感情タグBEST3
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面白かった〜。
こういう話の構成めっちゃ好き。
タイトルどおり、
フェイクやったわ。
いい意味でまんまと騙された。
沢田との対戦。
息子のナイフに刺された、
親。
人間の欲望に潜む裏切り。
味方なのか、敵なのか。
とても面白かった!
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細かい設定をいえば、現実味がなくあり得ない要素が多いです。
が、詐欺ゲーム・カジノで大金をかけて一攫千金!という大きなくくりではじめからみてしまうと、それ自体がすでに私たちの日常生活の中で現実味のない世界なのであまり気にならずに、ポーカーを全く知らない私でもハラハラ・ドキドキで楽しく読めました。
ただ、ゲームが終わったあとの物語の片付け方が…気が抜けている感じがしました。剛史と可奈の関係が設定上、微妙すぎて、微妙にするならもう少し掘り下げて引っ張ってくれれば、コンゲーム要素と恋愛要素と楽しめるし、終わり方アッサリなのも納得ですが。
色々書きましたが、内容は面白かったです!映画化したらもっと迫力と臨場感ありそうなので絶対観たいです♫
Posted by ブクログ
フェイク【fake】
1 にせもの。模造品。まやかし。
2 アメリカンフットボールで、意図しているプレーや動作を相手に見破られないように行う
トリックプレー。
3 ジャズで、即興演奏すること。
yahoo!の辞書に載ってた。
ほんでこの本は、1と2(アメリカンフットボールじゃないけど)がかかってた。
だまし合いの戦い。
依頼者を大学に受からせる為、センター試験で完璧なカンニングを実行する。
ただ、それは罠だった。
全てを失った彼らは、復讐の為、10億円を賭けたポーカーの勝負に打って出る。
入念なイカサマをかけた仕掛け人は、決して負けるはずがなかったが・・・。
と、まぁ、お互いだましだまされの連続で、あっちゅう間に読めた本やった。
大きな場面でも、小さい場面でも、Fakeがかかってるのが、めっさオモローやった。
ちょっぴり恋愛にもかかってるねんけど、それは最後にホロッとくるんかと思ったら、意外とそうでもなかったのが残念やったわ。
でも、話の流れもよかったけど、1つ1つの場面をもう一度読み返してみたら、全員、Fakeしてたのがすごかった!!
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終盤ポーカーの時のギャンブル論(確率がどうのとか)はよくわからんかったけど、最後の最後までどんで返しが続く展開は非常におもしろかったです。
敵をだますなら味方からってやつですね。
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結局いちばんしたたかだったのは、元区議会議員の西村だったんじゃなかろうか、と読み終わってから思った。
ただの爺さんだと侮っていたけど、やっぱりだてに長年政治家をやってたわけじゃないんだなと。
主人公の宮本と沢田は、似た者同士なのかもしれない。人を軽く見る、というあたりが。
コン・ゲームものは読み終わった後の爽快感がいいな。うまく騙されて楽しい時間を過ごせた。
がしかし。
根本的に私はギャンブルは受け入れがたいなと思った。
ポーカーの対戦の様子が延々描写されているのだが、ここがちょっと退屈でななめ読みになってしまう。ギャンブルそのものが面白いとはどうしても思えないのだ。
そこさえ目をつぶれば、騙し合いの様子はハラハラドキドキして面白かった。
他人を見くびってはいけないね。
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いや~、ドキドキさせてもらいました。
騙されないよう常に警戒しながら読んでいましたが、結局騙されました。
後半のポーカー勝負以降は、読んでいて気を失うんじゃないかと言うくらいに緊張しました。
アカデミー賞ものの作品。
すかっとして、楽しかったです。
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緊迫した駆け引きと頭脳戦にのめり込み、気づいたらトリックに綺麗にはまってる。
読み終えた後、一人で7並べできるくらいには
正気ではいられない。
そんなこともない。
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高校入試時に、表紙に惹かれて購入したものを再読。
タイトルの通り、「騙された」作品。
沢田の戦略もさることながら、最後にはどんでん返しが。
結構分厚い本ですが、次のページが気になるのですらすら読めちゃう。
主人公のちょっとあほ?なところも好きかな。
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コン・ゲームというジャンル名を初めて知った。自分は読んでいて見事に騙されてしまい、ラストのネタばらしでなんだかとても爽快な気分になった小説。
探偵が勉強の出来ない受験生をカンニングで合格させるという話から、ヤクザの手先とイカサマギャンブル対決をする話へと展開。途中冗長に感じるところもあったけど、ポーカーのスリリングなやり取りは面白かったし、なんといってもネタばらしが良い。
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最初から、そんなうまくいくわねないでしょって思っていたら、それはトラップで、またそんなんうまくいくわけないでしょって思ってたら、それもトラップで、、、。
話がずさんで途中でうんざりしてしまったのだけど、そういうことか、とまぁ納得。
ただ、登場人物に魅力が感じられなかったな。
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興信所の調査員・宮本と美貌の東大生・加奈は、浪人生・昌史を東京芸大に受からせるため、センター試験で完璧なカンニングを実行する。しかし、それは罠だった。全てを失った彼等は、昌史の父親を巻き込んで、復讐のため十億円を賭けたポーカーの勝負に打って出る。入念なイカサマを仕掛けた四人は、決して負けるはずがなかったのだがー。
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登場人物のキャラは立っているのだが、カンニングと同様、ポーカーのイカサマ手法が最新テクノロジーだけって、もの凄く肩透かしを食らわされた感あり。
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結末はなんとなく予想できる内容だと思うけど、その方法には若干驚かされた。
ただ、これだと主人公の探偵は道化になっちゃうし、彼のことを好きな東大生が探偵に内緒で動いて、探偵にそういう役回りをさせるのはちょっと違和感あるかも。最後のところで理由は書いてあったけど、なんか納得できず。西村親子だけだったらまあ理解できるかも。
というか、探偵と東大生のお互いの恋愛感情は私個人としてはいらなかったな〜。
親友の子供が男の子だったら恋愛感情には発展せず、よかったのかな。
あと、探偵は海外逃亡してほとぼりを冷ますからイイけど、西村親子と東大生はどうなっちゃうのかしら?
黒幕は探偵と思われてるとはいえ、西村親子がヤクザに放っておかれるとは思えないんだけど。。
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「どんでん返しが凄い」という評判を聞いて読んでみました。確かにラストのポーカーはドキドキしながら楽しめました。(ただ物語は無駄に長いような)
盗撮による作戦、イカサマポーカーを仕掛けた地点で、敵である沢田には仕掛けが分かっていたと思うし、それにまんまと嵌る主人公が間抜け…。その先に何か読者には明かされて無かった、どんでん返しが主人公「目論んでる?」と期待してたけど…特に何にも。(苦笑)
だけど、足枷になってると思われてた単なる馬鹿な浪人生が最後に鍵を握るとは。確かにビックリしました!
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コンゲーム小説は好きである。
この話も長編ではあるものの一気に読めてしまう面白さがあるが、ところどころ設定の甘さというか、強引さが目にいてしまうのが難点か。
(例えば、テーブルに仕掛けたカメラがデジカメにもかかわらずモータードライブだったり)
前半は大学入試のカンニング大作戦。後半は清廉潔白な区議会議員西村のポーカーによる挑戦と進む。
西村が思いの外の働きぶりで驚くのも、少し無理があるような…。
また主人公、宮本とその友人の娘である加奈との関係性も、なんとなく危険な匂いがすると思ったら、最後に…。
解説によると続編もありそうだというので、そちらも楽しみであるが、まだ出てないのだろうか。
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前半カンニング、後半ポーカーという構成だがちょっと長い。機械に強い事など伏線として前半部も重要ではあるが、半分以上読んでやっと本編。最後のどんでん返しは賛否あるかと思うが、ありかと。ただそこに至るまでの伏線があまりなく唐突な感は拭えない。いろんな意味でフェイクであると最後にして分かる。ラストも少しスッキリしない。モヤモヤが残る。
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かなり前、ライアーゲームにはまってた時に、本屋さんで『Fake』を見かけて面白そうだなーと思いました。
あらすじを読んでみたらまさにライアーゲームって感じで気になったんですが、その時は他に読む本もあったので買わないで、あれから6年後(?)くらいの今になってようやく読みました(笑)
序盤のカンニング、中盤のリベンジの準備、そして終盤のリベンジのポーカーとなってますが、全体的に長いと感じてしまいました。
回りくどい説明が多かったり、繰り返しのような文が多かったりで、もうちょっとまとめれば2/3くらいのボリュームになったんじゃないかな?
序盤、終盤はスピード感もあってスピード感もあっておもしろかったんですが、中盤が失速してしまった感がありました。
内容は、10億円をかけたポーカーという設定が好きです。
周到なイカサマ、裏切り、大逆転などなど。
ただ終わり方はもうちょっとすっきり終わってほしかったです。
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完全に騙された!
まぁ、そーゆうトリック自体は他の作品でもあるけど、今回ばかりは、パートナーになる浪人生がバカすぎて、読者としては油断してました。。
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この作者の作品は、テンポのいいストーリー展開が好きで、結構読んでいます。
この作品はやや荒唐無稽な設定から、ストーリーが転がっていきます。対決の場面までは荒唐無稽と思いながら、語り口のうまさに引き込まれて読み進めましたが、終盤の無理やりのドンデン返しにはちょっと引きました。もう少しスマートにまとめてほしかった、というのが、正直な感想です。
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カジノの同一フロアを同じビルに用意するアイデアは面白かった。
でも相手役の沢田が簡単に騙されすぎている事や
大学を退学させられた加奈の今後を考えてない(5億程度で済むか?)
あたりを見て主人公に共感を持てなかったので☆三つ。
政治家、安倍はどう考えてもハマコーっしょ笑
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コン・ゲーム物として私的には中の下。主人公の宮本が、そんなに単細胞な人物設定でもないのに、リベンジでも相変わらず同じようなトリックで、敵を100%引っ掛けられると自信満々なのが、ちょっと不自然だったかな。でもまぁ、この手のお話は大好きなので、結構楽しめた。
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コーンゲーム。最後は大どんでん返しなんだけど、えーっ!ずるっ!って感じだった。なんか置いてきぼり感満載。そんなオチにするならもっと伏線をはって、鮮やかに回収してほしかったけど、こういうジャンルの本は仕方ないのかな?読者を騙すのね。
ツッコミ所満載だったけど、少しはハラハラを楽しめて良かった。
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美術力はあるが、その他の学科がてんでダメな浪人生・西村昌史が父親・一穂と共に、宮本が所長をつとめる興信所にやってきた。依頼は東京芸大になんとしてでも受からせてほしいということ。なぜか以前、宮本が同じように第三者のカンニングに手をかした過去があることを宮本親子は知っていたのだ。どうしてもという依頼を断りきれず、宮本は再度カンニングに手をかすことになる。それは絶対にばれない方法のはずだった。誰か裏切り者がいない限りは・・・。
タイトル通り、物語の中にはたくさんの"Fake"がある。人物のFake、約束のFake、勝負のFake・・・もちろん物語自体にもFake(どんでん返し)がある。最後、宮本たちはある人物と十億円をかけたポーカーをすることになるのだが、このゲームがこんなに頭を使い、そして相手の様子でいかに心を読むかという、心理戦の複雑なゲームだとは思っていなかったので、ここのやりとりはドキドキハラハラすると共に、なるほどと感心しながら熱中した。ただ、宮本と、そして彼と組んでカンニングに手をかす東大生・加奈との関係に関しては、いまいちとってつけた感、不自然さが否めない。