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Posted by ブクログ
中華系のものは結構好きなんで、新刊で買ってみました。
お話的には結構好きかもしれません。
それまでよい王だったのに、王后をなくしてからは悪行ばかりの父を諌めてきた王后唯一の姫玉華は、とうとう王の逆鱗に触れて幽閉されることに。1ヵ月後、王を倒して迎えに来たのは護衛武官の清鳳で、そのまま政略結婚。
お互いに好きなのに、玉華は清鳳は政略結婚で仕方なしに結婚したと思っているし、清鳳は玉華が親の敵である自分と結婚しても幸せになれないって思っていて、よくあるすれ違いものですが、玉華側だけでなく清鳳側の心情もところどころに書かれているので、分かりやすいです。
最終的には誤解が解けて、ハッピーエンドになるまでは予想通りでしたけど、本当の悪役が彼っていうのとか、その理由は予想外でした。確かに自分の恋人のときはあっさり殺しちゃったのに、自分の好きな子が同じ目にあいそうになったら、簡単に謀反を起こしちゃったら、心中穏やかではいられないだろうなって思いました。
Posted by ブクログ
買ったのに長い間、積んだままになってたけど2巻が発売したのをきっかけに1巻を読んでみた。
愛する妃を亡くしたショックで悪王に成り果ててしまった恵秋王。主人公の第一公主・玉華はそんな王に唯一、意見できる存在だった。けれど、ある時、とうとう王の怒りに触れた玉華は辺境の月華楼に幽閉されてしまう。けれどそんな幽閉生活も長くは続かなかった。恵秋王の信頼厚く、そして玉華の護衛武官だった清鳳が革命を起こし王を討った。そして玉華は女王となり革命の将軍・清鳳と結婚することになり…。
公主ということもあり政には不慣れな玉華。女ということで玉華を王を認めない臣下。期待されるのは世継ぎのみ。けれどそんな中、自分にできる事をやろうと頑張る主人公。けれど思うようにはいかない。初恋の相手、清鳳と結婚できたけれど、その気持ちはお互いすれ違ったまま。ラストはハッピーエンドですのでそこは安心して読みましょう(笑)暗殺事件の真犯人などは何となく予想はつきましたがその理由はちょっと唐突だったような…。
でも個人的には主人公の相手役が好みのタイプではなかったので、そこまで物語に引き込まれませんでした(苦笑)