感情タグBEST3
Posted by ブクログ
悪玉 105P
万引き場面を写メで撮られて
脅されるようになった高校生。
でもじつは…
淡々とした描写のなかに潜む毒っぽさが
たまらない。ふっと緊張感が切れると、永遠に
何かを失ってしまいそうな刹那感が魅力。
ノンフィクション 75P
嘘をつかれていることを逆に
おどしに使うって、いいなぁ。
傷ついた痛みを逆手に、相手を痛みつけるって
サディスティックにみえて精神的には相当マゾだなぁと。
吉田ゆうこさん、すごくすごく好きで
これからも読んでいたいから、次作も楽しみ。。
装丁:平谷美佐子
Posted by ブクログ
同人作家さんの時から大好きで、その頃のCPと重ねて見てしまう笑
(私が思う)これぞBLって感じの、まぁある意味でファンタジーなんだけど、
切なさと綺麗さと、透明な空気感と焦燥感を持った作品を描かれる作家さん。
切ない
表題作は、とても悲しい。
もう一つの作品は、良かったねと思える。
人が幸せになるきっかけは不幸なのかもしれないけど、人を幸せにするには自分が幸せであることが必要なんだなぁ…。と、なんだか深いことを考えてしまう作品でした。
Posted by ブクログ
何よりカメラワークに惚れました。
台詞も少なめで、収録作二作どちらも短かい映画を見ているようでした。
どちらも、読んだ後の切なさがたまらないです。
特に表題作は、加害者への気持ちが愛情へ変わっていく流れが自然で見事でした。共依存、たまらないです。
「ノンフィクション」は書き下ろしもあって、このまま二人は纏まるんだろうなあと思うので安心なのですが、表題作の二人の今後が心配で。
寄る辺のない似た物同志の二人の行く先は、何処になるのでしょうか。
で、表題作の攻が何だか昔自分が同人やっていたキャラに見えて、「うわー、何か似てるわ」と思ってました。
受もそのカプの片割れっぽいし、でもこういう黒髪で地味な事はありがちだから関係ないよね、あはは。と思っていた矢先に、二次創作をやってらして、そのカプだって聞いて……………………こりゃあ、知りとうなかった。
別にキャラそのものではないので全く問題ないし、それでもいいのだけれど、星一個減らしました。
こういうのは仕方ないのかなあ。
Posted by ブクログ
吉田さん初読み
嫌いじゃないです良かった
表題作の「悪玉」より、後半の「ノンフィクション」の方が好きかなぁ
「悪玉」は高校生の主人公が社会人の攻めに万引きを目撃されて、それをネタに脅されるという少しシリアスなお話
「ノンフィクション」は若手俳優同士のお話で、可愛くて良かったです
どちらも雰囲気を楽しむ作品
Posted by ブクログ
思わずにへへ〜となってしまうふんわり系ほもでした。かわいかったです。
前半の中編「悪玉」はエヴァのカヲシンでした。
後半の中編「ノンフィクション」は若手俳優のボーイズたちで、これは照れるくらいうけがかわいかったです。受けのこの気持ちの変化とかももう少し見れたら楽しかった。でも攻めのこの心情描写がとても細かく、どきどきしました。
全体的にかなしいほどやさしいタッチでした。高校生とかの感受性ゆたかな頃に読めたらとても刺さってくるとおもいます。
Posted by ブクログ
万引を目撃されてゆすられる所から始まる。二人の気持ちは通じても、自分の中の疑問や気になった点が何一つ解決されていないので読後はかなりモヤモヤ。同時収録はBLドラマの撮影現場。全体的に、細かいというか余計な説明がない作品なので、映画みたいな進行。自分の好みとしては逐一説明してほしいタチなので苦手な作風かもです。
匿名
1話目は、、、
レビューの中で
表題作を悲しいと書いていた方も
いたけれど、この2人が協力していけば
新しい素敵な人生も歩めるのではないかと
わたしは思いました。^ - ^
人によって読む時の
気分で感想はかなり変わりますよね!^_^!
どの漫画でも言えるような気がします、、(^^)
きっと二人は上手に乗り越えていけると
思いますよ、わたしは(^^)
全然話題は変わりますが、絵柄が10年前と
いうことで表題作なんかは!
今と全然違う絵柄ですね!
まぁ!漫画家さん
なら誰でもそうだとは思いますが!(^^;;
Posted by ブクログ
ジャケ買い作品。
表題作は、万引き現場を“羽良多”というサラリーマンに写真に撮られた高校生“森崎”は「暇つぶしに付き合って」とゆすられる...というストーリー。
本当に暇つぶし程度のゆすりなのでもしかして死にオチ?と思ってしまった。
かわいそうな子とかわいそうな大人が傷を舐めあい、一緒にいようという結末。
勢いで心中結末もアリかもと思いましたが、表紙裏を見ると結果的には救われた感じなので、吉田先生はそこまで暗いお話にするつもりはなかったようですね。
感情の表現がストレートではないので、たとえ笑い顔だったとしても
すごく複雑に感情が入り混じっているように見えます。
表情ごとに色んな解釈ができ“読んでる”と感じる作品。