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Posted by ブクログ
大学時代から思い続けた奥田への気持ちがやっと落ちるところに落ちて波が凪いできたところで、その相手からキスされて押し倒される達巳。
同じ大学、同じ会社の同僚としてノンケの奥田を見続け傍にいた達巳の辛さというか遣る瀬無さというか諦め感というか。
それを簡単に踏みにじる(w)奥田って・・・・。
本で初読みだったので簡潔なスピード感にサイト系さだったと知って納得。
くっつく→その後→その後の中で学生時代回想と端的にハッキリしてて読みやすかった。
奥田が結局のところ達巳にほれ込んでる姿が可愛かったし、達巳の心のもどかしさも良かったし、薄いけれどこれはこれで終わった良かったと思う。
Posted by ブクログ
この間会った友達に、感想読むと、その本、読んでみたい!! ってなるよ!! って嬉しいことを言われたので、調子に乗って再開してみる。
橋田達巳は大学で出会った男にずっと片想いしている。
そんな男から、クリスマスイブに唐突に告白される。
今までずっと歴代の彼女も知っている達巳は彼の告白を信じられずにいるけれど……
という話でした。
ちょっと大人な物語でした。
達巳はずっとずっと相手のことを好きすぎて。
気持ちが盛り上がる時もそうでない時も経験してきて。
自分が彼と付き合えることなんてない
って諦めてる気持ちは、すごく理解できる。
相手は達巳に対して「好きだ」「前から好きだったかも……」とか言ってくるのに対して反論してるのも好感が持てます。
ただ好きに流されるだけじゃなくて、相手に怒るのでもない、穏やかでもある作品でとても読みやすかったです。