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Posted by ブクログ
次々に出てくる状況証拠に、被疑者はどこまでも「黒」に思え、題名との関係はどうなのかと、最後まで読者の興味をひきつける。作者のストーリーテリングに○。
Posted by ブクログ
シリーズものだった!
鶴見弁護士シリーズなのね。知りませんでした。
解説によると
「黙秘」「疑惑」「覚悟」に続く4作目とのこと。
今回のストーリは、
河川敷の車から発見された練炭自殺と思われる男の死体。
しかし、不審な点があり、警察が捜査することに。
その容疑者として浮かんだのがホステスの小堀美奈子。
美奈子は鶴見に弁護を依頼するも、自分のアリバイについては明らかにしない。
状況証拠は明らかに美奈子が不利。
さらに、調査をすすめると、美奈子の周りにはさらに数名の練炭自殺者が..
無実を信じながらも、美奈子の過去を調査する鶴見。
そして明らかになるある団体との関係。
頑なにアリバイを語らない美奈子。
事件の真相は?
美奈子が隠そうとしていた真実とは?
といった展開です。
鶴見と一緒に真相にたどり着くパターンです。
この弁護士すごいです!
本書を通して語られるメッセージも唸らせられます。
自殺者の想い、その考え方..
お勧めです。
このシリーズ、読み進めたいと思います。
Posted by ブクログ
初めて読みました。読みやすかった。
尊厳ある死について考えてしまった。言っていることもわかるけれど、人間とは考えは変わっていくものなので現在の状況なんだろうな。
あのとき死ななくてよかったって思っている人はたくさんいると思うし、ただ反対にあのとき死んでいればよかったって思う人もいるかもしれない・・・
内容としては警察の捜査が甘いんじゃないかーって思ってしまった。
タイトルから冤罪なんだと思ってどこで逆転するのかと思いながらササーっと読み終わった。