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Posted by ブクログ
資格取得後に嘱託職員として勤務していた時に、初めて「補助」ではなく、「主導」として子どもたち(その時は1歳児)を導く立場に立ったが…子どもたちの心を掴めず、だんだん‘叱る’のでなく、ただ‘怒る’保育となってしまっていた。そんなときは決まって後味が悪い。
苦闘していた僕を救ってくれたのが、原坂一郎氏のこの著書。「本当に言葉がけ一つで子どもらの態度が変わるのかなぁ」とやや疑心暗鬼ながら実践してみると…本当に魔法のように子どもたちの態度が変わった!!!今でもあの時の驚きは新鮮に覚えている。
後に原坂氏に直接会いに行った際に「子どもの声が聞こえるようになった」とおっしゃっていたのだが、“大人(自分たち)の思考と子どもたちの思考は違う”ということを実践を通して学んだ。
今でも原坂氏の著書は自分の保育における‘バイブル’となっている。
子どもを叱った後に後味の悪さを覚える方には是非とも一度呼んでみてほしい本である。
Posted by ブクログ
保育者向けの内容なので家庭の育児に即そのまま役立つわけではないが、具体例を上げての言葉のかけ方とポイントが分かりやすい。勉強になった。
すぐ効果が出たのは、食事が進まない時の「あと少し食べたら残していいよ」の言葉がけ。食べ出すし時には完食。さすがプロの技!
四六時中一緒にいると「まるごと受け入れる」「満足感を与える」「するべきことを具体的に言う」が難しくなって、つい脅しで子どもを動かそうとしてしまいがち。そんな時の軌道修正に助かっている。