【感想・ネタバレ】明治宮殿のさんざめきのレビュー

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Posted by ブクログ

平安時代から連綿と続く宮廷のみやびは、明治において西洋の宮廷文化を受け入れることで明治宮廷特有の様式美を生み出した「奇跡の一瞬」。明治宮廷の生活の様子を多くの資料から拾い上げて一年の流れにまとめている。筆者の目線がそのまま、読み手を宮殿に迷い込んだかのような気持ちにさせてくれました。

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2015年02月15日

Posted by ブクログ

明治時代は「伝統が作られた時代」だから、面白い。
伝統と格式を重んじるはずの宮中でさえ、実際には明治になって改まらざるを得なかった部分だってある。
それを「否定しないが積極的にはやらない」という、お公家社会の伝統的対処法で乗り切ったというか。
明治天皇の、引いては公家社会の思考法がわかった気がしたのが収穫だった。

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2015年03月21日

Posted by ブクログ

明治の宮中は、江戸時代から続く和と維新により輸入された西洋が混淆した不思議な世界だった。明治天皇、皇后、女官、侍従、侍従職出仕(少年)が繰り広げる、四季にわたる宮廷絵巻が描かれている。しかい、夜は暗く、夏は暑く、冬は寒く、見掛けほど快適で無いようだ。

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2013年10月25日

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