【感想・ネタバレ】敵は海賊・海賊の敵のレビュー

あらすじ

わたしはラジェンドラ。広域宇宙警察・海賊課に所属する宇宙フリゲート艦だ。同僚の一級刑事ラテルとアプロのおかげで、わたしの対人知性体の性能は日増しに向上している。しかし、今回の事件でわたしは負けそうになった。あの海賊・ヨウ冥が、神の座を叩きつぶす暴挙に出たからだ。あれはいったいなんだったのか、まったく理解不能だった。しかし、わたしの対人意識でもって再構成してみれば、理解できる可能性はある――《戦闘妖精・雪風》とならぶ人気シリーズ 待望の最新作登場

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Posted by ブクログ

7年ぶり長編万歳!!今回は自分が猫リア充なので、アプロ萌えが抑えぎみでした。文章が、ラジェンドラ目線だからなのかも。

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2013年02月04日

Posted by ブクログ

今までと異なり、ラジェンドラの視点で書かれる世界にもかかわらず、いつもと変わらぬ世界がある、というのは凄い。
ラテルの二股ってのもみてみたかった気がするが、まぁ結果は同じだろうな、などと思わせてくれるのも、確固たる世界観の為せる業だと思う。

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2013年01月29日

Posted by ブクログ

ちょ、まさかの夫認定にぐわっとなりました。なんて、かわいい。
2度目のラジェンドラさま!
アプロも、そうかーラテルの膝でねたいのかー、と。可愛すぎるわ。
ホテル支配人の日記が良い。

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2015年03月24日

Posted by ブクログ

久し振りの神林作品、そしてかっこ「敵は海賊」シリーズ。
海賊のほうがカッコいいというか、パワーあるぞ。もっと頑張れ、ラテル!
アプロの不条理さ加減も今回はそんなにふるわない?
シリーズの雰囲気よりも物語を否定する猛者の心意気に流された感じ。
もっと、本質的な両者の対決がみたい!

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2014年06月10日

Posted by ブクログ

ラジェンドラがついに主役の座を獲得…とまでは出張ってはいないけれど、言葉の定義に厳密で生真面目なラジェンドラが語り手だと、いつものドタバタ(それももちろんあるけど)とは違って楽しい。
これも「言葉」を意識した著者の試みなのか、それは分かりませんが。
ヨウメイが海賊志望(?)の若者に思いがけないほど優しく懇切丁寧に説教してやる展開は、ヨウメイに憧れる読者も必聴かもです…。

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2013年11月24日

Posted by ブクログ

久しぶりに読むと こんな読みにくい文体だったけ?って やっと慣れてきた頃に バツんと終わってしまった感じ。でも このシリーズはやっぱり好き

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2013年09月20日

Posted by ブクログ

久々(6年ぶり)の敵海新刊。いつものメンバーでいつものやりとりがあったりするだけでニヤリ。内容的には後半の展開が忙しかったからもう少しゆっくり風呂敷畳んで欲しかったところ。それにしても、ヨウ冥は出てくるだけでテンション上がるなー!

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2013年02月26日

Posted by ブクログ

 宗教という発明をネタに神林作品にしてはわかりやすくあっさり楽しかったです。以前はこの人の本って半分飛ばし読みにならざるをえない…というか、なんかすごく難解でぽかーん?とすることが多かったのですが。
 雪風のアンブロークンアローもすごく面白かったから、自分の好みがこっち寄りに変わったのかも?このシリーズ全部と七胴落としあたりから読み直してみたくなりました。

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2013年02月19日

Posted by ブクログ

久しぶりの新刊!嬉しいです。
アプロもラテルもラジェンドラも相変わらずで何より(で良いのか悪いのか)。
久々のフィラール舞台でシャルも出てくるしクラーラも出てくるし萄冥さんも人間だったねえと改めて実感しました。ちょっとこういうシチュエーションはときめきますね。それにしても怖いものナシのポワナさんでしたがある意味こういう天然が一番したたかに生き延びるのかも知れないなあなんて思いました。まあ一番したたかなのはアプロでしょうけれどもね。面白かったです。

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2013年02月05日

Posted by ブクログ

いつも通りの楽しいドタバタ劇で、いつものように、人の想いや言葉が世界を世界たらしめているという主題。

なんだけど、匋冥神(たぶん信仰という妄想が生み出した何らかのエネルギー)がフリーザーから出現したのはピンとこなかったな。聖剣シューフェンバルドゥの方は違和感ないんだけど。

ついにラテルに彼女というか妻が出来るのか(しかも聖剣のお赦し付き)と思いきや、やっぱりフラれるのね。

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2013年02月03日

Posted by ブクログ

「ラジェンドラ・レポート」と副題はついてるけど、今回はラテル主役かな(ヨウメイは抜きにして)。アプロがあまり動かないのが寂しい(直前に読んだ「A級の敵」がアプロ主だったのもあり余計に…)。ラジェンドラの報告という形をとっているけれど、あまりにも人間すぎてちょっと活かし切れていないかな。神林作品の、理解がついて行かないほどの「引っ張られ感」はあまり感じられず、結局無難にまとまってしまったような…

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2014年08月17日

Posted by ブクログ

おそらく、作中最強であろう黒猫の出番がえらく少ない気がする。
いや、気のせいではないと思う。

わりと海賊よりの話。最近このケースが多いという声もあったが、
正直よく覚えていない。
ああ、でもA級の敵とか正義の眼とかそうかも。

イラスト(表紙)が黒猫しかいない気がするのも気のせいかもしれんが。

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2013年02月24日

Posted by ブクログ

ラジェンドラ視点から語られる久しぶりの続編
人工AIに語らせようとした時点で、登場人物に客観的になりすぎたのは、若干無理があったのではないだろうか。
でも海賊課の連中に会いたくて続けて読んでしまうライフワーク小説

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2013年02月17日

Posted by ブクログ

敵は海賊シリーズ9作目?
(どうでもいいが、タイトルを見ただけでは既読か新作かわかりにくい…)

海賊課三人組の中では、毒舌ラジェンドラが一番お気に入りの私。そのラジェンドラが書いた本作!さぞかし高慢と罵詈雑言の嵐に違いない、と思ったら…
意外におとなしかった。あらら。
まあ、ラジェンドラはコンピュータで、毒舌でも中身は理路整然としているのが当たり前。ストーリー自体が判りやすくなっているのは有難いけども(いつもは半分位分からないまま読みとばしている)その分、ジャズのようなライブ的な?変速的な?文章が味わえなかったのは残念。

加えて、キャラがいつものメンバーだけで終わっているのと(ゲストキャラ姉弟くらい)ヨウメイの敵、神との対決があっさり終わってしまって、あらら。

とはいえ、いつものキャラがいつもの掛け合いをやってくれて、みんな健在そうで、十分楽しめました。

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2013年02月04日

Posted by ブクログ

敵は海賊。6年ぶりの最新刊はサブタイトルの通り海賊の敵が出現。海賊の敵を始末しようとする海賊と、その海賊の敵を利用して海賊を始末しようとする海賊課と、その中間に立つ惑星国家との変則三つ巴の戦い。
海賊課のラテル・黒猫アプロ・ラジェンドラの漫才トリオと、匋冥・ジュビリー、そして今回のゲスト登場者ポワナの哲学的やり取りのバランスがよかった。
アプロはただ食い気で騒いでるだけだったのが残念。

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2013年02月04日

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