【感想・ネタバレ】帰ってきた探偵たちのレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年03月22日

高木彬光の短篇ミステリ作品集『帰ってきた探偵たち』を読みました。
『五人の探偵たち』に続き、高木彬光の作品です。

-----story-------------
日本の推理界を代表する探偵たちが、一冊に集合した。
法医学博士の天才型探偵・神津恭介、義理と人情の熱血私立探偵・大前田英策、若き捜査検事...続きを読む・霧島三郎、ぐず茂と呼ばれる検事・近松茂道、近松誕生のきっかけとなった検事・遠藤茂道。
本格推理の巨匠・高木彬光のシリーズ・キャラクター五人の文庫未収録作品だけで編んだ、『五人の探偵たち』の姉妹編。
-----------------------

1991年(平成3年)に刊行された『朱の奇跡-わが愛しき探偵たち』を改題・文庫化した作品で、『五人の探偵たち』の姉妹編です、、、

高木彬光作品の名探偵5人(近松茂道、遠藤茂道、霧島三郎、神津恭介、大前田英策)の文庫未収録作品5篇が収録されています。

 ■朱の奇跡
 ■殺意の審判
 ■妄想の殺人
 ■怪盗七面相
 ■悪魔の火祭り
 ■解説 山前譲

出前の寿司を使ったトリックを検事・遠藤茂道が見事に解いてみせる『殺意の審判』がイチバン面白かったですね、

妄想なのか、本気なのか、狂言なのか… プロットが印象的で面白かったのは、検事・霧島三郎モノの『殺意の審判』、

法医学者・神津恭介モノの『怪盗七面相』はジュブナイルっぽい印象ですが、サクッと読めて愉しめた、

相変わらずインパクトが強いのは私立探偵・大前田英策モノ… 『悪魔の火祭り』は青森のねぶたをテーマにした中篇で読み応えがありました。

『五人の探偵たち』よりも、こちらの方が好みの作品が詰まっていましたね。

0

「小説」ランキング