感情タグBEST3
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いやよいやよもすきのうち。
なんやかんや言いながらお互い好きで良い夫婦。これぐらいむちゃくちゃな方が上手くいくんだろうなあ。大学時代授業中に読んで肩を震わせ、友人に貸して返却された瞬間我慢できずに帰宅途中に読んで後悔した。くすくすじゃない、思わず声をあげて笑っちゃう。本あんまり読まない人にもすすめている一冊。
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序盤ナオミにイライラしてしまい「この本合わないかも、、」と思ったけれど読み進めていくうちにどんどんこの夫婦が愛おしくなった。詩を読んでいるような文体も読みやすくて好きだった!読後の多幸感。結婚っていいな、、。
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結婚した二人。
何やら無理矢理に一緒になった感の夫婦で、奥さんが自由気まま。
旦那さんは振り回され気味。
でも、そんな二人の生活が面白く、微笑ましくて面白い。
話のテンポも良くて、すごく好きな1冊となった。
何か落ち込んだり、喧嘩したりした時に読むといいかなーと思う1冊でもある。
2015.7.6
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ふふっと笑いながらさらっと読んじゃった。
好きだったころの江國さんの作品に似てる気がする。
銀色さんは、エッセイから入っちゃって、そっちはあまり好きではなかったけど。
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面白かったです!!
最初はただ、ただかわいそうな男性なのに、
最終的に世界一幸せな男性に思えて
こんな夫婦いいな。って思います。
女は少しワガママで自由奔放なほうが愛され上手なのかもしれません。
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銀色さんの小説が好きです。
主人公が高尚過ぎなくて、同じ目線で物語を楽しむことができるので。
今回の小説も例に漏れず、最初から最後まで淡々と楽しむことができました。
何のドラマもないけれど、だからこその読み応えがありました。
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ナオミと僕の関係が可愛すぎて「もぉーー!!」ってなりながら読んだ笑
最初の方は本当に、美人でわがままで計算高い奥さんと手玉に取られてる旦那の話かと思って、旦那側の気持ちで読んでいたけど、話が展開していくにつれて「あれこれもしかしたらナオミ、結構かわいいやつじゃん」ってナオミの気持ちにも共感し、最終的には、ああどっちもかわいい!この夫婦好きッ!!となった笑
ラストがあっけないけど、ユニークな終わり方。
この二人はきっとおじいちゃんおばあちゃんになるまでこんな感じでやんややんや過ごすんだろうな。かわいいな。
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タイトルどおりの内容。
確かにわがままな奥さん。でもこうやって直球ストレートに表現できる人間って羨ましいとも思った。
お似合いのふたり。
『雲の上を飛んでるような時間』って表現が繰り返されるたびちょっと笑ってしまった(笑)
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あははと、ツルツルっと読んでしまって面白い。
でも、不思議に心に残るのはなんだろう?
手がかかる子どもほどかわいいってことかな?
ナオミの破天荒さには胸がすく部分もあり。
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平々凡々な僕にはとても美しい妻がいる。そのことを周りはとても羨ましがるが、その実態は・・・。
とてもおもしろかったです。
全体的にコメディ調なのですが、ジュンの、ナオミの意地悪にもう嫌気がさしているんだけど、でもナオミのことがどうしても好きなこと。
ナオミの、ジュンのことが好きなんだけど、どうしてもジュンに意地悪をしてしまうこと。
自分ではどうにもならない相手に対する好きという気持ち。それを「この2人もうダメなのかな」という展開の中で、チラッチラッと見せるあたり、銀色さんはこういうの本当にうまいなと思うし、実際しんみりときます。
お互い好き同士なんだよね。。
ラストも笑っちゃうんだけど、しんみりした。
この2人のことが大好きになった。
銀色さんは「ミタカくんとわたし」の時も思ったけど、「つれづれ」なんかに時間潰してないで、こういうのをもっとたくさん書いてほしい。
ところでこの本、さらにコメディタッチにして北川景子主演でドラマ化したら当たりそう。旦那さん役は小出恵介がいいなぁ。今だったら向井理とかになりそうだけど、あえて小出くんに!ちょっとダサめの役作りをしてもらって。
うまい脚本家に託せばいいドラマになりそう。。。
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『僕は、それでもやはり、今、わりとしあわせなんだと思う。人にはそれぞれのしあわせの形があるんだ。人と自分は違う。自分のそれを見つけたら、もう人と比較したりしないで、それをただ黙って大事にすればいいんだよね。』
そんなお話。
夫がタイトルを見て、君のことやん、とのこと。
・・・。
ナオミほどひどくはない。と思う。
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しあわせの形は人それぞれなのと
長く一緒に過ごすことによって新しく見えてくる短所の数と、湧いてくる情は残念がら比例していて
離れた方がいいのかも?!って思った時には既に離れられないほどの情が湧いていることが多い。
情が湧くことは良いことが悪いことか紙一重で、
全く必要のない情もあれば
結局全てを許してしまうほど大きな愛という意味での情もある。
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これ自分のことだ、と思う場面がいくつか。
一歩下がった控えめな奥さんもいいけど、毎日がジェットコースターのような、なんだか憎めない奥さんとの日々もきっと楽しくて、幸せなんだろうと思う。
夫婦の形はそれぞれ。子供がいるいないもそれぞれ。自分の幸せを見つけたらあとはそれを大切に。
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書店でみつけ「これあたしじゃん」と思い、手にとった(結婚していませんが)。
冒頭部分を試し読みしたら「あ、あたし・・・」と思い、
さらに恐ろしい奥さんの名前が「ナオミ」ときて購入を決意(わたしはナミですが)。
ナオミとわたしは趣味嗜好は違うけれど、やっぱりどこか似ている。
ナオミのほうが潔い分、わたしよりマシか・・・?
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YUKIのことが「きらい」って思っている自分もいるけど、それでも「かわいいな」とは思ってしまうっていう内面的に複雑な様子が本に関して出るとしたらこの人とか、他にもいるけどもろもろもろもろとなんだか自分の恥ずかしいものみたいですごく恥ずかしい。イタタと感じるところもあるけれどこういう世界観(ほんのすこし、世間からずれていることを意識しつつもそれが自然であろうと認識した気持ちを持った何となくあざとく感じる”私の世界”)についてはかわいいなと思うところもある。なんというか。素直に、ナオミをかわいいとおもうし、ジュンはいい夫だなとおもうし、でも相容れないし、複雑です。
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さらさらと読めた。昔の江國香織さんの小説のようだけど、いまひとつ心に残らない感じかな・・・。奥さんのわがままっぷりは良く伝わってくるのだけど、どうしても離れられない部分が感情移入できなかった。。気分は悪くならないので☆三つ。
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400字詰め原稿用紙235枚に綴られた、ナオミとジュンの日常生活。
「好きな人ができたの」と駆け落ち宣言をしたナオミが出ていき、やったー!と歓喜のあまり踊りまくっている姿を般若の様な形相のナオミに発見されたり、「最低な夫ジュン」というナオミの創作話が雑誌で賞を取ったり、思わず笑ってしまうところがあって楽しい。
『それでもやはり、今、わりとしあわせなんだと思う。 人にはそれぞれのしあわせの形があるんだ。 人と自分とは違う。 自分のそれを見つけたら、もう人と比較したりしないで、 それをただ黙って大事にすればいいんだよね』
読んだあとに、ほのぼのとした温かい気持ちになれる一冊。
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「きれいな奥さん。なんでも上手にこなす素敵な奥さん。幸せなご主人。こんなパッとしないご主人にどうしてあんなに美人の奥さんが?……でも違います。誰にも言えませんが、僕の毎日はちょっと地獄なのです。とてもきれいでわがままな奥さんナオミと結婚したジュン。二人が繰り広げる愛と涙の日々を綴る、笑えてほんのり暖かい長篇小説」
カバーにあるとおりの、くすっと笑える結婚生活が描かれています。
なんとなく、女性のペースで結婚して、「こ、こんなはずでは」と思っている男の人って、実はとても多そう。でもそれって実は幸せなのかも?
銀色さんが、こんなラブコメ的な小説を・・・とちょっとびっくりしつつ、楽しく読みました。
Posted by ブクログ
この二人は相性いいんだと思うw
あとナオミさんはあんなようでジュンが好きで、そしてジュンの気持ちに不安なんだろうと思う。
いや、こんな女大変なんだろうが、端から見ると微笑ましかった。