【感想・ネタバレ】勇気凛々のレビュー

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Posted by ブクログ

高杉良作品「勇気凛々」
高杉良作品の実名・実話小説です。

自転車製造、販売会社「ホダカ」の創業者 武田光司が
サラリーマンから独立、最初は赤字続きが続くが
持前のガッツさ、熱い魂で多くの苦難を乗り越え
成長していく姿を描いた作品。

私が一番印象に残っているのは
数行のみだが武田光司とイトーヨーカ堂 伊藤雅俊会長との出会いの場面。
そこで伊藤雅俊会長の懐の大きさ、そして何より
「お客様が第一」という考えがうかがえる。

ホダカだけではなく、イトーヨーカ堂の成り立ち成長も
描かれている小説なので
大企業が大企業になるまでの過程
はたまた今、この時代に転職、裸一貫で独立をしようとしている人に
うってつけ「勇気がリンリン」する一冊である。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

和民の渡邉社長を描いた「青年社長」に似ているスタイル。
今回はホダカとイトーヨーカドーが主な登場人物。
ベンチャーからバブルを乗り越え会社を大きくしていく
サクセスストーリーの姿を叙述に描いている。

成功へと導くまでの失敗談や裏切りなどもリアルで
勉強になるが、やはり重要なのはキーとなる人との
会いとその後の付き合いの仕方。その部分を
非常に強く主張しているような作品だったかなと。

ただこういったノンフィクション作品は登場人物の
功績などの要約が通常よりも増えて、小説としては
ストーリー展開も踏まえあまり読みやすいものでは
なくなってしまうのが少し残念。

0
2015年06月28日

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