感情タグBEST3
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何もないところから、商品を産み出すことの苦しさ面白さを伝えてくれる本。作りたいイメージを言葉にする。言葉にすることで周囲にイメージを伝える。
手のひらのコンシェルジュ
見事な形容だと思う。
仕事で悩んだ時に読み返しては、ヤル気を与えてくれる名著である。
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読み終わった日を2005年1月1日と設定していますが、実はもっと前に読み終えてます f(^^);;
NTTドコモがiモードを提供開始に至るまでを開発者の一人であり、「 iモード 」 の名付け親である著者が書いた裏話というか、暴露話的な内容です。
ドコモユーザーはもちろん、アンチDoCoMoの人も、ただの電話機が情報端末に変化を遂げる経緯が分かって面白いのでは? 少なくとも、DoCoMoユーザー歴十数年の私はそう思った1冊でした
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松永さんは、明治大学文学部OGの方。周知のとおり、iモードのコンセプトを開発した人である。紆余曲折を経て(例えば、マッキンゼーグループとの意見の対立や、IP獲得の苦労)、iモード発売までの苦労を綴った本である。非常に読みやすく、面白い。
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すべてのコンサルタントへ捧げます
すぐれた人生観にもとづくゼロベース思考にはファクトを積み上げたロジカルシンキングは勝てないことを痛感します
良質な情報をインプットしまくったうえで直感の精度をあげてファクトで裏付けるというプロセスで生きたいです
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■かの有名なiモードの企画者が、立ち上げの顛末をエピソード中心に語った一冊。
■ホテル西洋の部屋でのブレスト話がおもしろい。出入り自由、著者の人脈をフルに使って多様な人を呼んだ坩堝空間。その中でのカオスに近い話題から「コンシェルジェ」というコンセプトを閃くまでの過程にワクワクする。
■その他、キーマン夏野氏のスカウト、最初のコンテンツホルダーとして都銀を開拓する際の話、マッキンゼーとの対決、ザガット夫妻との顛末など、おもしろエピソード満載。
■夏野剛氏のiモードと比べても読みやすく、熱気が伝わる点でこっちのほうが好きかな。
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added by yossy / comment posted by yossy / iモード立役者の松永真理さんの本。マッキンゼーとの対決や「384(ザンパースー)」がわからなかった話、ジグソーパズルみたいな人集めなどエピソード中心の構成。新しいものを作っていった熱気がそのまま詰まってる本。たくさんの示唆と、パワーがもらえる一冊。
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"書棚を整理していたら出てきた本。一気に読んだ。NTTドコモがiモードを開発し、世に送り出すまでの顛末が創設したメンバー松永真理さんから語られている。
映画の実生活への効用が活字にされているのところがうれしい。
「七人の侍」という黒澤明さんが監督した有名な映画から学んだことを仕事に応用している。リクルート活動だったり、技術者とのコミュニケーションであったり、様々な場面をうまく仕事に生かすアイデアとなっている。
無から新しいサービスを生み出すには、多くのメンバーがそれぞれの役割を全うする必要がある。このプロジェクトではそれを実行できた。日本の携帯電話事業の発展に大きく寄与したiモードに携わったすべての人に拍手を送りたい。"
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冒頭で著者も語っているが、松永真理氏の著作ながら真の主役は榎啓一氏であろう。NTTという官僚組織のなかで新規事業を立ち上げる難しさと、明確なビジョンを持ち多種多様な個性を束ねてゴールへ向かう様はさながら「人格者のスティーヴ・ジョブズ」といったところか。松永氏からの絶対的な信頼からも榎氏の優れた人柄が伺える。榎氏が「囲いの外」と闘い「囲いの中」に裁量と自由を与えたからこそ松永氏や夏野氏ら傾奇者たちの才能が発揮しiモードが生まれたのだろう。CVCのお手本のような事例である。
ちなみにこのときの憎きマッキンゼーの一員がDeNA創業者の南場智子氏である。松永氏と南場氏の鬩ぎ合い、顔が見えるとなんとも強烈な場面だ。結果的にはマッキンゼーとの対立が松永氏の闘争心に火をつけ質と純度を高めたといえるかもしれない。
本書で語られるコンセプトを見ると、この時点での「iモード」は間違いなく「iPhone」であった。「iモード」の栄華を未だに誇る某通信会社の幹部らはイケてないなと思うが、榎氏や松永氏のような逸材と「iモード」のようなプロジェクトが日本でもどんどん生まれて欲しいものだ。
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20171207
こういうことがしたいんだよなー。
長期インターンをやってるのにもかかわらずリクルートでもなく外資コンサルでもなく内定先を選択した俺の選択は果たして正しいのかどうか。楽しみですね。
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何度読み返したかわからない本。
ステップアップしていくOLの話のようなものだと認識ではあるが、
文章が読みやすくてあっという間に読めるところが魅力。
この人のようにはなれなくても、考え方だったり襟を正さないとと思える一冊。
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過去に読んだ本の棚卸をしています。
こちらは「iモードの生みの親」と言われる松永真理氏の本。
NTTドコモのiモードのサービスを立ち上げる激動の期間を纏めた奮闘記です。
iモード関連の本として、『iモード以前』という本も書かれており、こちらも良い本です。
『iモード以前』はタイトルの通りリクルート時代の内容ですが、『iモード事件』はNTTドコモ時代の内容です。
合わせて読んでみると良いかも知れません。
本の帯に書かれている言葉は、「これは、新規事業立ち上げのバイブルだ!」であり、まさにリクルート時代で培った松永氏ならではの取り組み方で、困難を次々と解決して行く様は、読んでいて心地良かったです。
いわゆるビジネス書というよりも、プロジェクトXのようなストーリーとして読むことができ、行動の活力が得られると思います。
以下、赤線を引いた部分です。
・日本の企業の大部分は副業を認めていないが、リクルートでは「副業」ではなく、自分の仕事をマルチに広げる「複業」ならオーケーという考えを持っていた。
自分の業務を広げるものには歓迎するという方針だ。
・人から礼を尽くして懇願されることが、これほど嬉しいものだということをはじめて知った思いだった。
優しく、しかし毅然と、私を必要としてくれる人がいる。
・私はリクルートを退社するんじゃない。いまやっとリクルートを卒業して、新しい世界に出ていくのだ。
・人を集めるに当たって、榎は二つのことを肝に銘じた。
そのひとつは「本当に新しいことに挑戦したい人間」だ。
新しい場所に行きたいと思う人には二種類いるんです。現在の場所から逃避したいがために新しい場所を望む人と、新しいことに挑戦したい人ですね。
二つ目は「ストレス耐性の強い人間」である。
・「バリアフリー」は身体や心だけではない。「知識や情報」といった分野にも必要なのだ。
・スピードが重要なプロジェクトでも、人の気持ちが萎えているときに「頑張れ、頑張れ」と鼓舞するのは逆効果である
・「コンサルタントにはNOを言う義務がある」
・夏野は、世の中にある情報を「四つのフェーズ」に分けて表していた。
第一の取引系は銀行をはじめとしてチケット、ホテルの予約。
第二の生活情報系は天気予報や株価情報、タウン情報。
第三がデータベース系でレストラン・ガイドや乗り換え案内。
最後がエンタテインメント系でゲームや占い、カラオケ情報などである。
・長過ぎる会議は、効率を考えると決してベストとはいえない。けれど、こと新規事業においては効率だけを重視していると、事務的な連絡事項だけに終始してしまい、議題についてメンバーが真剣に考える機会がなくなる。
事業が膨らんでいかないのだ。
・シンクロニシティ(共時性)という現象がある。
お互い何の因果関係もない二つのことが、同時に起こることをいう。重要な発明発見が別の学者によって世界で同時期に起きるなど、要は偶然の一致のことである。
人間の心の奥には、あらゆる人に共通の無意識の領域があり、同じ議題を集中して考えている人々は、同じ場所、すなわち同じ解答に到達するのではないかという。
・「もの」は名前を持って初めて、生きはじめる。
・言葉は、そこにあるはずなのに、よく見えないものに強烈な光を当ててくれる。
・「自分の母親でも簡単に操作できる易しいサービスを作りたい」(AOLの社長)
・「技術は、それを意識しないで使えるようになったとき、技術だと思う人はいなくなる」(リナックスを考案したリーナス)
・易しさは優しさに通じる。
・失敗のいいところは謙虚になれることだ。
・日本の大企業は、「就職」というより「就社」の傾向が強い
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タイトルのとおり、まさに事件でした。「7人の侍」のように各方面からプロジェクトへの人材集めと集結。松永氏をはじめとする7名程度のメンバーがお堅いマッキンゼーのコンサルたちと議論を重ねながら、柔らか頭で若い人に受け入れられるヒット商品を産出すまでの成功物語。まず商品のイメージ固め、若い人、ビジネスマンもターゲットに。iモードのネーミング決定の裏話、information、interactive、internetの、それも小文字のi。失敗だった最初のプレス発表と広末涼子効果、画期的な8字×6行の画面、利用金額設定、コンテンツのアイディア(サーフィン情報・・・)"クラブ真理"でのざっくばらんな会話。「7人の侍」が度々引用され、そのリクルーティングから説明が始まるのも面白いです。ついつい彼女たちの盛り上がりにこちらも元気になる、アイディアに富んだ本でした。
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今でこそ当たり前になっているケータイのwebサービス・機能の裏には、こんな苦労があったとは!
「ゼロからイチを作る」とはこういうことなんだと語ってくれる一冊。
スピード感があって非常に読みやすい。
私も榎部長のような上司に出会いたいなぁ。
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プロジェクトを行う上で一番大切なことはメンバー構成。本書は、多様なメンバーがどのようにして集まったか、また会社という組織でiモードという新規事業を立ちあげるときにどのような困難があったかをストーリーだてて書いている。またiモードがどのような経緯で生まれたかがわかり易く書かれていて面白いです!
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同じ業界の者として読みました。
登場人物のパワーに圧倒されるばかりでした。
コミュニケーション能力、技術力、行動力、どれをとってもとてもかないそうにありません。
これだけの人が集まってこそ実現できたiモードなんだと納得しました。
企画と開発の両方に携わることができたのはほんとうに羨ましいですね。
iモードへの愛着は計り知れないと思います。
あと読み物として...
もう少しドロドロしててもよかったかも?
壁を越えるのがあっさりしすぎて、苦労しただろうと思うけど、あまり伝わってこなかった。
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松永さんがドコモに入社、iモードを開発されたエピソード。当時、社外の松永さんがNTTの社風と全く異質であり、苦労の連続であったが、自身の感覚を信じて成功した。コンセプト立ち上げ時からの苦労の連続、発表しても反応が無い等の経緯が感動を呼ぶ。
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iモードができるまでの開発を記した本。大学のときケータイで感動したことが思い出された。いまどんどん新しいサービスが出てきているなかでもたくさんのエピソードがあるんだろうなぁ。
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iモード誕生秘話の記録。
開発リーダーであった著者による克明な記録。
社会全体に影響を与え、実際に大きな変化を起こした
商品開発、そしてヒットまでのプロセスは、一読に値
するもの。
仕事をする、とは こういう事なのだと思う。
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“iモード”はなぜ成功したか? iモードの開発に携わったスタッフの手によるノンフィクション。
ビジネス書ではなく、ノンフィクションの読み物として面白いです。
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ひとつのサービス立ち上げの裏話的に読めておもしろかったし参考になる点もいくつかあった。今のCCに必要なのはこの感覚なのかもしれない(何かを立ち上げること、その達成感)。
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「新規事業が得意な人」としてiモード開発に関わった人の話。
様々なエピソードを面白く伝えているが、新規開発のコツや苦労はいまいち伝わってこなかった。
エンタメ的に面白い一冊。
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42才で、とらばーゆからドコモにトラバーユした物語。
7人の侍になぞらえて、事業を立ち上げていく過程を描いている。
何か、痛快で、おもしろい。
マッキンゼーという企画会社の企画経営プラン
松永真理の第6感的アプローチ
○本当に新しいことに挑戦したい人間
○ストレス耐性の強い人間
素人の強味
「バリアフリー」は、身体や心だけではない。
「知識や情報」といった分野にも必要なのだ。
7人の侍は、リクルーティングに力を入れた。
ロジック・ツリー
結局は、<ミーム(抽象的意伝子)>がいる。
いいか悪いか、正しいか、正しくないか
好きか嫌いか、面白いか面白くないか。
「コンサルタントには、ノーをいう義務がある。」
情報は、日々更新され、常に進化していかなくてはいけない。
WINWIN
コンテンツ企画、ビジネス企画、システム企画
Posted by ブクログ
実際の現場では、かなりきつく山アリ谷アリだったはずだし、そのような場面とそのときの心情も実際に描かれてはいるが、そのしんどさが伝わって来ない。
本当はものすごいドラマだったのだろうが、あっさり過ぎてカタルシスが感じられない。
「ちょっときついこともあったけど、なんだかんだでうまく行きました。めでたしめでたし」という程度に感じられる。
著者がマッキンゼーを嫌いなことは熱く伝わってきた。
Posted by ブクログ
i-モード誕生の話。
non技術者の視点から、どう見えていたかの軌跡。
今となってはどれぐらい価値があるのかわかりませんが、当時は大きな一歩だったんですねi-モードって。
Posted by ブクログ
今更「iモード」でもないのだけど、技術屋ではない開発者の視点が新鮮で、物語として十分楽しめた。
この頃は世界をリードする力があったように思えるだけに、日本の携帯がこの後歩んだ経緯は残念としか言い様が無い。
Posted by ブクログ
それまでのPCを使ったネットが流行らなかった日本で携帯電話を使ったiモードは大流行した。その舞台裏。
iモードそのものに対する話というよりは筆者の体験談がメイン。