【感想・ネタバレ】万能鑑定士Qの探偵譚のレビュー

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波照間に戻った莉子は偶然、横領の疑いをかけられた女性と出会う。小笠原に恋心を抱く彼女。莉子は自らの怖れを払拭して再び東京に戻ることができるのか。
久しぶりに出てきた華蓮がコピアと話すシーンが印象的だった。ここまでにつながるエピソードを読んできたけれど、コピアの正体について疑ったことはなかった。張り巡らされた伏線すごい。読み終わるのが惜しくなるシリーズ。勇敢な小笠原さんもすてきだった。

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2019年06月13日

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万能鑑定士シリーズ大好きです///
もう、終わっちゃったと思ったけど
また、シリーズ始まって嬉しいです( ´艸`)

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2014年03月17日

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今までの話は莉子さんの知識面での成長という感じでしたがこれからは精神面の成長なのかな?推理劇あっさり過ぎて残念でしたが大団円で良かったのかな?ともう終わったものだと思っていたら続きが出ていたので嬉しく楽しく読めました。 次はいつ発売だろ

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2014年03月04日

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Qちゃん、いいですねえ~
今回も素晴らしい推理を見せてくれます。でもそれを引き出す小笠原君がいるからなんだよね ^_^
まだ続くそうで、嬉しいです。

その前に映画ですね

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2014年03月01日

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 波照間島に戻った莉子と小笠原。二人の前に現れた若い女性は横領の疑いを懸けられていた。彼女を救うため、そして自らの道を確かめるため、莉子は過去の挫折と向き合いつつ再び事件の渦中へ飛びこむ。

 謎解きものとしては過去作品と比べて、最高傑作とまではいかないかな、とは思いましたが、今までのシリーズ作品の総決算として、そして新たな莉子の旅立ちを描いた、シリーズの転換点を描いた作品としてはこれ以上ないくらいの出来だったと思います。

 シリーズを通してしっかりと伏線を張り、単品作品だけにとどまらない大きな物語の流れを作っているのも松岡さんらしいです。しっかりと『推理劇』編の伏線を回収し今後の新たな展開が楽しみな構成になっています。

 小笠原もだいぶ成長してきました。シリーズ当初こそ完全なワトソン役の印象でしたが、最近は莉子の精神面の弱さや学問的な弱さのカバーもやってのけて、助手役割からパートナーに変わってきたんだな、と思います。恋愛描写については進んだような、進んでいないような、相変わらずな感じでしたが(笑)。

 映画化も決定しましたし、まだまだシリーズの勢いは止まりそうにないですね。今後とも二人の活躍にお世話になろうと思います(笑)

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2014年02月13日

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やっぱりこのシリーズは面白いなぁ。   
いい謎を用意してくれる。   
今回は主人公の凜田莉子というキャラクターに焦点を当てて、万能鑑定士Qの帰還を描いているのも良い。   
小笠原の存在感がすっかり重量級になってしまったのも最初からシリーズを追ってる者としてみれば感慨深いですね。   
次が楽しみです。

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2014年01月31日

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満足!

莉子の帰還、止めどなく続く知識と推理の嵐
事件簿1/2に続く久しぶりの長編に時間も忘れて読みふけりました。

小笠原との仲は相変わらずに戻ったけど、またこれで莉子の活躍が見れると思うと悪くないですねw

時事ネタもしっかり盛り込んできて、まだまだ楽しめそうです!

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2017年01月13日

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ネタバレ

万能鑑定士シリーズの長編シリーズ。
前回の『探偵の鑑定』の少し前に起きた波照間島での出来事を描いた本作。今作の莉子は、波照間に帰り自分を見失っている所から始まる。小笠原との微妙な関係性や、石垣島での伝説における莉子のトラウマ、コピアとの再会など多くの見所がある本作。その分、本のページ数も多いが読み応えの多い作品である。
ストーリーも濃いものとなっており、『推理劇Ⅳ』で逮捕されたコピアがまさかの偽物であるということ、今までの推理劇シリーズ4編が全てコピアの手によって引き起こされておりタイトルこそが弧比類巻兄弟の犯罪記録そのものだったという所がメタでありながら上手くできているなと思いました。
樫栗芽衣の事件が思ったよりも速く、残りのページをどのように消化していくのかが気になっていたところまさかのトラウマ解決とコピアとの対決に割かれていてとても面白かったです。コピアとの対決が今後の全体のシリーズのクライマックスに繋がっているのかなぁと、これからもシリーズを楽しんでいきたいと思いました。

この作品をアニメ化した際の声優陣を自分なりのキャスティングしてみたので読む際に参考にしてください(敬称略)。
凜田莉子:佐藤聡美
小笠原悠斗:寺島拓篤
葉山翔太:中村悠一
荻野甲陽:平田広明
宮牧拓海:福島潤
雨森華蓮:日笠陽子
凜田盛昌:千葉繁
凜田優那:井上喜久子
凜田タキ:野沢雅子
弧比類巻修/黎弥:関俊彦
弧比類巻祐司:屋良有作
秋月暮人:代永翼
樫栗芽衣:小清水亜美
浦橋陽菜:金元寿子
スコット・ランズウィック/ドゥエイン・ブレッティンガム:梅津秀行
チョウ・ユイファン:水島裕
槌島周径:田原アルノ

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2022年11月03日

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万能鑑定士Qの復活。いろんな人の思いを受けて、自分らしく生きることを見つめはじめた凛子。自らのウィークポイントもちゃんと受け留める強さも取り戻して一件落着。次回作はないのかな。

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2018年10月12日

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楽しめた。 なるほどこういう展開にしたかったから前作はあんな感じだったのね。 納得。 しかし二人の恋愛はいい加減ちょっとめんどくさい。 さすがにダラダラとしすぎかなぁ

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2017年12月08日

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ネタバレ

万能鑑定士Qの推理劇IVのその後の話。後半と言ってもいいくらい、前作の気になるところを解決してくれました。
もう少し続くようなので次回も楽しみです。

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2017年07月05日

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波照間島に戻った莉子。そこに舞い込む偽札事件。
莉子はその謎を解き、また万能鑑定士として活躍するのか?

約400Pというシリーズ最大のボリューム。
事件という点では、やや物足りないが、
それでも、いつも通りに安心して楽しめる1冊。
続くであろう本シリーズの新たなる出発となる作品にもなった。

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2014年12月29日

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読み終わった。
偽札ってそんな簡単に作れんのか?
あと、詐欺罪なのか?
事実とれんのかわかんないな。

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2014年06月22日

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ネタバレ

万能鑑定士Q、また新しいシリーズ探偵譚 がスタートしました。
前作・推理劇の最後が今ひとつ、でしたし、
今後、沖縄・波照間が舞台だと、事件も少ないし、どうなることだろう、と思ったのですが
また莉子が復活、面白くなってきました。

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2014年03月01日

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前のシリーズ終わって残念…って思っていたら新刊!(≧∇≦)嬉しい!!今回はコピアと絡むし、私はすごく楽しめた。次はどんな事件が起こるのか次巻にも期待。

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2014年02月02日

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ネタバレ

 前作の話では今まで引っ張って来た話なのに、やけにあっさりまとめられて少し不満だった。しかしそれすら今作の話のための伏線だったのだなと読みながら思った。
 今作は万能鑑定士のリスタートだと感じた。莉子や悠斗が成長して、魅力ある敵も出てきてこれからますます面白くなりそうだと思った。
 固有名詞が多く出てそこにリアリティを感じるところや軽快なテンポで話が進んでいくところがデイヴィット・ハンドラーのホーギーシリーズに似ていると感じた。

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2013年12月25日

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万能鑑定士Qシリーズあまりに数が多く何から読むか迷ってしまい、手に取ったのがこの作品
高校事変シリーズや千里眼シリーズと比較すると迫力に少し欠けるが論理的なところは魅力である。
もう何冊か読んでみようと思う。

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2021年06月12日

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ネタバレ

東京に戻しちゃった~週刊カドカワの八重山オフィスに収まった小笠原はハッピーだが、仕事がないのは莉子も同じ。盆の祭に訪れた若い女性は偽の壱万円札を残して漁船で石垣へ帰っていった。編集長からオフィスを閉めるぞと脅された小笠原は、岡山から来た刑事達とその女性を追いかけることにしたが、莉子はチケットの破片から新潟空港に行くのだと言う。女性は偽名を使って短大に通っていたが、新潟に住まう親友は事情をしっていて、岡山の銀行に勤めて、現金5千万を徒歩で運んでいる隙に奪われ、偽札にすり替えられいたのだ。怪しげな投資会社は詐欺だ~南海の孤島では事件も起きないからねぇ。コピアってのはアンダルシア語で双子だってさ。堆朱の硯ね

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2019年12月12日

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波照間が舞台。
莉子も悠斗も波照間にいます。
悠斗が角川書店の東京本社への帰還命令を受けたことから物語は始まります。
今回は少し全体的に暗い話だったので、あまり楽しめませんでした。
莉子が昔から怖がりで冷静な判断ができなくなる…?
そういう描写って、今まで出てきたのかな…。
記憶になかったので、ちょっとびっくりしました。
まあ、それでも最後には、莉子の成長した姿を見られたので、これからの物語が楽しみです。

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2019年08月15日

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『わたしは横領着服などしていません…』無実を主張し、波照間島から去った謎の女性。樫栗芽依と名乗った彼女は、未使用の偽札を残して姿を消した。鑑定家に徹しきれない自分を恐れ、事件に関わることを避ける凛田莉子。だが、小笠原悠斗には島からの撤退命令が出ていた…。悠斗への想いと自らの道を確かめるため、莉子は再び「万能鑑定士Q」として、羽ばたけるのか?

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2018年05月29日

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ネタバレ

〇 評価 
 サプライズ ★★☆☆☆
 熱中度   ★★★★☆
 インパクト ★★★☆☆
 キャラクター★★★☆☆
 読後感   ★★★★☆
 希少価値  ★☆☆☆☆
 総合評価  ★★★☆☆
 「推理劇4」で東京を離れ,波照間島に拠点を移した莉子と小笠原。莉子は,幸せではありながら,何か,満たされない生活を送っている。それに加え,小笠原には月刊角川八重山オフィスを閉鎖しろとの辞令が伝えられる。
 波照間島に樫栗芽依という女性が迷い込む。その女性は偽札を使った横領犯人だと疑われている。小笠原の説得と,祖母の助言を受け,莉子が再度,探偵のような調査を行う…という筋書き。
 大掛かりなトリックはない。樫栗芽依の横領事件は,お金を預けた株式会社R・O・Fが黒幕。詐欺のトリックも,稚拙。サプライズらしいサプライズはない。
 ミステリ的な要素は薄いが,莉子と小笠原の関係がどうなるのか,莉子は立ち直れるのかといった部分で読者を引っ張る。リーダビリティはなかなかのもの 
 事件簿シリーズ,推理劇シリーズと続き,凜田莉子と小笠原というキャラクターがどちらも成長している姿が見てとれる。また,黒幕であるコピアについて,推理劇4で捕まったコピアがデキの悪い兄で,真の黒幕である弟は捕まっていないという設定が明かされる。弟の方のコピアはなかなか深みがありそう。
 全体手的に見て,この作品は完全につなぎという感じ。一度,波照間島に戻った莉子が再び東京に戻る。捕まった黒幕はニセモノ。それらを踏まえ,今後どう展開するのか。
 この作品単体のデキは並程度。面白くなくはない。シリーズ全体として,キーとなる一篇ではあるが,トリック,プロット,謎のいずれも平凡。★3どまりだろう。

〇 メモ
 樫栗芽依
 凜田莉子の小学生時代のシーンから始まる。劣等生だったが,対象に強く興味を抱いたときは,知力を発揮する。石垣島の野底岳で,雨の日にマーペーという女性の壁画に睨まれたという。引き出しを持って自転車を漕ぐ男性が,接着剤を手にこぼし,引き出しをつかんで離れなくなったと推理したシーンなど
 樫栗芽依が波照間島を訪れる。その日はムシャーマという島の盆祭。小笠原悠斗と凜田莉子に出会う。莉子はツブリというイベントに参加し,泡波を3杯飲みながら勝つ。
 翌日,莉子が起きる。東京を離れ,波照間島に戻ることになったことについて思いをはせるシーン。胸にぽっかり開いた穴のような虚無を感じている。
 小笠原のもとに,八重山オフィスを撤収するように指示が出る。
 コピアこと孤比類巻修の取り調べ。父である孤比類巻祐司から警察が話を聞く。莉子の店に漆器でできた硯の鑑定の依頼が来る。
 八重山オフィスの撤収を避けるために,小笠原が取材活動。警察がやってきて樫栗芽依を探していることを知る。樫栗芽依は,1万円札の偽札を持っていた。また,横領の罪で追われているという。
 莉子は小笠原と一緒に樫栗芽依についての調査するか,迷う。そこに祖母が現れ,これを最後に協力するように言う。莉子は,協力することにし,最初の調査で「→日本国」と書かれたチケットの切れ端を見付ける。
 莉子と小笠原は,まず,新潟に向かう。その前に,石垣島でマーペーを見る。
 莉子は,石垣島の空港で,いくつかのトラブルや謎を解決する。
 コピアの捜査。警察は雨森花蓮に協力を依頼する。浪滝琉聖(宝石鑑定トーナメント事件の主犯)から提供された音声などから,COPIAはスペインのアンダルシア州のスラングで一卵性双生児。コピアは双子だった。花蓮は,コピア(兄)と対峙し,コピア(兄)に,自分はコピアだと認めさせ追い詰める。
 花蓮は,コピア(弟)に出会う。コピア(弟)は,莉子が立ち直るために,コピアが双子であることは,しばらく伝えないように言う。
 莉子と小笠原は,新潟で捜査をする。spモードメールがドコモメールに切り替わるとのニュースを聞きながら捜査。「→日本国」のチケットが新潟のバスのチケットであることを確認する。山形隆泉女子短期大学の広告に樫栗芽依の写真が掲載されていることを知る。
 大学での調査。小笠原の機転でスクールカウンセラーから,大学当時の友人,浦橋陽菜の存在を知る。浦橋から,芽依のことを聞く。芽依は,5000万円の横領の罪で追われている。芽依が運んでいた5000万円が偽札になっていたという。
 それから倉敷での捜査。小笠原は5000万円が偽札になった現場を調査し,莉子は,樫栗芽依の実家を訪れる。
 spモードメールがドコモメールに変わり,メールサーバに情報が残るようになったことを利用し,樫栗芽依の居場所を突き止める。
 樫栗芽依から話を聞き,莉子は犯人が株式会社R・O・Fであることを突き止める。
 株式会社R・O・F(琉球王府ファイナンス)への侵入捜査。同社は,嘘の投資情報を伝えている詐欺会社だった。
 表裏で,片方の数字の方が13多くなっている4枚のカードを利用したトリック。数字の少ない方を表とすると,表裏を2枚ずつにすると206になるように仕組まれていた。もう一つは700人くらいを対象に,株価が上がると伝える相手と下がると伝える相手を半分ずつ用意し,的中が続いていると思わせるトリック
 倉敷警察と協力し,株式会社R・O・Fの詐欺を暴く。
 事件が終わったあと,莉子は波照間島に戻る。小笠原は,週末,京都に来てほしいと伝える。莉子は行くか,行くまいか迷うが,祖母の説得を受け,行くことにする。
 京都に行く前に,もう一度,マーペーのもとに。その日は雨。しかし,莉子の姿をマーペーの視線が追うという体験をし,莉子は気を失う。
 小笠原は,樫栗芽依から告白されるが,断り,京都から石垣島を目指す。莉子を発見し,マーペーの謎を解くように説得する。莉子は謎を解く。マーペーは黒目が目の輪郭より少し後ろにあった。雨のときだけこうなる。隙間があるので,視線が追ってきているように感じたのだ。
 マーペーは謎の画家により復元される。その画家はコピア(弟)。
 その後,莉子はコピア(弟)の取引現場に足を運び,取引を阻止する。コピア(弟)と莉子の会話。コピア(弟)は,莉子に鑑定を時間制で料金を取るようにアドバイスする。コピア(弟)は,黎弥という自分の名を莉子に伝え,取引現場を去る。
 小笠原悠斗は,月刊角川の編集部に戻り,デスクになる。莉子は飯田橋に再び店を構える。

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2017年12月10日

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ネタバレ

少し物足りないという印象。約400Pと今までにない長編だったのにな。とはいえ残り1冊となりました。最終巻、期待してます!

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2017年02月21日

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ネタバレ

波照間島に帰った凛田莉子と転勤という形で莉子の側に越してきた小笠原。ほのぼのと離島で鑑定業を営むと思いきや思わぬ形でまたもや事件に巻き込まれる。前の巻で捕まったと思われた最大の敵コピアが双子だったというオチ。まあありがちな話の作りだけど、ネタ切れになってきたのかなとも思える。ともかく残り2冊、読んでいきたいと思う。

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2016年03月07日

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故郷の波照間島に戻った莉子。
八重山支所に配属された小笠原。

偶然知り合った樫栗芽依にかけられた濡れ衣をはらす為に、
事件に首を突っ込む。

そして本物のコピアと対面を果たす。

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2015年12月09日

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ネタバレ

地元に帰った鑑定士と鑑定士を追って同じ土地で暮らし始めた記者のお話。
正直前回の終わり方でもうこのシリーズは終わりなのかな、と思っていたので続きが読めて良かったです。
東京に戻ってくるお話。

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2014年05月17日

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波照間島に帰ったQちゃんだったが、やっぱりそこに埋もれる存在じゃありませんでした。

コピアも実は双子で、捕まったのは本物でなかったという奥の手まで出てきた。コピアの陰謀の甲斐(?)もあって、Qちゃん復活の書でしたね。

(2014/3/4)

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2014年03月30日

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前作を読み飛ばして本作を読んだため、少々、前の展開がわからなったが、まあ、相変わらずのリーダビリティで、どうでもよくなって最後まで読まされた感がある。というわけでよくわからないが、本作は主人公の再生の物語であるようではあり、そのせいかわからないが、謎として登場するネタは、少々、小粒で底が浅い。

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2014年03月28日

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面白くて知恵がつく、人の死なないミステリ…新章スタート!
自信を無くし故郷波照間に帰った莉子は復活なるか?

なんだかんだと読まされてしまうこのシリーズ。
前巻ではこれで完結か?と思ったけれど新たに始まりましたね。
すぐに次巻も出るようだし、今後の展開に期待。
莉子にはもっと鑑定眼を生かした活躍をしていただきたい。

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2014年01月17日

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設定投げっぱなしだった推理劇シリーズを立て直し、新しい探偵譚シリーズの幕開けだ。コピアの今後は如何に。


波照間島に帰った莉子は、樫栗芽依が持っていた偽札をきっかけに、再び探偵の真似事を始める。

莉子が、悠斗やおばあたちとの関係に読点を打つ展開に、新シリーズへの期待が高まった。
孤比類巻の存在も今後を大きく左右しそう。こっちも期待。

それはそうと映画が楽しみだ。

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2014年01月16日

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前作『~の推理劇Ⅳ』にて、主人公の二人が、
収まる所(波照間島)に収まって終わってから、
ある意味、予期せぬ長編新作ではありましたが、

解説にもある通り、万能鑑定士Qの‘帰還’…、
新シリーズのプロローグ的な内容に感じました。
タイトルも、これまでと一新していますしね…。

ただし…、
最終回?だった前作と新章の中継ぎ的な内容で、
単品のミステリー小説としては、それ程でも…。

もちろん、お互いに大人への階段を昇り始めた、
凜田莉子と小笠原悠斗の、人間としての成長と、
引き続きの、じれったい相思相愛の進展など…、

新シリーズでは、贋作トリックの妙だけでなく、
係わる人間に対する、より深ぃ洞察描写なども、
期待したぃな~とも思わせるよぅな内容でした。

次回作『~の謎解き』に、期待します…。

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2014年01月11日

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