【感想・ネタバレ】岡井隆の短歌塾 入門編のレビュー

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Posted by ブクログ

初心者の疑問に答えていったり、初心者の作品を手直しながら、短歌の基本的な知識、手法や表現の特徴を教えてくれる本。

相手に想像させる
新たな切り口を見せる
自分を肯定しすぎない、孫や子供自慢は読者がひく

これ、日本人の文芸の局地だなと思った次第。

好きな歌

をさなごの泣くさまみれば幼きより悲しみはあり来る日くる日に  芝生田 稔

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2020年08月28日

Posted by ブクログ

原本は1984年に出ていて、その後1988年に発刊された『今はじめる人のための短歌入門』がこの本の続編にあたるとのことです。私の場合、『今はじめる人のための短歌入門』を読んでからこの本を読んだので、書かれている内容のわりに定価が高く感じられました。角川学芸出版には、商業主義的になりすぎないで頂きたいと思います。

入門編というタイトルにふさわしくQ&A形式で書かれています。改めて気付かされた点などをメモしておきます。

5. 五七五までが上の句、七七が下の句。
7. 平凡ではないからこそ、短歌を作っている。
27. 最後にくる七音は一首にとって大きな意味をもつ。
29. 文芸の一種である歌は、政治的なスローガン、生な形の人生観、人情とはどこか切れたところがなければならない。それらは現実生活の中で処理すべき。
42.44. 現代短歌の本
 『現代の短歌』(講談社学術文庫)
 『現代短歌の鑑賞一0一』(新書館)
 『現代の短歌 篠弘の選ぶ一00人三八四0首』(東京堂出版)
 『静かな生活―短歌日記二0一0』(ふらんす堂)

いずれ、NHK学園の通信講座を始めてみようと思います。

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2012年09月23日

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