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誉田哲也さんシリーズ大好きだからぶっ通しで読んでしまった一冊。
最初の死体からセブンの謎、そして葛藤。
それぞれ一度やり切って自分の道からずれないように…でもやっぱり自分たちがやらなければっていう使命感がカッコいい
キャラも被ってなくて個性強いけど、だからこそ読んでて面白かった
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なるほど。今回はダークヒーローものなのか。
歌舞伎町のルールを守らない、己の益のみを優先して好き放題やるそんな輩を、密かに始末する「自警団」歌舞伎町セブン。
『ジウ』三部作に連なるサーガの一作。東警部補、今回は影薄めだったな。笑
影の正義というか、いわゆる必殺仕事人系の話はよくあるといえばある。表の正義が仮に警察ならば、法で裁けない悪をやっつけるのが裏の正義。
どうしても能力系少年漫画みたいに「○○の使い手」とか得意分野分野があって、チームになって暗躍というお定まりの枠組みというのは否めないが、惹かれるのもまた否めない。
歌舞伎町セブンの一員、ミサキというのはもしかして……とその正体が気になるところ。でもあの人は今、ああなってるよね?というのもあって、今後詳しく明かされるのか楽しみ。もし私の思ってる人だとしたら、その名前(泣)と思うなど。
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同じ小説を繰り返し読む事ってあまりないのですが、この本はずいぶん前に読み、続編の「歌舞伎町ダムド」を読む前にもう一度「セブン」を読んでみようと思って読み返してみました。
一度読んであるのにほぼ忘れていて、と言うか、読み始めれば思い出すのだけど、飛ばし読みしようなんて思えないほど、おもしろい。
あー、そう言えばラストってこんなだったなぁと思いつつ、読み終えました。
ジンさんと杏奈の関係、お互いに壊したくなかったのだろうなぁと思ったり、
ミサキはあの人で、ジロウはあの人か?と勝手に予想したり、
シゲユキって呼ぶのはあの人くらいだよなぁと思ったり、
小川巡査部長は映像化されるとしたら松下洸平さんだよなぁと思ったり、
二度目を読むって余裕ができてよりその小説の世界を楽しめるなぁと思えました。
1回目読んだ時の感想も、多分どれかのノートのどこかに書いてあるのだけど、また気が向いたら探して読んでみます。
東警部補が嫌な感じの役で出てくる。
東さん結構好きなんだけど、敵側から見ると本当嫌な刑事だよなー。
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4.6
面白かった。
ジウシリーズを読んでハングを読んで、続けて読もうと思ってましたが先に硝子の太陽も読んでしまったので、ちょっと順番おかしく混乱しました笑
歌舞伎町セブンの成り立ちがやっと分かりました。
東といい陣内といい、おっさんが良い味出してます。
ミサキは基子だろうが、この時点ではシャバにいるのか??ダムドを読めば分かるのか??
ということで、ダムドを読みます。
隣街の住人
いやー、面白かった。新宿5代目、隣街の生まれ育ちですから出てくる場所も人も出来事も殆ど実在と顔見知り、よく知っています。
だからなのか?この街の匂いをスゴく感じました。。。
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【2023年166冊目】
ジウシリーズの「サーガ6」にあたる本作は、歌舞伎町が舞台。お馴染みの東さんも出てきますが、随分貫禄が出ましたねぇ…そりゃそうか、いろいろな事件を経験し過ぎてるもんな。ジウシリーズの頃は、どこか頼りない感じがしたんですけど、あれは美咲目線だったからなのかもしれません。
歌舞伎町を巡る様々な人々の黒い黒い思惑。結局は感情論が根底にあって、人の執着とか嫉妬とかって、負のエネルギーを生み出すんだなと。
今作に出てくる「手」の二人に、もしやという想いを抱き、今後も出てくることに大いなる期待をしています。
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仕事人やん!
歌舞伎町限定の!
ジウシリーズなんやけど、何か、趣向が変わって来た気もするな。
まぁ、面白いから、別に良いけど。
東さんは、相変わらず現役で嬉しいけど、当初シリーズの登場人物は、もうほとんどおらん。
舞台が歌舞伎町ってだけで。
でも、延々に人物が変わらんのも現実的やないのかもしれん。
要は、歌舞伎町の何人も呑み込むような、そんな町で、もがき続ける光と闇を描いているのかな?
法律ではなく、歌舞伎町の法律(ルール)に反した輩を裁く!歌舞伎町を落とし込むようなヤツらだけを!
陣さんの武器も仕事人っぽい。針みたいなんが武器とか。
セブンなんで、7人揃わんと再結成にならんとか、おまじないみたいやけど、歌舞伎町自体に認めて貰わんとあかんって事なんかな。歌舞伎町自体に意思があるような感じが、良い。
魔界都市新宿みたいやけど。
もう少し、東さんに活躍して欲しい気もするけど、活躍するって事は、セブンが危ないって事だし、微妙。
歌舞伎町には、闇がいっぱい〜
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面白かった。陣内さんのキャラ好きだなー。このシリーズ?この作者?の最後ってだいだい畳み掛けるような感じで情報が多くてついてけなくなるな(笑)もうちょい小出しにしてくれても〜。私が伏線に気がつけてないだけかもだけど、、、。市村クンは何?杏奈ちゃんの気持ちは?もいちょい読んでたかったな。
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面白れぇ。
勝因は舞台を歌舞伎町に据えたこと。
七人の侍、荒野の七人から現在に連なるバディ(チーム)ものであることだろう。
思わず顔をしかめてしまうような陰惨で痛度の高い場面は多々あれど、朗らかな気持ちで読み進められてしまうのは"慣れ"か"麻痺"か"キャラクターのせい"なのか?
爆笑とは異なるニヤリとさせるユーモア性も満載。
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ジウサーガシリーズの第6弾。
歌舞伎町に集まる必殺仕事人的な7人のお話。
単品で読んでも十分面白いと思うけど、途中でミサキってもしかして? とか、ジロウってあの人の事?
など、サーガを読んでいるとより、面白みが増すかも。
東刑事も今回活躍してます。
ある意味、もと警察官や現役警官もいる歌舞伎町セブンVS警察庁という図式も面白い。
相変わらず人の死に方がえぐいけど、それでも読み進めてしまう魅力ある一冊。
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ジウ・サーガシリーズ6冊目。
ジウ3部作を読んだところで『硝子の太陽~N~』を読んでしまったので、え???ってなってたところが、ちょっと分かったような。
けど、伊崎基子が”ミサキ”になった理由はまだよく分からないし(そもそもどうやって脱獄を……?)、その辺は次回作以降で明かされていくのだろうか。
そして、上岡慎介が登場するけど、この人も殺されちゃうんだよな~と思うと悲しくなるな……。
この作品(というかシリーズ)、ホント容赦なくどんどん登場人物が死んでくんだよな。
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ジウシリーズなのに毛色が違う!
現代版必殺シリーズ*\(^o^)/*
欠伸のリュウ…藤枝梅安だし笑
もう脳内であのトランペットが鳴り響きます(//∇//)
ジウ3部頑張って読んでよかった笑笑
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誉田哲也は、姫川玲子シリーズの様な警察モノの作家だと思っていましたが、こういう、ちょっと変わった仕事人?的な作品も書くんですね。もっとも、この作品も、ジウから続く作品なので、警察モノと言えるのかもしれませんが、ちょっと違う感じがします。
この作品より時代的には後の『硝子の太陽N』『硝子の太陽R』を先に読んてしまっているので、私的には、この作品はそれらの前日譚的に思えますが、「ここからあそこまで繋がるのね」と言うワクワク感もあります。
“ミサキ”“ジロウ”の源氏名は、それぞれの尊敬や、気になる人物から取っているんでしょうね。
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「ノワール」を読んでからこちらを読んだので、
答え合わせ的な読み方になりました。
こうして小川くんがセブンに入ったのか…とか。
ジンさんのキャラは魅力的。
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ジウ事件から6年後の歌舞伎町。
歌舞伎町の再開発計画の会議後、死体で発見された町会長。
死体に不審な点はなく、心不全と判断されたが、納得のいかない面々。
歌舞伎町を調べるうちに聞こえてきた「歌舞伎町セブン」とは何なのか。
ジウ事件とつながりがあるのかないのか。
今回も東警部補は登場しますが、メインの捜査で出てくるわけではなく。
警察を正義とするのであれば、これは正義の味方とは言えないダークヒーロー。
決して褒められたやり方ではないけれど、個人的には好きです。
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歌舞伎町一丁目町内会長・高山和義が鬼王神社の境内で遺体となり発見される。
死因は急性心不全。
折しも…新区長・三田静江の推し進める「歌舞伎町リヴァイヴ」を巡る対立、そして正体不明の「岩谷」という人物による歌舞伎町周辺土地の乱獲と、キナ臭い香りが漂い出した中での事だった。
先先代区長だった父親を、高山と同じ不審な心不全で亡くしている四谷警察署の巡査長・小川幸彦は、今回の高山の死と父親の死に因果関係を感じ、独自で捜査を始める中、歌舞伎町セブンという殺人請負集団の存在を知る。
歌舞伎町を舞台に活動するペンゴロ・上岡と出会い、捜査協力を約束すると、
さらに「欠伸のリュウ」という人物の存在に行き当たる。
一方、歌舞伎町ゴールデン街のバー・エポを営む陣内陽一は、愛娘・杏奈を歌舞伎町商店街振興協力会会長の斉藤吉郎に委ね、過去を封印し陰ながら見守っていたが、少しずつ自分を取り巻く空気が澱んできているのを感じていた。
一月後…
吉郎が新年会出席したのを最後にその消息を断つ。
そして、杏奈の元に切断された吉郎の左腕と「リュウ次はお前だ」と書かれたカードが送られて来る。
やがて、陣内が危険回避の為に杏奈を匿ったビルに出入りするのを偶然小川に見られ、それを知らされた上岡が訪ねた所を何者かに急襲されるが、以前から、岩谷への警戒心を募らせ、陣内に裏稼業への復帰を促していた関根組組長・市村の「手」・ミサキによって事なきを得る。
市村と合流し、捕らえた上岡・小川からの情報で、一連の事件に曽ての歌舞伎町セブンの仲間「キョウ」が絡んでいる事が分かる。
そして、全てを知った杏奈が依頼主となり、市村のもう一人の「手」ジロウを加えた、新・歌舞伎町セブンが動き出す。
だが…
解き明かされる残酷な真実…
全ては陣内等が14年前に請け負った小川忠典区長殺害から…
いや、陣内のその悲惨な生い立ちから繋がっていたのだった…
曽ての仲間の背後にいる黒幕とは…
この市村の「手」のミサキって…
ジウシリーズの基子のニオイがぷんぷんするわな。
まあ、全部語られたら警察組織崩壊やから出れてもおかしくないか…
◯陣内陽一…欠伸のリョウ。
杏奈の父親。13年前のビル火災で仲間と共に妻・マキコを亡くし自身も半死半生の怪我を負う。以来、歌舞伎町セブンは解体し今に至る。
◯マキコ…リョウの女房。杏奈の母。リョウとコンビを組んいた「目」。
◯キョウ…枕のキョウ。
刃物、ロープ、素手、道具を選ばず殺せる器用な男。
◯マサ…千里眼のマサ。
かつて、欠伸のリュウを継ぐ筈だったが、元締めの判断で「第一の目」となった。
◯市村…ばらしのロク。
現・関根組組長。元・歌舞伎町セブン。
◯斉藤吉郎…仏のギン。
歌舞伎町の重鎮。表向きは杏奈の祖父。
歌舞伎町で酒屋を経営。
元・歌舞伎町セブンの元締め。
◯ユタカ…ビル火災で死んだ歌舞伎町セブンの手の一人。
◯ 三田静江…現新宿区区長。その前身は…
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読みたいと思いながら、なかなか読むタイミングが訪れなかったが、ここにきてようやく。ジウシリーズを読んでからだいぶ時間が経ってストーリーは忘れているけれど雰囲気だけは頭に残ってます。そちらと比べると有機的な感じはします。
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歌舞伎町セブンシリーズ第1弾。
(ジウシリーズの続きなのかな・・?ジウ未読の為不明)
歌舞伎町町会長が死体で発見される。病死とされたがはたして・・・。
歌舞伎町に住まうメンバー7人による悪者退治なお話。
父親の病死に疑問を持つ警察官と歌舞伎町を取材するライターの登場。
誉田氏色満載の一冊。
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*歌舞伎町の一角で町会長の死体が発見された。警察は病死と判断。だがその後も失踪者が続き、街は正体不明の企業によって蝕まれていく。そして不穏な空気と共に広まる謎の言葉「歌舞伎町セブン」…。『ジウ』の歌舞伎町封鎖事件から六年。再び迫る脅威から街を守るため、密かに立ち上がる者たちがいた。戦慄のダークヒーロー小説*
ジウ未読からのダムド→本書読みですが、面白くて一気読み!ジウシリーズ、早く制覇せねば・・・
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ジウによる『歌舞伎町封鎖事件』から6年。
歌舞伎町町内会長が遺体で発見される。
心不全によるもので事件性はなし、とされたが…
『歌舞伎町セブン』『欠伸のリュウ』の仕業ではないかとの噂が流れ始める…
『歌舞伎町セブン』は7人。
以外と簡単に…
フリーライター・上岡や、警官・小川を仲間に…
信用できるの⁇
陣内陽一こと『欠伸のリュウ』の娘・杏奈まで。
闇の仕事の仲間に…
結局、13年前のビル火災は仲間割れと姉弟のケンカ。
『歌舞伎町封鎖事件』の時、『歌舞伎町セブン』は影の歌舞伎町の自警団として、何をしていたんだろう⁇
まあ、敵は大したことなかった。
歌舞伎町セブンの敵はやっぱり東警部補か。
東にはうっすら勘付かれたような。
粘り強く真相に近づいていくんだろうか?
ミサキは…で
ジロウは…なんだろうか⁇
でもハングじゃなかった…
門倉美咲はどうしているんだろう。
ミサキとジロウ、のバックボーンはこれから描かれるんだろうか…
これが誉田哲也に嵌められている証拠である。
ジウ3部作からすると少し物足りない…
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ジウサーガの一つとして位置付けられた本作も、「ライトノベルのような設定の話を、誉田氏が書くとこうなる」というような、少しテイストが異なるイメージ。
誤解を恐れずに書くと、タイトルからして誉田氏にしては薄っぺらいと言うか、ノリが古い。キャラ設定なども同様。それでも氏独特の残酷な描写も織り交ぜながら、見る者を惹きつけるスリリングな展開は流石。ラスボスも、途中の伏線をきっちりと回収してきましたね。
狙ったのかどうかはともかくとしての設定の甘さは気になるものの、読み応えは高いと感じます。
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ジウシリーズ6作目。
スケールの大きな話かと思ったらそうでもなかった。
話は陣内陽一さんの周りの内輪揉めで終始。
新・歌舞伎町セブン結成で終わり。
もう少し人物の掘り下げが欲しかった。
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ジウと新世界秩序の歌舞伎町封鎖事件から6年後の話し
やはり誉田作品は一編のドラマを観たような読後感である
7人というのは何か人を惹きつけるのだろうか?
七人の侍、男女7人夏物語、7人の刑事、etc
とはいえ法で裁ききれない悪人を…というのは必殺仕置人シリーズを連想する
ジウや姫川玲子シリーズとも交わる点があるなど、作者の時系列や人物描写はたいしたものなのだが、ここら辺で推理小説の中表紙にあるような登場人物や年表をつけてもらわないと混乱してしまう
新作を出版される折には是非お願いしたい