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Posted by ブクログ
離島を舞台に、独自の因習の残る狂気と猟奇な事件。
この島を支配する一族の跡取りとして島に呼ばれた主人公が、抗い島の謎に迫るも・・・そこには死の制裁が・・・みたいな話。
この手の作品は、乱暴な描写な作品が多い印象だが、この作品は作品の暗さ緻密さを維持したまま、奇麗な描写が作品に深みを与えている。
古き日本の習慣と、現代と、サスペンスの雰囲気が完璧で、物語の展開も演出も最高レベルでマッチしているというのがわたしの1巻の感想。
・・・いろいろ感想を追いかけると、物凄く評価が低い。
女性キャラの描写が必要以上にエロいというのが、その理由として大きく語られているように思う。
確かに、着衣の上から体のラインがはっきりと確認できる描写は「必要以上」なエロさを感じる人もいるかもしれない。
でも、この手の猟奇的な作品の場合、本当に必要以上のエロで釣りたかったら、直接的な全裸のシーンや性交渉の描写を織り込む余地はあるわけで・・・。
そんな余地があるにもかかわらず、この着衣に隠された女体の淫靡さを表現したのは、古き日本の恐怖の描写において「女性」という存在をよく際立たせる効果としての、セクシーと解釈した。
その証拠の一つに、おまけ的セルフパロディマンガで、必要以上のエロ描写をするならこうしている!と主張するような、無意味なエロ満載の漫画があるんだと思うんだ。
舞台の島の名前は「三頭島」だが、本のタイトルは「九泉之島」。
この辺りの謎も、本編に絡んでいるんだろうな…と楽しみに次巻へ進む。
先が気になりますね
日本の離島、その中にある奇祭、それに深い関係にある家を一人の少年を中心とする物語、その先に何があるのか非常に気になりますね。
……それと女体が凄いです。
謎成分の多い作品
無料で1巻をみたのですが
島の風習ものって恐ろしさがありますよね。
こういう主人公が毎回なよなよしてるのが不思議。
エロ面白いものが好物なので先がどうなるのか知りたいです