【感想・ネタバレ】EAT&RUN 100マイルを走る僕の旅のレビュー

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Posted by ブクログ 2020年08月31日

2020/8/31

100マイル(約160キロ)

ウルトラマラソンランナーのスコット・ジュレクさん。
100マイル以上のレースも多々あり、また24時間でどれぐらいの距離を走れるかを競うレースもある。同じところをぐるぐる回って拷問のようなレース!

日本では2013年にこの本は発行されたが、201...続きを読む9年に発行された『Northへ』では、スコットさんのアパラチアントレイル(3500キロ)踏破の記録が書かれている。

この本では、生い立ち、100マイル、(またはそれ以上)など、多くのウルトラマラソンで走った記録と、食べ物、生き方などについて書かれている。
写真がたくさんあり、食べ物の写真も美しい。

100マイルも走れば、何らかのトラブルが起きるのは当たり前。
壮絶だなと思う。

スコットさんは、足首を怪我して腫れ上がったまま残り数十キロ走ったり、吐きまくってまた走る、幻視…それでも走ってゴールする。

スコットさん以外でも爪の下にマメができたら爪を剥ぐ、吐きながら走るなどなど。

怪我してもそのまま受け入れて走り続けるという。

距離感がおかしくなる。
フルマラソンが短く思えてくる本だ。
スコットさんは、フルマラソンの距離は準備運動みたいなものだと。

ベジタリアンからヴィーガンへ。
走るためにも何を食べるかが大事で、ヴィーガンになったという。
徹底した食事管理。

うーん、すごい。
走るためにどうすればベストかを考えている。

食生活から、筋肉疲労の回復を早めたり、怪我しにくい体づくりを徹底する。

レシピも掲載されているけど、食材の調達が難しそう。

ただ、和食を考えれば日本はヴィーガン食事を実行できそうな気もする。

足りない栄養素をどのように補うか大変そうに思えるけど。

主に前半はお父さん、お母さんとの関係、どんな環境で育ったのかも書かれている。

お母さんとの別れは泣きました。
お母さんの強い精神の遺伝子が入ってる。

なんでこんな過酷なレースを?と思うかもしれない。だけど、何かを体験したらやめられないし、またなりたいと思う。

走らなかったらわからない世界。

“僕らは楽しいから走っているんだ”

また走って頑張りたくなる本だ。

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Posted by ブクログ 2017年07月16日

デスヴァレー死の谷 深い謙虚さに裏打ちされた揺るぎない自信が必要 いっぱしの男 ミネソタ州ミズーリ ケーキ野郎 クロスカントリー シアトル ビーガン ミックストレイル 大豆 タラウラマ=ララムリ メキシコ 馬 ウエスタンステイツ100 武士道 比叡山の僧侶 ロウフード バットウォーター ZONE ア...続きを読むメフト 無我の境地 ダスティ ラスベガス ストリッパー テクノロジーを直感と融合させる ハードロック スパルタスロン クーロス 燃料が全部なくなって初めて新たなエネルギーを探し出せるのだ 自分の限界とはなんだろう?限界を越えずして、その限界を発見することなんてできるだろうか? 満たされるために本当に大切なのは、我を忘れて没頭する瞬間だと分かっている さまざまな研究によれば、運動するときに経験する「ランナーズ・ハイ」が起こる原因は、脳が大量にエンドルフィンや内在性カンナビノイドを作りだすからだ。ウルトラランニングをやっている人には元中毒患者が明らかに多いのも、それで説明がつくのかもしれない 自分を忘れて、それによって自分の新しい限界をしり、それを超えたかった。自分をこじ開けて、肉体の枠を超え、精神の枠を超えたかった。 「これを探しに来たんだろ!」マントラのように繰り返した。
【逆説】1 一見、真理にそむいているようにみえて、実は一面の真理を言い表している表現。「急がば回れ」など。パラドックス。2 ある命題から正しい推論によって導き出されているようにみえながら、結論で矛盾をはらむ命題。逆理。パラドックス。3 事実に反する結論であるにもかかわらず、それを導く論理的過程のうちに、その結論に反対する論拠を容易に示しがたい論法。ゼノンの逆説が有名。逆理。パラドックス。
ワカモレは、アボカド、トマト、タマネギ、ライムの果汁、食塩、コリアンダー、チレセラーノを、石臼ですりつぶして作られる。この中でアボカドの配合量が最も多いので、アボカド独特のコクがあり、アボカドの色、つまり緑色のペーストに仕上がる。配合量の例としては、アボカド4個に対し、トマト2個、小さ目のタマネギ半分程度、ライム果汁10ml程度、食塩5g程度、コリアンダーなどは適量といったところ。このワカモレは、トルティーヤ・チップスにつけて食べる非常に一般的なディップのひとつである。また、トルティーヤやタコスの具としても使われる。この他にもワカモレは、肉料理にサラダとして添えられるなど、他の料理への応用もなされている。
「キャロブ」というものをご存知だろうか。先日輸入食材店をぶらぶらしていたら、お菓子コーナーに「キャロブ」の文字が躍っていた。なんだろうと思って見ると、それはどう見てもチョコレートバー。でも「チョコレートの代用品」と書いてある。なんでもチョコレートよりも栄養価が高くカロリーの低いヘルシー食材だとか。

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Posted by ブクログ 2016年03月07日

ようやく読めた。ランニング関連本第二弾。(Born to Runに続いて)

物凄く感じることがあった本。
早くも今年1番か?

走ることや食べることもこの本ではとても大事な内容なんだけど、文章自体からスコットジュレクの人となりが伝わってきて、引き込まれる。

前半のレーサーとして、頭角を表し、試行...続きを読む錯誤しながら強くなっていく前半も物凄くドキドキするが、個人的には暗い雰囲気を所々で醸す少年時代と19.LOST以降で、色々な壁を前に苦悩すの回想(著者が驚くほどよく覚えている!)る部分が良かった。

暗い話が好きだし、暗い話からじゃないと分からない事はたくさんあると思う。そんな自分にはとても好きな内容だった。

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Posted by ブクログ 2015年12月03日

BORN TO RUNに続いて名著。改めて食とトレーニングについて考え直す。自分の身体はすべて自分が食べたもので出来ているのだという当たり前のことを思い出した。

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Posted by ブクログ 2015年09月25日

ウルトラマラソン界のスーパースターであるスコット・ジュレクが半生を綴った自伝。
多くの悩みや葛藤をかかえながら、数々のレースに挑み、乗り越えていく心の叫びがストレートに表現されている。
恐ろしいほど精神的にタフであり、怪我しても走るのはモチロン、骨折したまま走って優勝してしまう事もある。
また、頭が...続きを読む良くて色々な知識を吸収するし、教えられた事を素直に取り込んで成長していくようだ。
EATについては何故菜食主義になった理由は、体の調子が良くなり、回復が早くなると説明している。また、お気に入りのレシピも10種類くらい写真付きで紹介されている。参考になりそうだし、美味しそうだ。
ランナーはもちろんのこと、何かを成し遂げたい人にオススメです。

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Posted by ブクログ 2014年08月18日

この人、どんだけ根性あるんだ!なんだか、読むと頑張ろうって気になります。
菜食レシピやマラソンコラムも参考になりました(*´ω`*)まあレシピはまず作らないだろうし、あんなにしっかり食事をコントロールはできないけど、ちょっとマネしたくなっちゃうな。

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Posted by ブクログ 2014年07月17日

読んでいて、走りたくなる本でした。

ベジタリアンでもウルトラマラソン走るのに十分な栄養を取れるというのは、意外でしたが、
著者がベジタリアンで、ウルトラマラソンの大家でもあるというのが、この本を読んだら納得でした。
野菜からでもタンパク質は取れるし、植物性の油からエネルギーも取れる。
巻末にベジタ...続きを読むリアン用のレシピがあるので、いくつか試してみたくなりました。。

そんなに長く走ったことはないので想像するしかないですが、
丸一日走ったら、考えることはとてもシンプルで、一番大切にしているものが頭に浮かぶ、というように思った。

著者が、故郷のミネソタと、母親を大切にしているのがよくわかり、
特に母親と、同級生とのくだりは、ぐっとくるものがありました。


走るのは、コントロールの取れた落下
という記述が、とても面白いと思いました。

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Posted by ブクログ 2013年11月28日

フルマラソンの42kmで、膝が痛いとか言っている場合じゃない。ウルトラマラソンの伝説のランナーの自叙伝とも言えるこの本を読むと、そんなことはたいしたことではないと思えてくる。完全菜食主義で、これだけ走れる裏には、こんな風に考え、トレーニングし、実際のレースでもこんなことを考えているのかと。2週間ほど...続きを読むランニングを休んでいるが、再開しなくては。著者も今踏み出す一歩が重要だと言っているし。

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Posted by ブクログ 2017年06月22日

クリストファー・ マクドゥーガル の 「BORN TO RUN 走るために生まれた ―ウルトラランナーVS人類最強の“走る民族” 」の登場人物スコット・ジュレク の本。カラー写真入りで、 「BORN TO RUN」を理解する上でも重要。今後の僕の「食」に影響を与えそう。

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Posted by ブクログ 2013年07月16日

ウルトラ界の伝説的ランナー「スコット・ジュレク」の半生。
ジュレクのレースとの向き合い方や、生きることや食べることなど彼の人間性に深く共感しました。
以前から気になっていた「BORN TO RUN」
是非読んでみたいと思いました。

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Posted by ブクログ 2024年04月20日

-あらすじ-
42.195kmの道のりを走るウルトラマラソンの王者でありヴィーガン(完全菜食主義)のスコット・ジュレクの自伝本。ランナーとしての精神論(ジュレクさんの考え方)や菜食を選ぶことでアスリートとしてのパフォーマンスが上がったかを明かしている。

-感想-
気持ちの持ち方次第で...続きを読む難題や困難を乗り越えられ、思い通りにコントロールできるのだとわかった。フルマラソン以上のとてつもない距離を幾つも完走したジュレクさんだからこそ言える言葉や思考に何度もハッとさせられた。

アスリートってやっぱり揺るがない精神力があってかっこいい、、読むのに時間かかっちゃうけどスポーツや栄養学に興味がある人には響くんじゃないかなって思った!

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Posted by ブクログ 2021年07月06日

コメントいただけると学びになるので有り難いです。

アメリカを代表するウルトラマラソンランナーのスコットジュレクの自伝的1冊になります。
一言で感想を言うならばとても面白かったです。

トップアスリートの生い立ちからの苦悩や、孤独なスポーツであるはずのランニングを通しての人との繋がりや自分との向き合...続きを読むい方を垣間見える1冊です。

完全菜食主義を実践して自分なりに料理を研究していてレシピも多数載っています。一つは作ろうと思います。

「幸福とは何か?」を考えさせられるました。
そして幸福には食と運動に取り組む必要を感じました。

何よりもウルトラマラソンの過酷さを感じました。
私は絶対やりません。
しかし、これを機に普通のジャージで毎週1〜2回6kmの登山道を走るようになりました。楽しいです。

良い本影響って凄いですね。

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Posted by ブクログ 2021年04月15日

人生哲学、ビーガン食、強靭な精神、トレーニング、愛について、ウルトラを走る変人が赤裸々に書いた本だ。

タイトルとタイムばかり追いかけて自由を見失ってなにが大切かを教えてくれた。ゴールよりもそこまでのプロセスがどうだったか。プロセスを楽しんで身体も精神も鍛えたいと思わしてくれる本だ。
最後の章でも、...続きを読む何にも囚われない自由な走りができたことで自分の道を見つけたと! 
ほとんどの人が好きで好きでしょうがなかった趣味が、人と比べたりしてもっともっとなりタスクになり嫌になったこともあると思う。(自分はある) 純粋に好きなものを夢中にできることは、人生が豊かに幸せになる!でしょ〜 

ありがとう!応援してます。

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Posted by ブクログ 2020年01月09日

偉大なトレイルランナーだと思うし、非常に優しい人なんだなと感じました。書かれている内容も非常に励み(トレイルランニングをやってると)になるし、やれそうな気になります。
ただし、言葉とは裏腹にやってることは尋常じゃない位の鬼の精神力と行動力だと思った。とにかくやるんだ。のやってることが凄い内容。

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Posted by ブクログ 2017年09月30日

脱出するには駆け抜けろ        ──ロバート・フロスト〔アメリカの詩人〕

確かな道は自分が来た道だけだ        ──イスラエル・ネベカー〔アメリカのフォークバンド、ブラインド・パイロットのヴォーカル〕

誰か他の人になりたがることは      自分を無駄にすることだ        ──...続きを読むカート・コバーン

山が呼んでいる。行かねばならない。        ──ジョン・ミューア

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Posted by ブクログ 2016年11月20日

Born to Runのハイライトとなるレースでタラウマラ族と最後までTOPを争ったトレイルランナーということで以前から読んでみたかった本。

トレイルランナーとしてのキャリアのスタートから始まり、最盛期、そして今が綴られている。そのランナーとしての業績だけではなく、ゴール後に他のランナーを待って祝...続きを読む福の声をかけたり、完全菜食主義者としても有名で賞賛されている。

本の中では、そういった日の当たる部分だけではなく、より人間味のある、弱さ、葛藤、苦しみなども知ることができる。

何のために走っているのか?何のために走ったのか?何のために走るのか?
すべてのランナーが持つ問いを、これからランニングにより強く傾倒していけば、より強く自分も持つだろう。スコットの生き方も一つのあり方として、その時何かの助けになるのかもしれない。


心に残っているフレーズ

"とにかくやるんだ!"

"これを探しにきたんだろう?"

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Posted by ブクログ 2016年11月10日

ウルトラマラソンとはなんぞや、100マイルとはどれほどの距離なのだ、と思いながらページをめくり(分厚い…)その過酷さに仰天し、その地獄のようなレースに何度も挑戦する人達の存在に戦きました。
もっともスコット・ジュレクが特段にストイックで内省的な深い視点を持っているからここまで驚かされたのかもしれませ...続きを読むん。
人生のほとんどを「なぜ」という問いと「とにかくやるんだ」という号令を抱えて走り続けるスコット。彼のゴールはまだ先でしょうが、その時はまた話を聞かせて欲しいと思います。
で、親友のダスティとは和解できたのかな…

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Posted by ブクログ 2015年04月13日

 ヴィーガンのウルトラランナースコットジェレクの食とランを中心としたウルトラマラソンの旅を標した自伝。
 彼は、走って走って、母親の病気を契機に、少しずつ変わって、完全菜食主義に行き着く。そして、ストイックなまでの走る事に対する意識。走る理由になっているのは、健康ではなく、走るために生まれて来たから...続きを読む。走って、菜食。この2つを一生をかけてきわめている。
 肉を食べずにどうやってウルトラマラソンを走りきれるのか、皆が不思議に思うのだけど、自然とともに、ローフードを食べて過ごす事で健康を維持する。タンパク質も大豆を中心に十分とれる。
 一つ一つのレースにドラマがあって、厳しい戦いの中に、彼のストイックな精神がかいま見れる作品。日本語バージョンしか知らないけれど、もう少しドラマティックな表現があるといいなと思う。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年10月30日

ウルトラマラソンやトレラン界ではスーパーヒーローである(らしい)スコット・ジュレクの自伝。なんというか、まさに超人である。足首を骨折してメロンみたいに腫れ上がってるの走り続けて優勝するとか、こんなこと俺には到底真似できない。

ただし、この本の核心は超人自慢でもストイック披露でもヴィーガン食への勧め...続きを読むでもない。
彼の考え方というか求道心や探究心には感心できる部分、少しずつでも見習いたいなぁと思産分が多々あったのは収穫。

より賢く走り、より賢く食べて、より賢く生きる
このシンプルかつ難しい悟りというか結論というかに至ることが大事であって、24時間走り続けることやサブ3を達成することや大会に優勝することは、その結論へ至るための方法の一つであって終局の目的ではない。

ランであれなんであれ、この結論に至る道を歩み続けるのが大事だなぁと思えた次第。

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Posted by ブクログ 2014年05月30日

凄まじい経歴を持つスコット・ジュレクの自叙伝。
走り始めた経緯やヴィーガンとなったこと、走り続ける意味などが語られている。
また、ヴィーガン料理のレシピもたくさん掲載されており、これがみな美味そうだ。
経歴もさることながら、靭帯が切れたり、足指を骨折したり、炎天下で嘔吐を繰り返しながら、それでも完走...続きを読む・優勝してきまうことも凄すぎるが、諦めない意思や走ることへの純粋さ、真摯な姿勢が素晴らしい。
ウルトラトレイルは結果だけではなく、どう準備して臨んだかと、負けた後どうしたかという負け方が大事だと語るが、これは人生にも通じる。
一番大事なのは走ることを楽しむことなのだと思うが、それも同じであろう。
少し走ることから遠ざかっていたが、この本を気に時計を外して、楽しんで走ることから再開してみようと思えた。

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Posted by ブクログ 2014年01月13日

読み出すまでがなかなかで、読み進めるのにも時間がかかってしまったけれど、スコットジュレクの自伝的内容でそこにランや食べ物についての考え方ややり方が織り交ぜてあり、大変興味深い内容でした。
私自身は人間という動物は猿と同じ雑食だと思っているため、ヴィーガンにはなれそうに無いですが、動物性のものは徐々に...続きを読む摂取量が減っています。
いいと思う部分は真似したいです。
この後のスコットの人生が気になるところです。

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Posted by ブクログ 2013年09月21日

ヴィーガン(完全菜食主義者)のウルトラマラソンランナー。解説で石川弘樹さんが書いているとおり、みんなが距離も十分走って、ウェアやギアも最新のものを使って、市販のサプリをとっていたら、あと差異をつけるなら、食事や生活、メンタルの部分の追求になるのだろうと思いました。だけど、仕事したり、社交したり、家族...続きを読むと生活していれば、自分の理想だけ追求することは難しく、共感、支援してくれる仲間の存在は大事だなと思いました。

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Posted by ブクログ 2013年09月19日

著者はウルトラランニングでは伝説的な人ですね。なぜ走っているのか。自分の半生を近年まで綴っています。読むと無性に走りたくなります。走るためのモチベーションを引き上げてくれます。俄かランナー必読です。

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Posted by ブクログ 2013年07月19日

ディーン・カーナゼスの「ウルトラマラソンマン」を読んだ時の衝撃には若干及ばないが、それでも超人の超人たる所以、あるいは私たち凡百と変わらない部分を赤裸々に知ることができる名著だ。

ヴィーガンと聞くとどうしても信条的、思想的に偏向した人…、のようなイメージを抱きがちだが、純粋に競技能力向上のためにそ...続きを読むうした、という点も非常に興味深い。
ローフーズも含め、自分も機会があれば試してみたいものだが、日本でサラリーマンとして生活している以上、実行に移すのはなかなか難しそうだ…。

例に漏れず、あくまでも超人基準の一人称で著された本であり、100マイル走るとか24時間走るとかをいかにもなんでもない普通のことのように書かれているので、そこのところを勘違いしないように留意する必要がある。

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Posted by ブクログ 2018年11月26日

「Born to Run」もそうだったのだが、評判の割にはどうも内容に入り込めない。文章の流れが肌に合わないのか、ウルトラマラソンという世界にいまひとつ共感できないからなのか。
本の最後に「マラソンは人生なんかではない。似ているようだが、人生にゴールなどない。大事なことは、それにどう取り組むか(プロ...続きを読むセス)である。」とあったが、この言葉にはとても共感できた。

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Posted by ブクログ 2017年07月08日

ウルトラランニング界の偉人による自叙伝的エッセイ。しがない市民ランナーはその名前も知らなかったが、すんごい人であることがまず分かった。しかも完全菜食主義(ヴィーガン)。父親との葛藤、病気になってしまった母親への正直な心境吐露、ウルトラランナーに成長するまでの様々な人ととの関わりが、“EAT &...続きを読む;RUN”は著者の全てになった。

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Posted by ブクログ 2017年06月24日

本書の中の気に入った箇所を以下に(僕の言葉で勝手に書き換えて)無作為に引用する。

超長距離を走るには深い謙虚さに裏打ちされた揺るぎない自信が必要である。
痛みは無視するか、抱きかかえる。全ての痛みが必ずしも重要とはいえない。

ウルトラという競技はゴールまで時計を止めない。
そこが椅子に座ってゆっ...続きを読むくりと食事をしたりフカフカのベットで休眠出来るツール・ド・フランスなどのステージレースとは大きく異なる。
ステージレースでは生まれながらの才能や積み重ねてきた練習量、そしてもちろん資金力がアドバンテージとして加算されるが、ウルトラではそれらを全部使い果たした後に新たにエネルギーを産み出せるか~所謂ゾーンに入れるか~が鍵である。

犬が如何に楽に走っているかを観察する。つまりシンプルに地面とつながることで幸せになり自由になり、そして速く走れるようになる。~ヒッピー・ダンの教示

ダスティー語録
マラソンランナーなんて朝起きると歯が全部あるか心配で一つ一つ数えるような奴らだ。
潔癖症でフォームやペースだけを心配し、身体を動かすという基本的なことを忘れていることを皮肉っている)

ウルトラマラソンのパラドクス
勝つためには孤独に生き、生活の中のあらゆるものを代償として捧げなければならない。しかしそんなテーマをライバルたちと共感そして共有出来るからこそ、この競技を愛し、ライバルを愛し、世界を愛することが出来る。

長距離になればなるほど、素の自分が試される。

怪我は最高の先生である。

願わくは、至福を求める巡礼者が無為の精神で水を汲んで木を切るように、僕も死ぬまで山々を走り続けることができたなら…

※補足
本書で紹介されている著書、人物
◇「癒やす心治す力」 アンドルー・ワイル
◇「ウルトラマラソン」、「ブレークダウン・レーンからの省察」 ジェームス・シャピロ
◇「さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる」 エックハルト・トール
◇「癒やしの旅」 ダン・ミルマン
◇「シーハン博士のランニング人間学」 ジョージ・シーハン

☆イアニス・クーロス
☆シュリ・チンモイ

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2015年09月17日

ポテトフライにたっぷりのトマトケチャップが”サラダ”だと思っている欧米人にとって、日本食とその文化は、神レベルの健康文化らしい。
オー、ベリーファッキンクール、ブシドー。

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Posted by ブクログ 2015年07月26日

週末ランナーとして走っているがこの本を読むにつれやっぱりシリアスに努力しないと偉業は達成できないということだと思った。ウルトラマラソンやヴィーガン(菜食)もちょっと憧れるがその程度の気持ちで手を出しちゃいけませんねー。

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Posted by ブクログ 2014年05月11日

壮絶な物語。
驚くような成果を上げる人は、私からすると理解を超える努力をしている。決してまねできないし、そもそもまねしようとも思わないが。

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