【感想・ネタバレ】飛翔―軍鶏侍のレビュー

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Posted by ブクログ

シリーズ3作目。
圭二郎の成長が頼もしいばかりの「巣立ち」。兄嫁の和や母の生き方もすがすがしい。
「咬ませ」の義経。闘鶏の具体がリアル。下男の進言には味がある。
源太夫とみつは何も語らなくても間が持つよい夫婦になった。

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2013年09月30日

Posted by ブクログ

「軍鶏侍」第3弾。物語がなじんできて、1巻では人付き合いも下手で孤高の軍鶏侍「源太夫」も道場主として弟子とともに成長し、下男「権助」のキャラが際立ち、妻「みつ」がとてもいい味を出してきている。
3弾では弟子で若軍鶏と呼ばれるまで剣の成長を見せる「圭二郎」の成長と敵討を描く。
1巻のぎこちなさはもうなく作者も成長している感じ。
4巻以降も続くと思われるが、今後「権助」の過去をどう描くかが楽しみ。

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2013年01月21日

Posted by ブクログ

細部にまで血の通った登場人物の描写が素晴らしい。
弟子の成長に目が行きがちだが、岩倉源太夫自身も秘剣を超越し、飛翔した。次回作が待ち遠しい。

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2013年01月17日

Posted by ブクログ

シリーズ3作目にして最高傑作ではないか。シリーズでありながら、連作集でありながら、1冊としての構成が素晴らしい。
道場での日常を描いたかのような1作目「名札」そして軍鶏侍の軍鶏侍所以たる若軍鶏の成長と老軍鶏の戦おうとする心意気を描いた「咬ませ」そして若軍鶏こと大村圭次郎の成長と飛翔を描いた「巣立ち」
前二話が巧みに「巣立ち」の伏線になっている。
この作品をもって野口卓さんご本人が大きく進化したと思わせる。

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2015年07月31日

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