【感想・ネタバレ】アジア政治を見る眼 開発独裁から市民社会へのレビュー

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Posted by ブクログ

開発主義国家は、植民地支配を脱却して政治的、経済的自立を目指す東アジア諸国にとり、政治体制、経済政策、社会管理が一体になったトータルな国家体制であった。

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2011年11月18日

Posted by ブクログ

この本は韓国、台湾、インドネシア、マレーシア、シンガポールの5つのアジア国家について書かれている。

この5カ国に共通するのが「国家統合」→「開発独裁」→「民主化運動」というバックグラウンドである。

アジアを先見しようとするならば、この5カ国の背景は頭に入れておくべき。

内容も充実しており非常にいい本だと思う。

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2011年05月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

[ 内容 ]
二〇世紀後半のアジア諸国の政治を眺めると、七〇年代に始まる開発独裁の時代と、民主化運動の爆発や民主的政権交替が起こった八〇、九〇年代との対照が際立つ。
なぜ、アジアに開発独裁政権が生まれ、その多くが八〇年代後半以降に終焉を迎えたのか。
「市民」はどのような役割を果たしてきたのか。
韓国、台湾、インドネシア、マレーシア、シンガポールの政治と社会の構造的変容を概観し、アジア政治の今後を展望する。

[ 目次 ]
序章 現代アジア政治への視点
第1章 韓国―軍事独裁から民主化へ
第2章 台湾―国民党一党独裁から政権交替へ
第3章 インドネシア―スハルト開発主義国家の崩壊
第4章 マレーシア―揺れるマハティールの開発主義国家
第5章 シンガポール―開発主義国家維持の懸命な努力
第6章 開発主義国家をめぐる問題
第7章 市民社会をめぐる問題
終章 現代アジア政治の行方

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

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☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
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[ 参考となる書評 ]

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2011年03月29日

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