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Posted by ブクログ
それにしても銀行というのはすさまじいところだなあと思いつつ。自分が銀行に就職していたら発狂していたような気がします。その中でもどうにか落としどころを探った作品群であり、読後感は悪くないです。
Posted by ブクログ
筆者お得意の銀行をテーマにした短篇集。
いずれも悲喜こもごもなテーマかつ内容での6話。どれが正しくてどれが間違っているなんていうことは言えない世界の話だけど、自分的には「いつかの本番のために」が一番心に残ったかなぁ。
まぁプロットやら展開がタイトルから読めてしまうというのは残念だけど、このくらいの長さだと冗長に感じず読み応えもあってよかったと思います。
Posted by ブクログ
短編集ですが、内容より出版物に対する素朴な疑問。
『いつかの、本番のために』は、『不当買収』という長編の一部ですね。
“使い回し”なんか?それともこの短編から、長編に発展したんか?
それぞれの出版時期を調べるほどまでに突き詰めたいことでもないけど、表面的には別の出版物のカオしてんのに、意思に反して再読させられた気持ちになり、複雑な心境にはなってもたかな。
…ついでに言うと、『頭取無惨』はスピンオフなんかな。勘違いかな。
Posted by ブクログ
銀行を舞台に繰り広げられる人間模様の短編集。
派閥争い・・リストラ・・成果主義・・貸しはがし・・
現在のサラリーマンには避けて通れないテーマで書かれているだけに、読後の爽快感というものはあまりない(笑)
唯一、最後の「機械の声を聴け」はちょっと違う感じでよかったかな。これだけでもショートドラマか何かつくってもいいかもしれない。