【感想・ネタバレ】屋根の日本史 職人が案内する古建築の魅力のレビュー

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Posted by ブクログ

20190426
修行といってもそれほどの悲壮感はなく、年輩の人もけっこういたという。
仕事のほうも腕はそれなりによかったようだが、万事ゆったりとしていて、近くの社寺参りに行ったり、職人衆や近所の人たちを相手に博打まがいのことをしたかと思うと、囲碁や謡を教えたり、器用に墨絵や書を書いて、ちゃっかりと小遣い稼ぎをしたりと、なかなかに趣味人の職人もいたようだ。
ただ、武家の出だった曾祖母だけは「あの人らは、どこへ行ってもあんなことしとるんやろ」と 終始冷淡だったという。
(p.213 西行の渡り職人について)

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2019年04月26日

Posted by ブクログ

屋根はよく見かけるものだけれども
本当に詳しいことはあまり知らないものだな、
というのをこの本を読んで感じました。

葺くものにも結構多くの種類がありますので。
それと、屋根を1つとっても
日本の歴史を垣間見ることができるのは
すごいな、とも感じ。

驚かされたのは日本の法律が
伝統的な事柄にまったくやさしくないということ。
本当に恐ろしい法律がまかり通っていたものです。
(つい15年ぐらい前まで)

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2013年06月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

職人さんによる著書。絵図の勉強をしていた際、屋根の描写等についてなにか歴史的背景や、ネタを勉強したいなぁ…と思って読んだ一冊。職人さんならではのお話がいっぱいで普通に面白かったです。でも結構マニアックな内容なので、普通に読むには途中で飽きてしまうかも。

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2012年03月17日

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