【感想・ネタバレ】さよなら純菜 そして、不死の怪物のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

思い出せ、あの日の屈辱を。
不登校になるまでに受けたはずかしめの数々を。
唯一の心の支えだった愛する純菜。
彼女と結ばれることがもはや不可能なら、俺にはこれ以上失うものはないのだ。
『この恨みはらさでおくべきかリスト』に載ったすべての連中に復讐の鉄槌をくだすときがきた!

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ー 自分がやっている差別を隠すために差別反対と唱え、要領よく生きるために、誰かを加害者に仕立てて自分は被害者面する。それが大人になるということなのだ。

だから俺は思う、俺は大人になんかならなくていい。 ー

暗殺者の4度目の襲撃も生き延び、ついに自分の不死身性に気付いた八木の復讐劇が始まった。
ずはクラスへの殴り込み。スカッとしたなぁ。

『バトル・ロワイアル』と『MONSTER』をめぐる考察が長かったなぁ。懐かしい。あの頃の流行ったな。

第二次ヘロデ作戦、IS2計画の生き残り、ベツァルエルⅡの建造、約束の地、《言葉にしてはならぬもの》、と中二病的世界観が拡大してきてるけど、続きが気になる。

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2020年07月05日

Posted by ブクログ

…とうとう壊れた。

起承転結ならぬ起承「壊」結の、まさに壊の部分。

どこにいくのかな、このシリーズ。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

「差別反対なんて言うのは、所詮、方便だ。奇麗事だ。差別から眼を逸らすために、作り出された概念なのだ。何故、皆、はっきり言わない?差別はあって良いと。差別されて悔しかったら、強くなってそいつを差別し返してやればいい。ただそれだけのこと。それが世の中の摂理なのだ。
自分がやっている差別を隠すために差別反対と唱え、要領よく生きるために、誰かを加害者に仕立てて自分は被害者面する。それが大人になるということなのだ。
だから俺は思う、俺は大人になんかならなくていい。」

>卑怯で姑息で厚かましい要領良い大人になりたい。
腹の中でどろどろぐちゃぐちゃ何を思ってたって、
にっこりと笑って受け流せる人間になりたいし、
ぼうっとしてる間に何もかもが目まぐるしく変わって、
色んなものに置いていかれてしまう要領の悪さも、
変なところで思考停止になってしまうのも、
…八木の考えてることって、私の考えてることそのまんまみたいだ。

暗いというか自虐的な表現が多いので、
なんだかなかなか手を出せずに
(感情移入しすぎるので)
でも良いや。だって同じだもの。
惜しくらむは同じ身体で無い事。
彼には出来るけれど私には出来ない。

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

うああ‥ やっちまったな、浦賀先生‥
前作・前々作は単体として見れば特に評価できるところのない妄想小説だったけれど、すべては今作への布石だったか。満を持しての復讐劇はまさに凄惨の一語。ここまでやっちまっていいものか。カタルシスを感じることに背徳心と罪悪感を覚えるような、地獄の青春ノワールです。(←そんなジャンルあんのかな)

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

八木君シリーズは読んでて疲れます…まだ続くんだよなぁ。安東君…。巻末のダイジェスト見て「上手な〜」を飛ばしてる事に気づいた…どうりで前作、話が繋がらないなぁと思いながら読んでたわけです。

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2009年10月04日

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