【感想・ネタバレ】複合捜査のレビュー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年04月06日

今作の舞台となる組織はNESU
主人公は若林祐
俺が全てだと言わんばかりの傲慢さ
ついていきたくない上司No.1

検証捜査から始まるシリーズとしての主人公は桜内省吾
今作でも落ち着いてストッパー役、緩衝材
心労が絶えないポジション

喧嘩、放火、薬物、殺人、テロと
これでもかという程の事件が次々と...続きを読む起こる
翻弄される若林率いるNESU
若林に翻弄されるNESUと言ってもいい

NESUは夜専門の緊急警備員班
捜査担当ではない為、入ってくる情報が少ない
自分勝手に進めた捜査で得た情報を加えて
部隊を指揮する若林の姿に呆れた

事件解決後の桜内が若林に言った『心が伝染した』という言葉を考えると
若林の行動で『青山』という人間が生まれ
その『青山』の心が若林に伝染…
若林は『青山』になってしまうのかと一瞬思ったが、それは無いだろう
若林が良心をもった人間でいられるのは間違いなく家族の存在である
作品序盤では感じられない家族への想いが男らしい


大宮駅に馴染みがあり、あの辺りかなと考えながら作品を読み面白みが増した

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Posted by ブクログ 2015年05月16日

読み始め、なんだこいつ変な人と思ってた主人公が読み終えて良い人に変わっていた。
次々発生する事件に対処しつつ根幹へと辿り着く様子が読んでいて面白い。今こういう考えの警察官って減ってるんだろうなぁ。
オススメされて読んだ本でした。すごい面白かった。

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Posted by ブクログ 2023年06月17日

現職若林警部補は、家庭は大事に思っているが、仕事一筋
元警察官青山はいつ迄も復讐に命を掛けなくても自分の進む道を考えたらいいのに、元警察官が現職警察官を復讐する本であった。

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Posted by ブクログ 2022年11月26日

今回も楽しく読ませていただきました。今回の主人公は私も嫌いなタイプ。警察小説で嫌いなタイプの作家M氏の作品に近い感じですが、何でか嫌いにはなりませんでした。ハードボイルタイプは今の私は好きになれません。この作家の作品も全て好きな訳では有りません。あるシリーズ物は途中から共感出来なくなり、読むのを辞め...続きを読むました。基本的には好きですので これからも応援します

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Posted by ブクログ 2021年07月19日

若林刑事は、部下を信用しない、独りよがりの上長として描かれているが、自分と重なる部分も合って、反省しながら読んでいた。こんな上司じゃ部下は育たないなあと感じた。
部下もダメ上司を恨んでいては成長がない。
刑事小説というより、会社員の上司と部下のコミュニケーションに関するハウツー本のようだった。

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ネタバレ購入済み

2021年04月22日

検証捜査の兄弟編とのレビューを見て読みました。
当然、検証捜査特命班メンバーの桜内が主役だと思っていたのに、なんと主役はその上司、若林。
部下に恵まれず、彼らの失態続きでほぼほぼ出世の道を絶たれてしまった気の毒な男です。
が、この若林、それでめげる様な男ではありませんでした。
空気を読まない...続きを読む、野心や情熱をたっぷり持ったウザいおじさん刑事だったのです。

前半は、若林一人が空回り・暴走している感じが好きになれず、読むのも停滞してしまいましたが、中盤から後半、特にラストにかけては流石の迫力とスピード感で、あっという間に読み終えてしまいました。
好きなれないキャラの主役若林でしたが、何故か憎めない、まぁしょうがないかと許せてしまう不思議な男で、終わり良ければすべて良しって事です。
桜内も控えめに活躍していたし、なんと神谷も登場したりで、こんな展開も有りですね。
言うの忘れてました。面白かったですよ!

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Posted by ブクログ 2016年09月05日

なんか最後まで主人公に感情移入出来そうで出来なかった。もうちょっと部下とか信じてくれると感情移入しやすいよな。しかも妻子まで適当にあしらってるから、主人公としての魅力が低すぎるんだよね。展開はなかなか面白かったよ。

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Posted by ブクログ 2015年07月05日

警察小説。埼玉県警が試験的に発足させた夜間緊急警備班通称NESU。主人公は班長の若林警部。舞台は浦和大宮そして蓮田、戸田橋なども出てきてとても親近感のある設定。物語は事件云々より若林の勤務態度、部下との接し方、犯罪に対する想いや家族など…。前半我慢すれば後半はサクサク。

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Posted by ブクログ 2015年05月08日

「検証捜査」兄弟編ということで脇役として何人かが登場。主人公は仕事中毒の理想的な?警察官。
性悪な人間が金を持っているとろくな事はない,ということ。

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Posted by ブクログ 2015年02月22日

他の方も書かれてたけど、前半はがまん、がまん。でも、後半はがまんした甲斐はあったねえ~ ほんま若林さん、理解できたかどうかは分からんけど、ええキャラやったわ ^_^

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Posted by ブクログ 2023年04月12日

刑事の中には、若林警部みたいに、署内の刑事たちから煙たがれる刑事もいるみたいです。なぜ、このような刑事が活躍するのでしょうか。

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Posted by ブクログ 2022年08月20日

桜内さんが可哀想になりました。疲れそうな職場…そして終わり方は「これで良いのかなぁ?」と謎に思いました。しかし、早く読める本ですよね。面白くもあるので先が気になって早く読めるのだと思いますが、最後に来る結果が厳しいです。

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Posted by ブクログ 2021年09月23日

スピーディーな展開と人間性豊かな登場人物にハラハラしました。
自分の職場環境と無意識にリンクさせてしまい、色々考えさせられた部分もありました。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年08月09日


面白かったが色々と思うことはあった。
青山を警察を辞めさせる以外にも方法はあったんじゃないか、部署を変えるとか。
なぜ爆弾は失敗したのか、まぁ青山が完璧ではなかったということか。
最後若林が家族のことを大切にしてる感じだったが、途中進路の相談にも絶対応じたくない姿勢だったのでちょっと??となった。...続きを読む

細かいところを気にしなければ面白かった。

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Posted by ブクログ 2021年08月01日

展開はスピーディーでいいんだけど、納得感ないし、犯人詰めが甘過ぎ。NASUの実力を把握するためにいろいろやってるけど、どうだったから何を変えたとか全く出てこない。爆破失敗の理由も出てこないし。

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Posted by ブクログ 2020年02月08日

今作の主人公・若林祐警部。家庭より仕事優先、部下を信用しない彼も、ラストには少し変わったように感じる展開が嬉しかった。

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Posted by ブクログ 2019年06月30日

元警察官が元上司への復讐を目的に連続犯罪を実行する。
部下を信頼せず、組織のルールからは逸脱し、手柄の独占に拘りながら、犯罪を憎み、事件解決への執念と捜査能力は人一倍である若林警部のことを、堂場氏は否定しているのか肯定しているのかどちらだろう。
後半の展開を読む限り、良いところは残しつつ欠点を改善さ...続きを読むせたかったのかな。

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Posted by ブクログ 2019年03月18日

検証捜査シリーズ第2作。

夜間の治安悪化に対応すべく、埼玉県警に”夜間緊急警備班”が発足する。率いるのは、同僚に煙たがられるほどの仕事人間、若林祐警部。部下を叱咤しながら連続する凶悪事件に立ち向かっていく。

前作『検証捜査』で特命班の一員だった桜内省吾警部補が、若林警部の右腕として登場する。熱血...続きを読む上司と若手刑事のはざまで気苦労が絶えない中間管理職としての心情が垣間見える。前作主人公の神谷警部補も顔を出し、かっこいい姿を披露♪

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Posted by ブクログ 2017年07月30日

『検証捜査』の姉妹編?
この作品の主人公若林警部は、『検証…』に登場してないが、彼の部下桜内は出ていたようだ。
頁を捲るにつれ、永井警察庁刑事局理事官が電話をよこし、神谷警部補が桜内を訪ねてくる。
そして、神谷は最後の場面でカッコいい役割も演じる。
やはり、姉妹編かと納得。
ともかく、今回の主人公若...続きを読む林は、「部下のミスのせいで出世の階段の踊り場で足踏みして」いるとの考えに凝り固まり、「手柄を立てたい、汚名をすすぎたいという個人的な感情で動いて」おり、部下を信用せず馬鹿にし、その部下たちからの信頼はまるでゼロ。
読者にしても、とても共感など持てないキャラである。
しかし、こんな融通の利かない主人公も、最終頁で・・・。
思わず、ニヤリとしたり、ホッとした読者もいることだろう。

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Posted by ブクログ 2017年02月26日

『検証捜査』の兄弟編。
さいたま市で夜間の治安対応に試験的に召集された夜間緊急警備班。
班長は部下のせいで出世街道を外れてしまった若林警部。
副官は『検証捜査』にも登場した桜内。
他は若い刑事ばかりで、若林の傲慢なやり方に不満が続出する。
若林と若い刑事の間に挟まり奮闘する桜内。
しかも、事件が立て...続きを読む続けに起こり、捜査は難航。
連続して起こる事件には不審な点も多い。何かがある…
途中からなんとなく犯人が見えてはくるが、話はなかなか真相に辿り着かず…ちょっとイライラ。

2017.2.26

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Posted by ブクログ 2017年02月14日

「検証捜査」を読んでいたときも思ったのだけれど、前フリの長さが気になる。
ぎゅっとしたらもう少しページが少なくなるんじゃないのかと思ってしまう。

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Posted by ブクログ 2016年11月01日

性格悪い、うざい上司という、警察小説では珍しい主人公。展開の上手さは、流石だけど、犯人と主人公の関係の記述が少なくて、ちょっとモヤモヤが残るなあ。

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Posted by ブクログ 2016年05月12日

5月-5。3.0点。
埼玉県警の夜間警備班。
同時に放火、殺人、麻薬と事件が続く。
主人公は警備班の班長。モーレツ系。
後半から一気読み。まあまあ。

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Posted by ブクログ 2015年07月17日

主人公が猛烈仕事人間で部下にも同じレベルを要求する。要求された方はたまらんですよ。しかし警官だからな~。警官と消防士と新聞記者は結婚してはいけないんだとか。家族との時間より公共の治安や安全を優先するんだとか。わかるけど同じ人間だし~。

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Posted by ブクログ 2015年05月06日

主人公(?)の若林さんがかなりワガママな性格で……、なんか応援出来ないんですよね。
振り回されてる部課も可愛そうだし、最後、犯人も何だか可哀想。
それでも実は家族想いだったり、もう少し要所要所に親近感が持てる設定が欲しかったかも。

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Posted by ブクログ 2015年04月14日

検証捜査の兄弟編。←の登場人物が副官役をはじめとしてちらほら出てくる。主役は好かれる性格じゃないけど、言い訳をしないとこが良く、信用できる相手の言葉には耳を傾けていて物語が進むにつれて角が取れていく印象があった。引き込まれる感覚は少ないけど身近な土地が舞台だったのでイメージしながら読めた。

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Posted by ブクログ 2015年03月22日

こちらは、マイクル・Z・リューインのリーロイ・パウダーのシリーズをよりアグレッシブにした感じ。まずまず。

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