【感想・ネタバレ】原発推進者の無念のレビュー

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Posted by ブクログ

原子力業界に携わり原子力発電の利用を推進してきた筆者が、福島第一発電所の事故で、自身が避難生活に追い込まれてしまった。関係者として、避難生活者として、原子力業界の問題点を示している。

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2011年10月28日

Posted by ブクログ

日本原子力発電(株)に勤めていた北村俊郎氏が、災害時に考えるべきことと今回の東日本大震災で至らなかったことをまとめて書き連ねた一冊。一個人の意見とはいえ、中立的なのですんなり読んでいける。
でも、豊富な現場業務や海外での学会報告を経験されている様子なのに、これらの観点に基づく提言がほとんどありませんでした。経歴を見るに、文科系の方なので事務屋さんだったのかな。

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2012年03月14日

Posted by ブクログ

 著者については私は全く知らない。原発推進者というからには,原子力業界のまっただ中にいたのだろうが,その様子は本書からはあまり伝わってこない。つまり著者はあまり自分の過去や現在を語っていないのだ。なんか,大きな組織がやったこと=他人事のように感じる。あとがきに「苦言は自らにも発したものである」と書かれているのだが,どうも私にはそう感じなかった。
 本書は2部構成になっていて,第1部の「原発事故に遭う」が3分の2くらいをしめており,第2部の「原発を考える」が残りである。
 避難者の生活を垣間見られる1冊として読むのがいいだろう。

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2012年02月23日

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