなで凧もなかを食べる夜も、ひとりで味わって食べる夜もそれはそれでわるくない。

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2011年03月02日

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