【感想・ネタバレ】ダブルトーンのレビュー

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Posted by ブクログ

一言で言うならば大人な作品です。
人が持つ心の機微がうまく表現されていました!
秀作と言っても良いでしょう☆
消失刑、時跳び…などが好みの方なら満足できるはずです

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2012年08月24日

Posted by ブクログ

大変おもしろかった。

シチュエーション、話の展開のスピーディ感、結末へのわくわく感。。。

最後の、なぜ二人の意識は交差したのか、に対する考察は
特に不要ではないか、と思いました。

なぞはなぞでいいときもある。

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2012年07月18日

Posted by ブクログ

どんどん物語に引き込まれて、一気に読み終えましたぁ‼
全てが繋がりラストに向かう展開は、呼吸する事すら忘れる程でしたぁ‼

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2012年06月04日

Posted by ブクログ

時間を利用したSFミステリーといったところでしょうか。
同じユミが、別のユミと協力して謎を解決します。
全く知らなかった二人がなぜ繋がるのかは、本を読んでのお楽しみ。
ラストの方は、結構ハラハラします。
ラストシーンは映画にでもなりそうな感じです。

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2019年03月21日

Posted by ブクログ

心がシンクロした2人の女性、過去に生きるパート主婦、未来に生きるOLが未来で殺される自分を感じて過去に戻り少しずつ小さな生活を変える事で難を逃れる。この過程で生活の

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2016年06月18日

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普通の主婦、田村裕美と、独身OLの中野由巳は、夢の中で別の人生を過ごしているような不思議な記憶が残っていることがあった。

曖昧だった寝起きの記憶が次第にはっきりとしてきて、お互いの人生にかかわりあっていくような気がしてくる。

ファンタジーなのにちょっぴりミステリーも入っていて、何とも不思議な設定なのですが…
二人の女性の入れ替わりがそんなに読み難くなくて、どうなるんだろう?のドキドキ感でラストまで一気読みでした。

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2016年06月13日

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広告代理店の下請けをしている会社で働く独身の中野由巳、保育園に通う亜美という娘をもつ税理士事務所で働く田村裕美、ふたりの魂が時間と空間を隔てて相互に転移することにより、過去に起こったはずの犯罪を防ぐという奇想天外な物語。やはり、『壱里島奇譚』の作者だなと思わせる梶尾ワールドにようこそ。

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2013年12月28日

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NHK BSで始まったドラマが意外に面白かったので原作を読んでみたら、少し描き方はドラマは違ってますが、なかなか面白かった!

2人のゆみの入れ替わり方がなかなか面白いし、徐々に謎が解き明かされていく進行も良かった。

ドラマの話だが、相変わらずキャスティング、うまいわと感心。友近、そっくり^_^

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2013年07月14日

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ネタバレ

この作者らしいテーマだなあと思って読み進めると、段々物語が緊迫感を増し、ミステリーの世界に。犯人は予想がついてしまうが、展開は面白く楽しめた。

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2012年08月26日

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「月刊百科」、後に「ウェブ平凡」に継続して連載された29節を単行本化したもの。

この作家のものを読むのは初めてで、"ゆみ"という二人の女性の意識が繋がるという設定にファンタジーノベルかと思って読んでいくと、真ん中あたりからミステリーになって、次第に切迫感を感じるようになり、最後にドンデン返しという結末となる。

話題になった映画「黄泉がえり」の作者だと知って、なるほどと思った。

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2012年08月07日

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互いの意識を共有する同じ「ユミ」という女性、
取り巻く世界も共通だが、そこに「時間」という違いが。
記憶「メモリー・ラボへようこそ」に近いとも思えるが、
クロノスジョウンターシリーズや
巨痛「未来(あした)のおもいで」「椿とき跳び」の様な
時間に阻まれた男女間のもどかしいすれ違いからの
自分(と相手))の世界の見つめなおしではなく、
同性間の共感と、既婚未婚の捉え方の違いを加えながら
同じ時間を生きているはずの家庭や夫婦のすれ違いと愛の
再確認をミステリータッチで描いた物語。

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2012年07月26日

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「ユミ」という同じ名前を持つ二人の女性が互いの記憶を共有しているという事実に気付いて…。「タイムトラベル・ロマンスを超えるラブ・サスペンスの新境地」という惹句はどうかと思いますけど(笑、ちょっと釈然としない序盤を我慢した後はジェットコースター的な怒濤の展開が待っています。ミステリとしてもなかなか。

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2012年07月12日

Posted by ブクログ

多重人格?何故他の女性の夢を見るの?2人の女性の人生が絡まって、まさにダブルトーン。面白かったです!

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2012年06月26日

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ネタバレ

「黄泉がえり」以来の梶尾作品。
ストーリー的には、目新しさは感じませんでした。
が、真に迫ったラストはなかなかだったかな。

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2012年06月23日

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"ユミ"の名を持つ二人の女性。
一人は保育園に通う娘を持つ主婦。夫との関係や今の境遇に不満を持っている。
一人は独身の24歳。広告代理店の下請けのような仕事をしながらも充実した毎日を送っている。
ところが、それぞれの記憶の中にいつ頃からかもう一人の"ユミ"が混じり込み、そしていつの間にか現実が交差し始める。

導入部の謎の提示。
二人の"ユミ"の生活に共通の人物が現れ謎が深まる中盤。
一人の"ユミ"に迫るトラブルと、急展開する終盤。

良いっ! 途中までゆったりと物語に身を任せていると、中盤以降はもう手が止まりませんでした。
"ラブ・サスペンス"という帯の言葉には同調できないけれど、梶尾さんの長編作品の中では一番読書時間に没頭したかもしれません。

ラストのレストランのくだりが特に好きです。

韓国映画の「イルマーレ」のような、梶尾真治さん自身の「時の"風"に吹かれて」のような、読後に切なさの残る素敵な小説です。

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2012年06月02日

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ネタバレ

待ちに待ったカジシン先生の最新作。
何故か一つの意識が互いを行き来し合う状態になってしまった二人のユミさん。昨日は田村裕美さん、今日は中野由巳さん。本当の自分はどっち?という始まり。

実は時間軸がずれていて、2年後に生きる中野さんが集めた情報で田村さんを救う…というストーリーで、ミステリー仕立てになっていますがミステリーとしては予想通り過ぎて味気がないです。
ただ、個人的にカジシン先生の作品で好きな登場人物の描写・行動からあふれ出る優しさやなんやで柔らかい作品になっています。
最後は由巳さんからのリアクションがあると嬉しかったなぁと思いながら。

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2012年05月28日

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幼い娘を持つパート主婦 田村裕美
忙しいがやりがいのある仕事を持つ自分を満喫する独身OLの中野由巳

入れ替わり リンクする2人の生活
「彼女はもうひとりの自分なのか」

時を超えた不思議
由巳は裕美を救うことができるのか

ラストへと向かう勢いはさすが。

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2019年02月11日

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もちろん、悪くはないのだけど、梶尾さんの作品なので、
もっと切ない系を期待していた分、ちょっと印象が違う
気がしてしまった。
でも、こういうお話は、すごく好き。

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2013年10月08日

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ネタバレ

これはパラレルワールドなのだろう。
二年の時間を置いた別の世界で生きる二人の女性が感応しあう。

ある日由巳の前に現れたのは郁子という女性で、親しくなるうちに男性を紹介されるが、その男性は裕美の夫であった。
妻帯者であるはずなのに由巳に好意を示す男性。
裕美と感応しあううちに由巳は二年後の世界に生きていて、過去に生きる裕美は死んだ事を知る。
それは事故死だったのか。それとも殺されたのか。
由巳と裕美が情報を共有できるようになった時、果たして過去を変える事は出来るのか?

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2013年08月18日

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NHKのドラマを見ました。面白かった!どうなるんだろう?というワクワク感と、洋平役の吉沢悠の優しさ包容力が心地よくて。ラストも前向きでよかったな。元気が出るな。

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2013年08月06日

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 主婦として夫と子供の世話をし、パート勤めをしている田村裕美。独身OLとしてバリバリ仕事をこなす中野由巳。何の繋がりもない2人には、共通点があった。朝目覚めると、それまで自分ではない人物として生活していた記憶がある。裕美は由巳として、由巳は裕美として―。この記憶は一体何なのか?そしてやがてその記憶には、共通する人物が登場するようになっていく。

 2人は同じ時代を生きているのか、パラレルワールドなのか?と思ったが、時差が存在していた。2年の時のズレがあり、裕美と結婚していたはずの洋平が、やもめとして由巳に紹介される。ということはイコール、何らかの理由で裕美が死ぬ?そして謎の男の正体は?というミステリ要素もあり。オチはなんとなく読めたけど、主人公たちと共に不思議な世界観が味わえる小説だった。

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2013年06月10日

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起きるたびに二人の人生を行き来している記憶がある主人公。自分は結婚していて結婚生活にすこしがっかりし始めているなか、もう一人の自分は独身で生き生きとはたらき人生を謳歌していることに気づく。
ある日独身生活を送っている女性が実はもう一人の主婦がなくなっていることに気づくところから物語は急展開している。さくっと読めてなかなか楽しいサスペンスでした。

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2013年11月27日

Posted by ブクログ

椿時跳びが好きで、期待して読んだ。
面白かった。
でもそんなことになる?って事件の根っこがいまいち。
それから洋平の気持ちが伝わらない。
由巳に対しても安直だし、裕美に対してはあっさりしすぎだよぉ〜
私が奥さんでもなんかつまんないかも( ̄▽ ̄)
全体的には梶尾ワールド好きです。

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2013年01月06日

Posted by ブクログ

タイトルの『ダブルトーン』を、初めて書籍広告で目にした時は
「二重の音ってことは、重音?」と勝手に想像していたのだけれど、

なんと、1枚の原画から2つのネガを作って版を起こし、
それを刷り重ねて作品として仕上げるという、印刷の手法なんですね!

以前の作品『この胸いっぱいの愛を』が、
タイムトラベルものとして私の中ではかなり上位を占める作品なのに
タイトルがあまりに昔の少女漫画みたいで
なかなか人に薦められないというジレンマに陥ったりしたのに較べると、
この『ダブルトーン』は、物語とタイトルがぴったりと寄り添っていて
梶尾さん、ナイス!と思わず呟いてしまったりして。

朝、目を醒ましたときに、自分の隣に誰かの気配を感じるか否かで
「今日は自分が誰なのか」わかる、田村裕美と中野由巳。

夫の洋平と娘の亜美の世話を焼き、週に何日か税理士事務所で働くという
判で押したような生活に密かな淋しさを抱いている主婦の裕美と
老舗の小さな広告代理店で事務からイベントのMCやクライアントの接待まで
臨機応変に対応して、充実した日々を送る独身の由巳が
記憶を共有しながら、眠りを境にスイッチする、という設定がおもしろい。

由巳が結婚前の裕美なのかと思ったら、そうではなくて完全に別人格で、
しかもふたりが生きる世界には数年のタイムラグがあったり、
数年後を生きる由巳の前に、妻を亡くした洋平が現れたりして
このふたりに、どうして記憶の共有が?と一気に作品世界に引き込まれます。

ミステリとして見ると、犯人の目星がすぐについてしまって物足りないかもしれませんが
ふたりの女性の心理に寄り添って読むと、かなりハラハラドキドキを味わえます♪
それにしても、大変な目に遭った由巳に、この先ちゃんと幸せが訪れますように!
と願わずにいられません。。。

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2012年10月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

犯人のミスリードが分かりやすかったから、真犯人はそこから想像しやすかった。でも、最後は残念。
相変わらず、余計な説明が目に付いたし、人物の心の変化や話の流れにちょい無理があったけど、前半は想像以上におもしろかった。

親子3人で上通りに食事に来た裕美が、タカタ企画の近くで由巳とすれ違う。

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2012年08月10日

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