【感想・ネタバレ】電気サーカスのレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

とにかく退廃的。前向きになりたい時には読んじゃいけない本の代表格。

だけど、とにかく引き込まれる、そんな小説です。
共依存で薬物依存、お先真っ暗としか言いようのないモラトリアム期間を過ごす主人公の心情に大いに共感しながら、適度な間隔保って読みましょう。

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2013年11月27日

匿名

購入済み

エッジーな世界観の小説で、非常におもしろく読みました。スタイリッシュな文体で、ストーリーも目が離せませんでした。

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2023年06月05日

Posted by ブクログ

切ない。
つらい。
どん底まで落ちていく感じがずっしりきた。
一歩間違えたら自分もこうなってしまうかもしれないという怖さ。
中盤ぐらいからどんどんひきこまれた。
ギークハウス をみても思ったけどシェアハウス自体は楽しそう。
一生独身だったらシェアハウスで老後過ごしたい。

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2019年11月05日

Posted by ブクログ

中毒的な莫大な心理描写 病態 退廃 絶望 空虚 依存 怠惰 が脳内に無限膨張し ゲシュタルト崩壊し 最期は最高の虚無感に帰還する

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2015年09月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 自分の少年時代を思い起こさせる少女と出会って、何とかしてあげたくて、入れ込みすぎて、結局お互いズブズブに溺れていく、ただそれだけの話。それだけなのに、なぜか厚い。どうしようもない日々の生活と自分の内面をつらつらと書き連ね、埋め立てていく。

 酒と薬物に逃避して、身体を壊して、そこそこ仕事は出来ても自分で自分を駄目にしていく。それでも彼女には何とか真っ当な人生をと願うこの的外れ感。
 
 思春期とはいえ問題児すぎる真赤に振り回されても、決して責めない、他でもない自分の責任としてあっさりと受け入れられてしまう主人公の在り方に何故だか心打たれてしまった。

道化た享楽のツケを払い、そうしてまた、何はともあれ生きていかねばならない。それだけははっきりしている。

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2015年02月23日

Posted by ブクログ

大した展開があるわけでもなく半分くらいまで退屈しながら読んでいたのに、いつの間にか主人公に感情移入してぬるま湯気分に浸りながら読んでた。

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2014年02月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

PCをマイコンピューターと呼んでいた時代から触れてきて、この小説のダイアルアップ回線時代、テキストサイトなども懐かしく思いつつ読んだ。
が、その当時のネット利用者がみんなこんな怠惰な生活を送っていたわけではない。
社会に不適合とも言える青年と彼の周りの人々の退廃的な日常がただつらつらと綴られている。得るものはないが、興味深く読めた。
あ、得るものは、自分はまともな人生を送ってこれたなとういう優越感だろうか。

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2013年12月23日

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