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Posted by ブクログ
【あらすじ】
夫が突然、失踪。まりあは彼を探して思い出の島を訪れるが島の助産院の先生から予期せぬ妊娠を告げられる。家族の愛情を知らずに育ったまりあは夫がいないまま、出産をするかどうか戸惑うが…? 太陽と海と自然の営みが紡ぐ、みずみずしい命の物語──
【感想】
Posted by ブクログ
なんとなく表紙に惹かれて買ってみました。
いのちをはぐくむっていいなあ、と思えた作品。
舞台が南の島っていうのがいい。
実際に行ってみたいくらいに素敵なところでした。
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日常の中で、いつの間にか行き違っていた主人公とダンナさま。
お互いの中から優しさが欠けていく中で、ダンナさまは失踪。理由も分からない主人公は、ダンナさまを探しまわるけれど、見つからない。
そんなとき、新婚旅行で訪れたハートの形をした島に、ダンナさまが行きたい!と言っていたことを思いだし、島へ・・・
すぐに帰るつもりで訪れたその島で、主人公は道に迷い、「つるかめ助産院」という産院に巡りつく。そこで出会った「つるかめ先生」に告げられる自身の変化。迷い、悩みながら、主人公はその島で、いろいろな人と出会いながら、忘れかけていた優しさを思い出し、たくましく成長していく。
すごく温かく、切なく、ほのぼの・・・
ハート型の島に、私も行ってみたいです。
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小川糸さんは「食堂かたつむり」で受け付けられなくなった作家さんである。
「つるかめ助産院」はドラマにもなっていた記憶があるし、気にはなっていたんだけれど、読む気にはなれなくて。
そんなとき、古本屋でこちらを発見したのだった。
命をはぐくむということは、とても難しくて、素晴らしいこと。
この一冊で完結するので、少々駆け足なところは否めないかな。
原作はもう少し丁寧に書かれているんだろうな、とは思う。
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若いころの小林聡美さんが似合いそうな…
ずいぶん前に灰谷健次郎さんの作品をたくさん読みました。それはそれは、心の温まる作品たちであった記憶があります。「つるかめ助産院」それとよく似た空気を持っています。
ある女性が南の島で体験した暮らしをつづったものですが、映画になりそうな、若いころの小林聡美さんが似合いそうな(あっ!助産院の先生なら今でもぴったりかな…)そんな作品でした。
ラストでの小野寺君の登場はあまりにもドラマチックすぎるのではないかな?とも思いました。
Posted by ブクログ
原作小説とだいぶ違います。
でも、このマンガ版も私は大好きです。
自分が妊娠していた頃、辛くて悲しい事が起こりました。私はお腹の中の子供の存在だけが心のよりどころになりました。あの頃の気持ちをたくさん思い出させて、吐き出させて、癒してくれた作品でした。
ありがとう。