【感想・ネタバレ】よくある学級のトラブル解決法のレビュー

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Posted by ブクログ

 本書は,書名通り最近の学級でよくあるトラブルに対する教師のつきあいかたの方法が書かれています。
 というとハウ・ツー本のようですが,そうではありません。子どもたちの問題は大変個性的でひとつひとつ違います。だから「不登校にはこれ」「親からの苦情にはこれ」といった解決策がすぐにあるわけではありません。
 が,そんな個性的な現象が次々と現れる現場にとって,本書が役に立つと思うのは,不登校やクレームやいじめなどが発生したときに寄って立つ教師の「それらの<問題>の捉え方」「姿勢」が的確に述べられているからです。
 本書のまとめ役である小原茂巳さんは「苦情に対して なぜありがとうなのか」と書いています。このタイトルを見ただけで,「これはちょっとちがうぞ?」と思いませんか。
 すべての悩む教師達に読んで欲しいです。お薦めです。 

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2011年08月26日

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