【感想・ネタバレ】情報社会のいま : あたらしい智民たちへのレビュー

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Posted by ブクログ

2時間くらいで読破。普段使っているツールの意味は、自分の心の中にある。1回読んだだけでは、まだ理解出来ませんので、週末にもう一度読み返そうかなと思います。なんだか心に残る本でした。

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2011年07月25日

Posted by ブクログ

ネットが人類に及ぼす影響
S字カーブの解説のくだりは市場の成長と捉えるとマーケティングに活用できる。

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2019年01月26日

Posted by ブクログ

一見易しい本だが、社会の歴史を巨視的に捉えた、とてつもない奥行きを持つ議論。しばしば読み返すことになりそう。(以下、この本の要約ではなく、私の意見である)

気の早い人は「ポストモダン」と言うけれど、まだまだ近代化はピークを迎えたくらいであって、定着と呼ぶには早い。「ポストモダン」ではなく「ラストモダン」と呼んだ方がいい。もちろん「ポストモダン」も始まりつつあるが、いま前景化している(観測される)のは「ラストモダン」のほうだ。

「富を得る能力が人の価値である」というような「富のゲーム」の価値観(文化)においては、ベーシックインカムの受給が「スティグマ」になってしまう。しかし人々の価値観が「智のゲーム」の価値観に変われば、ベーシックインカムを受け取ることのスティグマ性もなくなるだろう。

かつては「農業しか知らない親を馬鹿にしつつ大学に通ってサラリーマンになる若者」がいたが、いまや「親はサラリーマンだが農業に憧れる若者」がいる。成熟から定着のフェーズにかけて「衰退」する産業は、プレイヤー(競争)が少ない「金のなる木」でもある。そして従事者は規制で保護された特権階級になる。その特権はしばしば家督として相続される身分である。同じ事が市民(サラリーマン)と智民の関係についても言えるのではないだろうか。智民に憧れる若者が増え、サラリーマンになる若者が減る。これから数十年は「ダサい」と呼ばれるサラリーマンが、そのさらに数十年後には「カッコイイ」と呼ばれるかもしれない。みんながやりたがらない、しかし社会のなかで誰かがやらなければならないソレを、あえてやっている人になるからだ。いまの農業従事者がソレであり、数十年後(?)のソレがサラリーマンになるかもしれない。

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2015年09月15日

Posted by ブクログ

構成も注釈も図解も申し訳なくなるくらい明快で分かりやすく、言葉ひとつひとつが丁寧に送り出されていて、大切に受け取ろうと思わざるを得ません。

「いま」を形作る「いままで」を、S字波曲線によって様々な尺度から読み解き、そしてこれからを考えてみる。長い長い歴史の中で自分の立っているほんの一瞬の、しかし激動の面白さを思いました。いや生き残れるか瀬戸際でもあるけど。

中高生の社会の授業でやっりたいなああああ!と思いました。難し過ぎるというなら噛み砕いて。だってこれこそが社会の勉強をする意義であり目標だし、社会や歴史そのものをこういう形で理解した上で知識は必然的に必要になるし、ゴールと走るべき道筋と、いやもっというなら課題を与えられてそれに取り組む姿勢、モチベーションまでも与えて貰える内容だと思います。というか、それすら与えられない意味の無い授業を受けさせられている哀しさよ。教師の方が社会や歴史を捉え切れてない、理解していないからそういう授業が組めないんだろうなと思うにつけ、教師の方も必読だなとも感じました。

もう一つ、個人の人生もまた、S字波曲線を重ね合わせながら紐とけるとして、私はどうだろうとかも考えました。あと、見田宗介先生の成長曲線と、弱肉強食じゃなく共存共栄が生物界の最適解なんだって話を思い出しました。

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2011年10月09日

Posted by ブクログ

部分的に面白いし再読するけれども、部分的に退屈。

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アルコール入った頭で読むような書物ではなかった。これは齧らないとだ。

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2011年10月23日

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