【感想・ネタバレ】ハーバードとグーグルが教えてくれた人生を変える35のルールのレビュー

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Posted by ブクログ

This is a serious place for serious people.という、ハーバードビジネススクール(HBS)のジャニス・H・ハモンド教授の言葉で幕を開ける第一項。 この言葉が本書において最も象徴的だと感じました。

著者はお茶の水女子大付属高校から、オバマ大統領の出身校で心理学士を取得後、日本で起業。 さらに渡米してHBSへ入学。同校でMBAを取得すると同時に出産。乳飲み子を抱えながらシリコンバレーで就活を展開し、グーグル本社で勤務、2012年12月退社。今後は米国でJobArrive社を創業という、まさに猛者。

HBSでの議論を中心とした授業と薫陶を経て、人の可能性が無限であることに気づいたという主張や、その例示は大変勉強になる内容だと感じました。

ビジネスのキホンは信頼ですが、ここでいう信頼は、単純に不正を働かないとか騙さないという次元(当然それも重要ですが)ではなく 「仕事に明確な使命を見出して取り組んでいるか、使命に対して徹底して忠実か」という事だという点、腹に落ちました。

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2013年11月01日

Posted by ブクログ

著者は、高校を中退し、16歳で単身渡米。全寮制私立高校に進学し、帰国後起業家を支援するインキュベーションビジネスを立ち上げ、3年間運営。2008年再び米国に渡り、ハーバード・ビジネススクールへ。2010年に長女出産と同時にMBAを取得。シリコンバレーのグーグル本社でシニアストラジストとして働き、2012年12月退職。

著書に「私が白熱教室で学んだこと」がある。

ハーバードビジネススクール(HBS)は決して、非人間的なエリートを育成していたり、無機的な授業や研究が行われている場所ではなく。むしろすごく人間的な教育の場である。

人間としてより良く生きるため、組織や世の中に良い影響を与えられる人間であるための、学びの時間が流れているのがHBSなのである。

世界最高レベルの学びの場で得たものは「本物」であった。だからこそ著者は、まったくゼロから世界最高レベルのIT企業であるグーグルで働くことができ、米国で起業するという新しい可能性を手にすることができたのである。

本書の構成はHBS及びグーグルで働いてきた著者が学んできた人生を変える35のルールから成り立っている。

著者を含め、英語が堪能な人の著作に最近興味を持っている。洋書を翻訳された訳書とは違い、日本人である著者が紡ぎ出す文章。

日本のビジネス書とは違い、紹介される英語での名言をわかりやすく効果的に紹介するのみならず、色々な表現そのものが日本の著書はどこか違う。

結論が先に出ているというか、エッセンスが文章に浮き出しているような不思議な感覚を覚える。
本書もそんな素敵な一冊であった。

読後に何か内面的な溢れる前向きなやる気を引き出してくれる本は少ない。本書からはそんな自分のスイッチを刺激してくれるような役割となった。

さらっと読めるものの読み方によってはどうとでもとれる書き方には受け取り方も多様であるように思う。

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2014年04月25日

Posted by ブクログ

経営者、経営者になりたいかたのみオススメ
特に女性かなー

ハーバードビジネススクール、グーグル、そして起業。
女性としても、出産し、母としても活躍。
若いが経験豊富な彼女から、学ぶべきことは多い!

頑張る女性に読んでもらいたい一冊。元気出ると思う。

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2014年01月09日

Posted by ブクログ

ハーバードからグーグルと、誰もが羨むキャリアを積んだ筆者の経験エッセンス。文章を見る限り、筆者自身は比較的等身大の日本人のため(強烈なエリート思考ではなく)、読んでいて共感や浸透してくる内容が多い。

特に名言とも違うハーバード教授や先駆者たちの珠玉のアドヴァイスが琴線に触れる。日本と米国どちらが優れているかは無いと思っているが、経営界にとってはHBSが間違いなくトップレベルだろう。そこに属する人々の挫折や挑戦を経た含蓄に溢れる言葉は参考になる。

打って変わって「グーグルカルチャー」は日本人にとっては(アメリカ人にとってもか)ちょっとした衝撃。下手するとブラック企業。しかし世界最高峰の頭脳集団だからこそこうした働き方が最も効果的・効率的だと理解できる。

自己啓発書ではないが、伸び悩んでいる人や壁にぶち当たってる人へおすすめしたい。何かをChangeさせる一言に出会えるかもしれない。

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2013年10月25日

Posted by ブクログ

章立てしてあって読みやすい。
最初に色々な言葉が紹介されているのが読みやすい。

■自分の仕事を本当に愛していれば、挫折に屈することなく、逆境を乗り越え、自分の短所を直視して、改善に取り組むことでしょう。
①妥協しない、②優先順位を立てる、③計画して実行する。

■投資せずにリターンは得られない

■その失敗はクリエイティブか

■失敗や挫折はギフトだ
底に落ちてから手にいれたときのほうが、どこにも落ちずに手に入れたときよいも、振れ幅が大きい分だけメンタルも強くなれる。

■もし君がロケットに乗りたいなら、どの席かなんて聞いちゃいけない。ただ、飛び乗るんだよ。
したいと思ったら即行動。
どんなタイミングにも「正解」はない。どんなトランジションもいいことも悪いことも含めての変化だから。それを「正解」にするのは結局自分の行動でしかないのです。

■Yes・Noではなく、オプションA・Bで考える。

■FOMOになるな
ほとんどのことにノーと言えなければ、イノベーションは起こせない ジョブズ
FOMO:周りの皆に対してナイスでいたい。すべてに関わっていたい。でないと自分が”置いてけぼり”になるのが嫌という状態を示す言葉。

■BATNAをもて
交渉のテーブルに着くときはBATNAバトナを持つ。
バトナとは最低目標を維持するための代替案のこと。
いわゆるプランBを持つということ。

■ジョハリの窓

■自分の居場所をつくる
1週間に1日、社内で過ごす20%を業務以外のプロジェクトに使おう→かなり難しい

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2016年06月10日

Posted by ブクログ

ただ分析するだけではだめで、そこから自分ならどうするかというアクションプランにもっていくまでが学びである
チャンスはあるのではなく、自分で取りに行かなくてはならない
変化していく人間になるために大切なことは全身全霊でやること

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2015年12月12日

Posted by ブクログ

よりよい人生を生きるための考え方。
挑戦すること、変化を恐れないこと、人との関わり方、そして、行動すること、など。

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2014年05月04日

Posted by ブクログ

特に目新しい内容が書いてあるわけではないが、著者が、HBSやGoogleなどで培ってきた経験がうらづけとしてあるので、説得力はある。
ところどころ、やる気スイッチをオンにしてくるような格言もあったりで、本書にも記載してあるが、本当に大切なものをつかむきっかけを与えてくれそうな良い本である。

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2013年07月10日

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