これほど分かりやすい、投資の本は今まで見たことがありません。「投資なんて難しそうだし・・・」と思う方にこそ、是非ご一読いただきたい。
作者は『ドラゴン桜』の三田紀房さん。『ドラゴン桜』では、様々な受験テクニックや勉強法を紹介し、原作は実写ドラマ化もされ、大きな話題を呼びました。『ドラゴン桜』は「受験」がテーマでしたが、『インベスターZ』のテーマは「投資」。中学校を舞台とし、学内でも極秘の「投資部」という部活に、主人公の財前孝史が半ば無理やり入部させられるところから、話が始まります。
この物語では、投資について何もわからない主人公が、多くの魅力ある登場人物たちと関わりながら、投資の重要性や楽しさを知っていきます。投資について学ぶ過程で、ホリエモンこと堀江貴文さんや、iPS細胞の山中伸弥さんなど、実在の著名人も多く登場。現実のビジネスが絡みながらストーリーが進みますので、投資だけでなく、経済についても分かりやすく理解できます。
投資や経済について、少しでも理解を深めたいという方。『インベスターZ』を一つの参考書として、ご利用してみてはいかがでしょうか?
感情タグBEST3
お金以外のことも勉強になる漫画
やっと17巻まできました。興味深く読ませていただきました。登場人物のセリフにハッとさせられます。
もっと早くに読みたかった。
Posted by ブクログ
本巻で学んだこと
●GEの歴史とCEO育成→組織から感情(恐怖と嫉妬)を排除した仕組み作り
●鈴木商店の歴史
●投資コラム(中小企業の継承、リーダー育成プログラム)
Posted by ブクログ
たかが金のこと
GE トーマスエジソン
感情でものはダメになる
赤い褌 大義名分
疑いを持たずに従うものこそルール
稼ぐことこそ至上命題
謝る必要はない
Posted by ブクログ
後継指名は自動的だから良い
GEが成功例
ダウ構成銘柄で唯一残存している
「クロトンビル」で後継者を選抜
組織が崩壊する最大の元凶は私心
感情、嫉妬と恐怖
社会の決め事やルールとは何かを信じ込ませて人を動かすための道具
大事は少人数で行うのが成功の常道
鈴木商店
金子直吉
絶頂期を迎えると、財閥からの嫉妬で倒れた
ライプドアも同じ
個人に説明責任などない
ただの自白の強要
人には言いたくないことは言わなくていい権利がある
日本人はどういうわけか秩序に従順で組織に忠誠を尽くす
しかし組織は端から個人に忠誠心など求めていない、個人の能力の最大限の発揮と成果のみ
たかが金
日本経済を支えているのは、中小企業
日本の会社の99.7%が中小企業
ただ、事業継承が上手くいっていない、特に地方
CRCはそこをなんとかしてくれるコンサル
リーダーシップに必要な能力とは、クロトンビルでは自己認識能力、共感能力、文脈読解能力の3つ、特に大切なのが自己認識能力
今世界は「VUCA」の時代
volatility(変動)
uncertainty(不確実)
complexity(複雑)
ambiguity(曖昧)
予測不能な出来事が起こる時代
リーダーシップとは変化に対応すること