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なんだ、これ⁈
元々野球の話だし、面白いだろうとは思っていたが、ストーリーも、泣かせどころも笑わせどころも、ぜんぶどハマりした。もう、今年はこれ以上の本は読めないような気がする…
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おもしろかった〜!!!
実は読むのすごく時間かけてしまったのですが、野球のテーマは元々すきだし、水害にも関わる話ということで、色んな感情も渦巻きながら読みました。
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水害に遭った蜷谷村の人々は、仮設住宅で避難生活を余儀なくされています。練習もままならない蜷谷高校の野球部の投手コーキと捕手モウは毎日ダラダラ。監督の大木は練習場所の提供者を探していますが、なかなか見つからず。町には野球の名門である圭真高校、通称K高があり、そのK高監督の結城は大木の教え子。大木は結城の才能を潰してしまったという思いから、結城には声をかけられずにいました。しかし、蜷谷高校野球部の話を聞いた結城のほうから声をかけます。こうして合同練習を開始する名門野球部と田舎の駄目野球部。読み終わった直後は「まぁまぁ」という感想でしたが、じわじわと沸いてくる爽涼感。
さまざまな野球小説に共通して言えるのは、この『イレギュラー』の一文。「忘れてはならないのは、イレギュラーではボールデッドにならないということ。どこに当たって痛がっていようが、呆然と立ち尽くしていようが、プレーは継続されるということだ」。人生も同じこと。
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2015/4/2
これはもう文句なく。
めちゃくちゃおもしろかった。
ゲラゲラ笑いながら泣いた。
これこそずっと読んでいたい本だと思ったよ。
1回ボツにした編集はセンスねぇな。
悲しい顔がツボにはまりまくりで思い出して何回も笑ったわー
めっちゃ好き。
ホントに彼らの成長をずっと追いたい。
サヨナラ試合じゃないからね、コーキ。
っていないから!怖いから!私。
と久しぶりに突っ込んでおこう。
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久しぶりのレビューです。
やっぱり野球好きだわ!
特に高校野球は、たまらん(*^^*)
田舎のヤンキーが主人公って設定も大好き(^з^)-☆
もう少しで高校野球も始まるし、ワクワクしちゃうなぁ!
ぜひ続編を!!
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笑いあり涙あり。。。
「被災」という現実が突きつけれ・・・
暗くなる場面もありながら、
笑わせられる部分も多々あります。
おもしろかったです。
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この本がハードカバーで刊行された頃、他の作家さんも甲子園モノを刊行されてて、同じ甲子園モノでそれぞれの青春を描いているのに、作家さんによって読み味が全然違うのが面白かったのを覚えてました。
この本に関しては、被災地の高校生が甲子園を目指すという重たくなりそうな題材を、三羽さんらしいポップで明るい、思わず笑ってしまうような小説に仕上がっていて面白かったです。
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洪水被害で村ごと避難生活を余儀なくされている高校球児(超クセあり)が、避難先の町の高校(強豪校)のグラウンドを間借りして練習を再開し、そこの野球部とのすったもんだがありつつ、村民の期待を受け甲子園出場を目指す。
買ったまんま長~いこと放置して(忘れて?)ました。すまぬ。
読みだしてみたところ・・・・・、こりゃおもしろーい!
熱血高校野球小説のテイストもちゃんとありつつ、全編にからめられた笑えるシーンが、まあ絶妙。
「うんこボール」て・・・・・、ぎゃははは!
笑いだけでなく、涙も感動もがっつりあります。
登場人物も、最終的には全ていい人になってしまいました。いわんや悪人もです。
あと、避難所生活についての描写もあり(東日本大震災よりだいぶ以前の作品です)、現実にこの生活を多くの皆さんが今も続けているのだと改めて認識することができました。
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私はこういう小説に弱い。そして甘い。
真剣なのに笑えて、ちょっと現実を突き付けられるけどなんとなく都合よく解決していったりしてなくもないが・・・小説なんだからそれでいいと思う。こういうこともあるんだよって暗くならずに教えてくれて、なんかいろいろあって大丈夫じゃない気もするけどなんとかなるかもしれないよって感じでちょっとふざけてても、元気になれるから。
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野球の底しれぬ素質は持ちつつも、水害に遭い、町の人間に対して不信感を抱き、やり場のないエネルギーを持て余すコーキ。自信は軽く砕かれ、本気モードへ。野球に向けられたエネルギーは仲間たちとライバル、嫌っていた町の大人たちの見守りで昇華していく。ありがちな青春物語に災害被害者が仮設住宅から元の生活を取り戻す大変さを織り交ぜている点がいいと思った。
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太陽がイッパイいっばいを読んで久々に大笑いしたので三羽省吾さんの本を買ったが積読の山にうもれていた。たまに笑いと下ネタを織り込みながらテンポよくすすむストーリーは読みやすく感情移入しやすい。流石だなあと思う反面なぜだろう?と私なりに考えてみました。三羽省吾さんの作品を何冊か読みましたが主人公の10代の若者が近年の若者言葉をあまり使わないところではないかと思いました。今現在の若者を描くのであれば語尾を上げたり言葉を短縮したりすればある意味リアルな文章になるのかもしれないが私を含めある程度の年齢の読み手には薄っぺらい捉え方しかできず物語自体が薄っぺらく思えてしまう。活字で薄っぺらく感じるのでそれがドラマや映画になり役者がその台詞を発すると思うと観る意欲がなくなってしまうように思う。若者の活字離れをなんとかしようと若者言葉を多く使う試みは理解できるがあまりにも傾倒してそれがスタンダードになってしまうと逆に私を含めある程度の年齢の読み手がその作者から離れていってしまうのではないかとふと思いました。
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水害に被災した村の少年達が、高校野球を通して全てを諦め気味だった住民を活力を取り戻させる物語。
こんな風に書くと美しい青春物語のようですが、実際にはバカバカしさと熱さが絶妙なバランスで混在した、とても楽しい作品です。
時にふざけ方がクドイ部分もありますが、三羽氏特有の作風を満喫できる楽しい作品です。
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悪徳ライターまで変心しちゃうの!? でも、ここまでやるからこその読後の満足感なんだろうね。高校球児同士・監督同士のの交流も変に嘘くさくないし、面白く読めた。
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自然災害と高校野球を結びつけた物語。裏表紙のあらすじを見るに「ありえねー」設定と感じつつ読み始めたが、思ったほどの違和感はなかった。深い話ではないが、だからこそ、軽い筆致と相まって、いろいろと考えさせられる。
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高校野球と自然災害にまつわる物語。登場人物全員が個性的で、ニナ高最後の試合は永遠に語り継げられる名勝負。
今年の東日本大震災に遭った球児たちに是非読んでほしい。野球の素晴らしさを改めて感じさせる野球小説の名作である。
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笑えた。
緊張感もあり脱力感もあり、真剣勝負だからこそ何が起こるかわからない、高校野球のわくわくする感じが存分に味わえる。
最後の方は残りページ数が気になってたら案の定、という感じだったけど。
本当は笑いごとじゃない背景もキャラのお蔭で暗くならず、こういう野球ものもいいなーと思った。
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野球小説版「スラムダンク」って感じで読みました。
何となくあのノリなんです。主人公のコーキは身体能力抜群で、ワルなのだけどどこか純情なノーコンピッチャーだし、周りのチームメイトや監督、村民などのキャラクターもどこかマンガチックです。確かにもう一つの伏線として、水害被害者達の仮設住宅での避難生活という重いバックが付いているのですが。
ところが残り100ページあたりで、おやっと思わせる展開。
さてここからどう料理するのと楽しみにしたのですが、そのままのノリで突っ走ってしまいました。もっともそれはそれで良かったと思います。
謙虚さに溢れた著者のあとがきが素敵です。
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震災被災者の生活と高校野球を絡めた心温まる小説だった。 被災者の暗い雰囲気を所々でキラッと光る三羽さんユーモアが払拭してくれ、被災者には失礼ながら楽しく読ませていただいた。 初めて接した作者だったけど、今後も追いかけたい。(^_^)v
Posted by ブクログ
村が水害にあい、練習もままならない蜷谷高校野球部と名門野球部k高校。
避難生活が今、地震や原発で避難している人達がたくさんいるので興味深かった。