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Posted by ブクログ
なかなか勉強する機会がなかったラテンアメリカの歴史をしることができました。
モンゴロイド、白人、黒人がいりまじった社会を形成し、現代社会の坩堝と化しているラテンアメリカ。
そこから、新しい文化のいぶきを嗅ぎ分けるには、歴史を知ることが手がかりになるだろう。
気候、風土、資源、ラテンアメリカをしるのに、この3要素にもっと切り込んでもらえるとうれしいかもしれない。
ラテンアメリカに対抗する文化は、中東のイスラム社会だろう。
さらに、インドと中国の4つを加えれば、BRICSのブラジル、インド、中国の3つの主要国が押さえれたことになる。
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
かつては高度の神殿文化を生み出しながら、16世紀以来ラテン・アメリカは常に外部の世界に従属してきた。
スペイン、ポルトガルの征服と植民地支配、イギリスはじめ列強の経済的支配、アメリカの政治的影響。
独立後も独裁制から民主制へ、統制経済から自由経済へと激動が続く。
ラテン・アメリカ諸国は共通の文化的伝統を基盤に、いかに苦悩の歴史と訣別し、自立と自己表現を達成するか。
恐竜の時代から現代まで、長大なタイムスケールで描く。
[ 目次 ]
プロローグ 新世界
1 古代アメリカ人の世界
2 侵入者
3 事業家としての征服者
4 イベロアメリカの成立
5 16世紀の変動
6 成熟する植民地社会
7 反乱の世紀
8 自由な空間を求めて
9 開かれた空間における独立と従属
10 20世紀のラテン・アメリカ
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